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かほりとともに、 <CHIQ> 01

2022.04.06

今年6月末〜7月あたりにリリースを予定して現在商品開発中の、OFSオリジナル・香りのプロダクト。

調香は「かほりとともに、」主宰の沙里さんが。そしてパッケージなどグラフィックや全体のディレクションをKIGIが担当する。

今回の自分はプロジェクトの提案と、コーディネーター的(っていう?あらゆる調整をする)役割でしょうか。
OFSのプロジェクトは、内容にあわせて座組みをしていて、グラフィックは勿論KIGIで、その他一番ミニマムな座組みの時は、私がライティング含む色々を兼ね、映像や画像は得意なスタッフに用意してもらったりするが、今回、映像ディレクターには香音君、ライターは齊村朝子さんにお願いしている。頼もしい!

2人はペアでお願いする事が多く、最近では「Lake of Grace #005 〜風と湖〜」や「Lake of Grace #004 〜DEAR T.I.〜」など。DEAR T.I.の時などは、3泊4日で二人だけ滋賀に送り込み、過酷なスケジュールの中、18組のインタビューを琵琶湖をグルっとまわって撮って来てもらった。(その過酷極まりないスケジュールを組んだのは私で、しかも、一部時間が逆行して組まれていたという酷さ。その節は本当にごめんなさい。)いつも無茶を聞いてもらっている2人。

よく「OFSはどうやってプロジェクトを進めているの?」と聞かれますが、できることは自分達で、出来ないことやお願いした方が良いことは外部のお力を借りています。(いずれにしても力技感。)

OFSの企画で出会った異業種のクリエイターさんと、コラボして何かを作ったり新しいプロジェクトが実現するのは、OFSをやっていて良かったなぁーと思える瞬間一つ。そしてやはり、関わる人間が外部に増えるほど深みが増すのです。といい感じに話を持って行っておきましょう。

前置きが長くなりましたが、「かほりとともに、」の沙里さんとの出会いは、OFSの企画、ジュエリー作家さんやブランドを集って開催した「Jewel box . # 001」。
「身に纏う」という意味で「香り」もジュエリーのひとつ、と考えて、ヨシエさんが以前面識のあった沙里さんにお声がけしたのが最初。

それ以来、OFSとの企画で何度かご一緒させてもらっている。
コロナ禍でのオンライン企画「おうちの過ごし方 by OFS #004_かほりとともに、」や、ワークショップなども。

沙里さんの香りは、日本国内から集めた植物から、自らの手でエッセンスを抽出し調香。自然の豊かな世界観を感じられるように、なるべく手を加えず、シンプルに魅力を引き出す抽出技術で、その香りは、何重にも折り重なり、旋律を奏でるように記憶や感情、創造力に響く、これまでどこにもない香り。

お家の過ごし方」企画で、沙里さんにインタビューをさせて貰った時に、香りが相手に気持ちを届けるツールになる事も知り、OFSの想いを香りを通して沢山の方々に届けたい、と思ったのが、このプロジェクトの始まり。

沙里さんは、香りに対する愛情が溢れすぎている方で、その暖かい陽だまりのような容姿からも感じられる事は多い。

「かほりとともに、」主宰の沙里さん。取材中に植原さんが撮影。自然に撮って、こんな映画みたいなビジュアルが撮れることってあるんだろうか。
思わずキャプションを追加。

今回は、OFSをイメージした香りを制作ということで、沙里さんの軽井沢のアトリエへKIGIとライターの齊村さんと、訪問させてもらったのでした。

手前が齊村さん。毎回ありがとうございます!

少し長くなりましたので、アトリエでの取材の様子はまた次回へ。

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