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KIGIと百草 08 〜番外編〜

「いまここnote」と言いつつ、全然いまに追いつけていない。「いま」よ、ちょっと待って。

そんな訳で、実はもう終わってしまったのですが…
今年のGWにKIGIが展示をした岐阜の「ギャルリ百草」を運営する安藤明子さんが、青山のギャラリーcomoでpop up「安藤明子の百草サロン」を開催されていたので、ボスの良重さんと、ジュエリー作家の薗部悦子さんと一緒に伺った時のお話。

先に言っておくと、これから紹介する明子さんの「百草サロン」は、7月30日(土)から北海道のsabitaさんでもpop upをするらしいので、気になった方&北海道へお住まいの方は是非そちらへ。

青山のギャラリーcomoさん
「百草サロン」というのは明子さんがオリジナルで展開している筒状のスカート。着物の着付けのように紐でキュキュッと巻けるので、自分の腰回りに合わせてジャストフィット。ちょっと食べすぎちゃっても緩められるから大丈夫。あと、下に重ねて履くもので何通りにもコーディネートが愉しめる。
今回のpop upではビンテージファブリックをコレクションされているson eat main の荒川眞澄さんとのコラボ企画でした。
ビンテージファブリックで作られたサロンも可愛い。百草サロンは、色んな作家さんとのコラボレーションを展開しているのも魅力。
良重さんのデザインもあるのです。良重さんの図柄をmina perhonenがファブリックに仕立て、それを使ってサロンに。これでもかっ!っていう、コラボコラボコラボ。
その良重さんはシンプルな黒いスカートをチョイス。リネンの素材感とフォルムが可愛かった。良重さんも可愛い。
薗部さんは慎重に悩む派。
私は、変わり種。テキスタイル・ファッションデザイナー spologumの野中さんのデザインがプリントされていたサロンに入店5分で目を留め、お持ち帰りしました。こういうバキっとした感じが好き。下に履いているのは、この日着てきた私物のパンツ。こうやって持っている服に重ね着して雰囲気を変える事もできる。

正直な事を言うと、百草サロンは可愛いな、と思いつつ、自分にはちょっと雰囲気が優しすぎて似合わない気がしていたのですが、今回このサロンを見つけて、迷わず手にとってしまった。

後々の明子さんとのお話で「百草サロンにはホッコリ感を持たれる方が多いのだけど、デザイナーさんとのコラボレーションで、色んなスタイルを提案していきたいのだ」と。そんな明子計画にすっかり乗せられました!

自身のギャラリーを運営するだけでなく、こうして各地でPOP UPも展開する、精力的な明子さん。穏やかそうな風貌からは想像できない熱量の持ち主です!

閉廊後、岐阜での展示の打ち上げも兼ねて、皆で野村友里さん主宰のeatripへ。

(※注)ここからは、美味しい物には言葉はいらない!状態で只ひたすらメニューを写真で紹介です。

原宿の路地裏なのに、森の中にあるようなお店。
店内の雰囲気にも期待が高まる。
本日のメニュー。スマホで見ている方は二本指でグイーンと拡大して見て。
ケークサレ 生ハムクリーム
季節野菜の盛り合わせ ナッツ味噌ソース
宮崎産初鰹とウイキョウのマリネ あんがとう農園の花
レモン?味の泡アワが乗ってました
Cocco farm の玉葱のスパイスフリット
銚子産スズキのソテー 茄子のピュレ
仔羊のロースト 赤パプリカのソース
アメリカンチェリーのヌガーグラッセ ノワゼットサレのクランブル
カトラリーレストは百草の安藤雅信さん作品でした

素材の持ち味を十分に知り尽くして、過不足なく引き出しているようなお料理には勿論、次のお皿が提供されるタイミングも良くて。(私はすぐそういう事が気になっちゃうのだけど)そのベストのタイミング計るためにキッチンとホールとで細かくやりとりをしている声が気持ちよかった。

話が盛り上がって、気づけば周りのお客様は帰ってしまっていて、私たちのテーブルだけが残っていたけど、店員さん達は急かすこともせずに最後まで暖かく対応してくださって。

外は雨がひどくなっていたけど、心は満足で、皆さんとサヨナラしました。

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