オーディション応募してくれたみなさまへ

ありがとう。


本日23:59締切の弊団体のオーディションに、今回も応募がたくさんたくさんきた。


前回の時も書いたけど、今回も描きたくなってこのタイミングで書いています。

まずはとにかく、たくさんたくさんの応募をありがとう。と伝えたいです。


独り言を書かせてください。


殴り書きなので、読みづらかったり変な表現あったらごめんなさい。

前回(11月「Bittersweet Flowers」)では過去最多の応募が来て、過去最多の採用をした。

良いものは良い、と信じているので、出会い方よりも自分の良いに従って毎回配役を決めている。
ご一緒できた人とはそれができて、とても幸せ。

でも。

毎回「今回はご一緒できなかった方」が毎回必ずいて、しかもその人数の方が多い。
特に今回は短編だし、もともと少人数キャスト。

みなさまのプロフィールを拝見して、オーディションで会えるのが楽しみな一方で、今回はお見送りするというご連絡をほとんどの方にしなければならない。

でも、出会えたからには必ず機会は巡ると信じている。

特におぶちゃは来年5周年記念で9ヶ月連続で公演を打つ。


5周年に向けて、更なる高みに行きたいし、更なる素敵な出会いに巡り会いたい。

だからこそ、毎回オーディションを開催する。


自分の周りにいる素晴らしい仲間たちで固めてしまうのは簡単。
僕は
ここからさらに広がる可能性を信じたい。し、信じてる。


だから、(まぁきっと見ていないだろうなと思いつつ、)もしもこのnoteにたどり着いた応募者の方がいたら…と想像して、書いてみます。


応募してくれた方へ

この度はありがとうございます。

僕はまだまだ無名の脚本家で、無名の演出家で、無名の俳優です。

去年上演したおぶちゃ作品がある賞レースで一次審査を通ったと思ったら、別の賞レースで一次落ちして審査員の寸評でしっかりめのダメ出しをいただき、真正面から落ち込んで、しっかりめに悔しがったりしております。


そんなありがたいお言葉を胸に刻み、湧き出る思いをモチベーションに変えて今日も懲りずに作品を作り続けております。


そんな単純な男が主宰する(まだ)なんでもない団体に応募する。
世界の人にとっても、表現者にとっても2年くらいずっと大変な時期が続いていて、先行き不透明な世の中で行動してまだ何者になるのかもわからない団体のオーディションに応募する。

その志をまず讃えたいです。
飛び込む勇気に心からリスペクトです。

今回、おぶちゃに応募してくれた動機はなんでしょうか?


作品が好き?過去に好きなキャストが出てた?ギャラがあるから?以前受けたけど、やっぱり今回も気になって?おぶちゃの作品が好きだから?


僕はなんでも良いと思ってます。


…まぁそりゃぁできたら「僕の作品が好きで好きでたまらない」って人だと1人の人間としてはとても嬉しい気持ちはあるけど(あるのかよ)(素直に言えよ)、
でも、どんな応募動機にせよ。

来週会えることが嬉しいです。

自分で言うのもおかしいのですが、おぶちゃはなんとも不思議な場所で、
出演してくれたキャストやスタッフが終わった頃にはすごい熱量でおぶちゃのことを考えていて、次第には5周年記念に向けて作戦を練るグループLINEまで出来ています。ここで日々あーでもないこーでもないとキャストスタッフがおぶちゃを盛り上げるためにアイディアを投下してくれてます。
もちろん強制ではないし、それが全てではないですが、

僕はこういう「本気の遊び場」を好きな仲間と一緒に作れることが、楽しくて仕方ないです。
「本気の遊び場」を作って守り抜くのには相当な覚悟と苦しみが伴いますが、僕は一緒に笑いながら苦しめる仲間がいてくれればそれでいいなと本気で思います。あとその仲間にちゃんとギャラを払えればそれでいい。

今回、そんな仲間がまた増えることを心から楽しみにしております。

最大限のリスペクトを持ってオーディションに臨みますので、
ぜひともみなさんの才能を遠慮なくバシバシに迸らせてください。

本気で向き合う豊かな時間にしましょう。



それでは、当日お会いするのを楽しみにしています。


おぶちゃ主宰 大部恭平

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