「おぶがたり」日記①
日記を書いてみる
今日から稽古が始まりました。稽古は毎日あるわけじゃないけど、
本番までの間、日々なにかしらをやっているので日記を書いてみようと思います。なんでかと言うと、今やっていることは僕にとって初めてのことで、この一人芝居を通じて感じる気持ちを忘れたくないからです。
一人ひっそりリアルノートに書いても良かったけど、
せっかくなら誰かの目に留まって、
「ああ、こんなやつがこんな気持ちでこんなことに挑戦してたんだなぁ」
と思ってもらえたらいいなって気持ちです。
そして是非劇場で、そして配信で見届けてくれたら嬉しいです。
もし、もう見届けてくれるのが決まっているというそこのあなた。
ありがとうございます。だいすきです。
稽古場では1人ぼっちで孤独感が半端ないので、
ノートを通じて今の気持ちを共有できたら嬉しいです。
れっつごー。
稽古初日。読み合わせ。
大部恭平一人芝居「おぶがたり」
今日は読み合わせをしてきました。
と言っても演者はぼく一人。他に誰もいません。
これはたまりません。
休む間もなく次へと行くわけですから。
とにかく必死に読みました。
一人でただひたすらに読みました。
途中までは「ここはこうやって読もうかな」とか「このキャラはこういこう」とか考えてましたが、途中で全部吹っ飛びました。
当たり前ですが……1時間以上、こんなに自分だけがセリフを喋り続ける経験はありません。
改めて世の中の一人芝居経験者のパイセン方にリスペクトが止まりませんでした。
ただただがむしゃらにやった結果。
とても気になります。読み合わせの最初ですから。
僕は恐る恐る、作演出の朱木雀空に「どうだった?」と聞きました。
そして言われた一言。
「面白かったですよ!」
よかった。
一安心。
そこからさらに、音楽や衣装小道具、構成など細かい部分をたくさん詰めました。
雀空は「見えましたね」としきりに繰り返しておりました。
確かな手応えを感じているようでした。
僕は今回は役者に徹するというのを大きなルールにして臨んでいるので、
全体像を無理やり追わずに、目の前の物語1つ1つを演じることに集中しています。なので、まだ雀空ほど「見えましたね」レベルは高くないですが、
僕の信頼する雀空が言うんだから間違いないんだと思います。
これから演目ごとのタイトルとか、稽古動画とか、
なんでもかんでも晒していこうと思っていますので、是非チェックしてくださいね。
おぶがたり開催までの時間も一緒に楽しんで、一緒に盛り上がってくれたら嬉しいです。
おぶきょがこれまでどんな道を歩んできたのか。
そしておぶきょがこれからどんな道を歩むのか。
少しでも興味を持ってくれたらこれ以上の幸せはないなって思います。
まずは、僕は次の稽古までにセリフを覚えます。
大部恭平一人芝居
「おぶがたり」
2021年8月7日(土)、8日(日)@千本桜ホール
観劇チケットはコチラ⇒
https://ticket.corich.jp/apply/113270/
配信チケットはコチラ⇒
https://ofcha.theshop.jp/items/47460596