「葬送曲」終演|5周年記念&9ヶ月連続企画ありがとう|これからのおぶちゃ【①〜「葬送曲」編〜】
おぶきょです。
note書くのはまぁまぁお久しぶり。
いっときは毎日1000文字チャレンジをしてたので、なんだか懐かしい気持ちになりついついたくさん書いてしまいました。
飽きられてしまうのが悲しいので、先に要点だけ伝えます。
3つの話題をまとめないとなあと思いつつ、一つ目テーマ「葬送曲」終演だけで7000文字近く書いてしまった。でも仕方ないよね。こないだ終わったばかりでまだまだ熱が冷めやらないんだもの。
というわけで早速書いていくぞー。おー。
「葬送曲」終演
改めて全公演が無事終演しました。
全キャストについて語るとキリがないなあと思っていたので書くのは控えようかなとか思っていたけど、パンフのこぼれ話にも「自分のブログに書くか」と言っていたし、やっぱり書いてしまいました。
作品の中身とかについても色々書きたいけど、配信がもう少しだけあるし、まずは本編を楽しんでもらいたいので、脚本家としてカッコつけたアレコレを書くのは改めます。
おぶちゃとしては初の28名の大所帯キャスト。
誰一人欠けることなく最後まで駆け抜けられたことが何より安心。
応援してくれた皆様もそうだし、スタッフもそうだし、
なによりも、ひとえにキャストたちの尽力があってこそ。
この1つの作品がここまで辿り着けたことは本当に奇跡なんだなあと実感しております。
たくさん語りたいけどキリがなくなってしまうので、それぞれ僅かばかりですが、ともに駆け抜けてくれたキャストたちを紹介したいと思います。
田中菜々(ノノ役)
一昨年の「Joie!」から5周年記念の連続企画をたくさん支えてくれて本当に感謝。今回はななちゃんが意外とやらなさそうな役をお願いしました。
唯一のダンスシーンありな役でしたね。というのは冗談だけど、作品の中において出てきてくれると安心するポジションを演じてもらいました。
夫婦共々これからもお世話になります。いつもありがとうね。
鈴木雅也(トモヤ役)
今回改めて雅也の凄さを感じました。稽古でもたくさんたくさん支えてくれて、本当に頼もしかった。急遽相手役が3人になるという事態にもかかわらず、嫌な顔1つせず相手役と向き合う姿は毎度尊敬です。
「スプリング、サプ、カム。」から始まり5周年をともに盛り上げてくれたことに心から感謝。6年目以降のおぶちゃにとっても、雅也は欠かせない仲間なので、これからもよろしくね!
崎野萌(シロタ役)
やっぱりこの人の舞台上での存在感が好きだなあと本番中にも思ったし、配信を見返しても思いました。舞台でのお芝居を見てお誘いした大部の勘は間違ってなかったです。期待通りの仕事をしてくれて感謝です。
あとトークも短いフレーズで盛り上げるあたり、なかなかの強者だなぁと思った。あと、冷蔵庫の中にケータリングのものをいれるときに「もえちゃん」と書くのはなんだったんだろうと思ったし、結局飲まずに帰っちゃうし、メンタル強ええって思いました。
tamico.(おばちゃん役)
おぶちゃの母・たみこ。まさにたみこにしか務まらない役でした。
何よりおぶちゃ5周年記念の連続企画に欠かせない仲間の1人。ほぼ全部の企画に参加してたんじゃないかな?w
個人的にはたみこと大部のバチバチシーンができてよかった。長い付き合いの中で初めてだったね。楽しかったなあ。お互い良い歳になってきたので、健康に気をつけながら長いこと共にできる時間があると良いなぁと思います。
塩川莉世(リエ役)
初舞台おめでとう!でも、初とは思えない舞台度胸。さすがでした。オーディションの時に唯一、全シーン、全役の台詞を覚えてきたのが莉世でした。この準備ができるプロ意識があれば、リエ役は莉世に任せたいと思えた瞬間でした。稽古終盤でさらに自分でエンジンかけてきて、作品への向き合い方の熱量がグンとあがった時に頼もしさを覚えました。今後の活躍が楽しみです。
南部海人(リョウヘイ役)
出会った瞬間に「リョウヘイ、居た」ってなった海人。
海人の存在感はこの芝居になくてはならないものだったと、配信を見返して改めて感じたなぁ。稽古も常に前向きに取り組んでくれて、ハードはシングルキャストを盛り上げてくれたことに感謝。舞台経験がそんなにないって言ってたけど、ステージ経験が豊富だから周りの経験豊富な共演者に引けを取らない存在感だった。これからの活躍をとても期待しているし、これからも機会があえばまた一緒に何かつくりたいね
[“Franz”]
高橋優太(父役)
今回もたくさん裏で支えてもらいました。特に出ていないGeorgチームでの動きは100点以上のもので、逆に出ているFranzチームたくさん0点の芝居を叩き出していました。幻の警官の登場前にしっかり練習しているのが本当にツボでした。
9ヶ月連続企画はこの人なしでは語れないといううちの大事な1人です。3月に黒板を使って話した色々な夢と野望、1つずつ叶えましょう。
これからもよろしくです。新たな形でのチャレンジも色々したいので、落ち着いたらまたガッツリ語りましょう。
松井遥己(ケンチン/ソウタ/コウジ役)
3役をやるにあたって、遥己なりの葛藤とかもあったと思うけど、それを乗り越えて本番をやってくれたことに感謝。転換とかでも周りを見ながらフォローに動いてくれたり、ステージでの視野の広さと着替えの速さなそ、裏導線での頼もしさも見えないけど非常に大事な活躍でした。
今回ようやくご一緒できたことに感謝。ハニカムのみんなにもよろしく伝えてね。
安田未優(リコ役)
舞台上での自然な未優が本物なのか、舞台を降りた不思議な未優が本物なのか。どちらにしても心のままに生きる素直さが芝居に現れていてよかった。
話せば話すほど興味を持ちました。オーディションの時に真面目なフリをしていたと言っていたけど、芝居が好きなことがすごく伝わってきたので真面目さはあまり関係なかったです。これを機におぶちゃに興味を持ってくれていたらとても嬉しいです。東京での久しぶりの舞台におぶちゃを選んでくれてありがとう。
鈴木莉菜(マネ/カチュ/医者/アリサワ役)
1月のおぶちゃLIVE、4月のBittersweet Flowers上映会と今年も色々と一緒にやったりなごん。今回はなんと4役。特にカチュは稽古終盤でガッツリ演出をつけて増やした役。おぶちゃ節全開な役を任せるのにりなごんは欠かせない存在になったなあと思った。
そしてそして、おぶちゃHP担当としてビジュアルチームの一員で尽力してくれて感謝。りなごんと春先に語った時のことが忘れられなくて、お互いの夢とか目標を年甲斐もなく追いかけて行こうぜって思いがあるからまた落ち着いたら語りたいね!
坂元秀平(マサヒロ役)
5年ぶりの秀平さん。5年の間も僕の芝居をたくさん見に来てくれてて、常に僕のことを褒めて励ましてくれた。
5月はサプリンさんがお世話になって、その代役で僕が稽古に参加してた時に色々と語れて、今回の出演に結びついた。あの時も帰り道が一緒で、色々と語れて嬉しかった。秀平さんの人への優しさと作品への粘り強さがとても好きです。任せっきりになったせいか、稽古終盤に「おれって、本当に大丈夫?」と相談されたことが印象的でした。またおぶきょ作品に出てくれたら嬉しいな。
大倉安奈(サラ役)
1月のおぶちゃLIVE、そして3月の「スプリング、サプ、カム。」を経て3度目ましてだったあんちゃん。数年前からニアミスがあってなかなか共演が叶わなかったんだけど、気づいたらこんなにたくさんおぶちゃに関わってくれて感謝。今回の役についてもたくさん壁にぶつかってそれでも諦めずにたどり着いてくれて、新たなあんちゃんを見せてくれたことがすごく嬉しかったなぁ。
これからもcheekyさん含め、貴重な同年代として仲良くしてね!
小野里茉莉(Franz:ユウカ役|Georg:シズカ/ナミ役)
実質9人目のシングル。何より、28人いるキャストの中で1番細かい段取りをやってのけてくれた。チーム別で転換の段取りが違うってかなり難しいんだよね。その難しさを感じさせないのは茉莉ちゃんのクレバーさがあるから。そして、偉そうに聞こえちゃったらごめんだけど、去年のビスフラの時より芝居の強さが増していてとても頼もしかった。今度は少数人での芝居でのまりちゃんを見てみたい!と思ってました。最後に伝えられてよかった。
かのうみゆ(カエデ役)
初舞台おめでとう!そして素晴らしい歌をありがとう。
顔合わせの時に「カエデに歌わせたい」って相談をしたら快諾してくれて、大部が作詞することを提案してくれて嬉しかったしハードルの高さにドキドキしました。でも僕の歌詞をしっかりと咀嚼してくれて、歌詞を渡したその日の晩に作曲をして持ってきて「すげえ。天才だ……」って思ったなぁ。本番終わってみてFranzみにきた僕の知り合いは結構カエデ推し多めでした。さすがだぜ〜まったく!
宍戸利騎(ショウ役)
初舞台おめでとう!今回の最年少だけど、臆せず座組に飛び込む姿が印象的でした。利騎は稽古をやるごとにどんどん芝居が良くなっていって、本番中は1人の俳優としてビシッと居たことがとても嬉しかった。
千秋楽終わって「初舞台はどうだった?」って聞いたら「楽しかったです!」とまっすぐな目で答えた利騎がとてもかわいかったなぁ。これからいろんな経験をしていく中で、おぶちゃのことをたまに思い出してくれたら嬉しいし、またおぶちゃに出たいなって思ってくれてたらとても嬉しいよ!
田村綾菜(シズカ/ナミ役)
2月「ひとしきり、ひとくぎり」以来2回目の綾菜。あれから半年ちょいの間にきっといろんな経験をしてきたんだろうなって思うような逞しさがありました。グイグイ成長する綾菜に次世代の台頭を垣間見ました。次世代はもうすぐそこまで来ているぞ。
本番入るまで綾菜なりに色々と苦しんでたみたいだけど、乗り越えて躍動する姿が頼もしかったです!
[“Georg”]
西野大作(父役)
8年ぶりの大作さん。本番前に握手をするんだけど、毎回手が冷たかった。千秋楽までずっと緊張していた。ラストシーンの転換中に大作さんの表情を見るのが毎回の楽しみで、終わりの方の柔らかさが最初とは大違いで面白かったなあ。
最年長で若手たちとの距離の取り方とか難しいこともあったと思うけど、最終的にしっかり溶け込んでいてさすがでした!そして何より、たくさん偉そうに芝居を語ってすみません。
8年後に幻の警官の舞台をやるので是非出てください。
岩崎良祐(ケンチン/ソウタ/コウジ役)
3役をお願いした良祐くん。稽古場でワイワイ騒ぐこともなく、淡々と役を育てていく姿がとても頼もしかったです。自由にやって良いよと言ったものの、自由なアドリブがどんどん出てくるあたりもさすがだったし、そんなスタンスが彼をミステリアスな人物だと印象付ける部分だったのかなと思います。実は楽屋で一番仲良く話していたのが大作さんと聞いて、ちょっと大作さんを楽しんでいるエピソードがとても好きです。
全然違う役の良祐くんも見てみたいなぁと思った底の深い俳優さんでした。
野田真実(リコ役)
初めましてだったけど初めまして感がなんだかないのだまみ。友達チームも友達感が最初からあったり、のだまみは何か特殊能力を持っているのかな。
私服も稽古着もポップな色味でおしゃれで、話しかけやすくて、他のキャストともどんどん仲良くなっていって、Georgチームの空気を明るくしてくれた立役者なのかなとこっそり思っていました。のだまみが兼ねてから思っていたナチュラルな芝居をする念願を叶えられたみたいで、是非またおぶきょ作品でお芝居してくれたら嬉しいな。その時ナチュラル芝居じゃなかったらごめんね。
森川耶美(マネ/カチュ/医者/アリサワ役)
今年5月に上演したゆみちゃん主催のユメミテイヨウさん公演「ひらけ!パンドラボックス」でサプリンさんがお世話になりました。
それを経て念願の共演。4役を任せました。複数役やってもらうにあたり、モブで終わらせるつもりは毛頭もなく、1つの役として全部演出として成立させたつもりでした。全部熱量を持ってくれたことに感謝です。
個人的には絡むシーンがたくさんあってとても楽しかったです。
同じ主宰として、これからも切磋琢磨できたら嬉しいなと思います。
西間庭惇(マサヒロ役)
まにわくんは瞬発力抜群でいつも盛り上げてくれてた。稽古場で一番同じとおりにやらなかったし、台詞通りにもなかなか言わなかったけどそれを成立させちゃう空気がまにわくんにはあってズルかった。
本番期間、みんなに内緒でこっそり「ボスいじり回を追うごとに長めにやっていいよ」って伝えたら毎回どんどん期待を上回ってくれました。
しかもまにわくんは同い年。役者を続けている仲間に出会えたのはとても嬉しい。これからも気が向いたら是非おぶちゃに遊びに来て暴れてくれたら最高(ダンス)!だぜ。
早川咲月(サラ役)
初めましてのさっちゃん。気風の良い声がとても好き。
本番入ってからどんどんセットとも仲良くなってくれて、転換周りも含めて作品を向上させてくれて感謝。サラは人情に厚い一方で責任の取り方のスタンスが曖昧な人だったけど、さっちゃんはすごく責任感を必要以上に背負って臨んでくれてるなあという印象でした。
インスタの投稿で僕の「あなたの役の正義はなんですか?」という演出での言葉が印象的と書いてくれていて、代役とか含め作品と向き合ってくれていたことが嬉しいなと思いました。ありがとう!またじゃがりこあげるね!
熊手萌(ユウカ役)
こちらも同じく初めましてなくまちゃん。以前おぶちゃを見てもらってたみたいだし、僕もくまちゃんのお芝居を見させてもらっていたから安心感ある中で稽古ができた。今年のくまちゃんは特にたくさん舞台に出ている印象。本数多くなって疲れるどころかむしろ全く尽きることのない芝居への探究心がすごかった。自由にやれることをとにかく楽しんでくれて、行き詰まって苦しんでくれて(笑)、そしてその殻を破ってくれたからこそ、ユウカのシーンがお客さんの心に残ったんだろうなあと思います。
白鳥ゆりか(カエデ役)
初舞台おめでとう!そうかGeorgでは唯一の初舞台だったのか。お芝居好きたちがウヨウヨいるGeorgの中でも、ステージ度胸満点で臆せず楽しめるのはさすがだなぁと感じました。
普段はいつもニコニコしてて受け答えもすごく明るいけど、芝居で悔しい想いをした時に垣間見える負けず嫌いで根性もあるゆりかの姿が印象的でした。最後まで諦めずにカエデを作ってくれてよかった。
次も舞台が決まっているみたいなので、これから女優としてどのように輝いていくのかとても楽しみ。
山本海里(ショウ役)
海里はねえ、稽古終盤くらいからいつの間にかいじられポジションを確立してたよね。そして稽古では毎回みんなの目の前にいって1人1人に挨拶してた。なんだろう。お芝居が好きというより、表現とか人間そのものを愛してる暑苦しい奴で、なんだか自分の初期衝動を思い出した。ほっとけない可愛さがありました。
お芝居でも人付き合いでも、これからもその気持ちを忘れずに突き進んでほしいなと思う。あと、今度海里にかっこいい写真撮ってもらいたい。あと、友達のシーン出てた?
ゆゆ・THE・エクスカリバー(カエデ役[10月1日のみ])
情報発表してから稽古開始直前に急遽舞い込んだ28人目のキャスト。
その名も、ゆゆ・THE・エクスカリバー。急だったにも関わらず積極的に稽古に参加してくれて、非常に心強かった。さすがエクスカリバー。
劇場入りしてから雑談を交わす機会が多くて、ゆゆの人となりを少しだけ知れたんだけど、とても面白いやつだった。さすがエクスカリバー。
お芝居好きがビシバシ伝わってきたし、今度はしっかりと全ステージ出演で、芝居づくりしたいね
田中和音(ピアノ役)
いつもお世話になっている和音さん。
毎回最高な音を奏でてくれました。これからもたくさんおぶきょ作品に力を貸してください。そしていつか一緒に大阪公演を実現させて、食い倒れしながらベロベロになるまで飲み明かしましょう!
楽屋でもたくさん楽しい話ができたし、時に僕が集中したがっているのを察して「ちょっと目黒川のあたり散歩してくるわ〜」って言ってロビーでそっと待機してくれていたこと、忘れません。俺にいつか大阪公演を実現させてお酒奢ります。
髙畑岬(主演・キョウヘイ役)
褒めすぎちゃうと照れちゃいますが、今回くらいはコレくらい言ってもバチ当たらないと思う。
あなたがいたからこの作品ができました。
あなたが稽古序盤から台本を外したから、座組全体の稽古レベルがあがりました。
あなたが稽古中盤に両チームのキャストと距離をつめてくれたから、座組の空気が本番に向けて仕上がりました。
あなたが稽古終盤に苦しい顔一切見せず涼しい顔で取り組んでくれたから、作品に粘り強さが出ました。
あなたが本番、変わらずに真ん中にいてくれたからこの作品がお客様に届けられました。
ありがとう。
心意気、男気、芝居力。全てにおいてリスペクトしてます。
大事な節目を共に歩んでくれたことに感謝。
僕にとって、あなたがこの世界でできた数少ない友達です。
友達を誇りに思えることがこんなにも喜ばしいことなんだって教えてくれてありがとう。
感謝が尽きませんが、いつかあなたに何かしらで恩返しができるよう、僕も精進していきます。
これからも無理しすぎない範囲で付き合ってくれたら嬉しいよ。
そして、諸々落ち着いた頃に2人旅にでも行きましょう。
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ふぁーーー。
7000文字超えてる〜〜〜〜。笑
こんな仲間達と最後までできて、大部は幸せ者でした!!
生まれて、生きて、死ぬだけなのに、人生って最高だな!!!!!
おぶちゃ5周年記念を見届けてくれた皆様。
ありがとうございました!!!!
(〜その②〜へつづく……!)
(続くのかよ)
(ここで終わりでもええやろ)
(一旦続くことにしておこう)
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