Bittersweet Flowersありがとう

2021年11月8日 23:51

おぶちゃpresents
「Bittersweet Flowers」

全公演終了しました。
ご来場、ご視聴いただいたみなさまありがとうございました。

キャスト・スタッフ・何よりお客様に心からの感謝です。

昨日までの熱狂が嘘のように、今日からそれぞれの生活に戻るこの感じが何度やっても不思議な感じで、特に主宰団体の公演だと寂しさがひとしお。
キャスト・スタッフも、僕自身も次の現場に向けて動いていくから、僕もしっかりと受け止めて前に進みます。

楽屋でキャストには大入り袋を渡した時と同じ順番で、
お客さんともこの気持ちを共有してから次に進みたいと思います。

河津唄役/荒木凪瑳
河津は自由度の高い演じる人によってキャラ感が変わる幅のある役。荒木凪瑳らしい仕上がりになって、面白かった。
おぶちゃにいないタイプだったから面白そうってオーディションで思ったことを思い出したなぁ。
最後のセリフ「起きれれば」の妙な説得力がすきでした。

和歌山佳乃役(P役)/鈴木莉菜
サプリンがそうなんだけど、１度演じた役を違う作品の中で演じるってすごく楽しくてすごく好きで、和歌山もそれ。芝居以外の活動でりなごんとの関係性を築けたからこそ挑戦できた配役。ソロLIVEを8st分観れて幸せでした。
なんか年々、力が抜けた芝居に磨きがかかってるよね？笑

丸場縷々役/凪原志音
縷々のセリフ「あ、でも私盛れてるからいいや」（うろ覚え）は、流れは割愛するけど、なぎとの会話から生まれたもの。時間はかかるけど確実に前に進むなぎがぐいぐい成長して、いつかおぶちゃを牽引してくれるを同じ辰年生まれのおじちゃんはひっそりと願っています。

秋原莉々役/小野里茉莉
会ってすぐに「たみこの妹役」と決めてた。最初のシーンの「人生意味あるなし論」をほぼ初見でちゃんと咀嚼して説明できていて賢い子だなぁと思ったし、コンビニでアイスを奢ったら２度目から完全に味をしめていてコイツは全くコノヤロウだぜ……って思ったよ（荷物運んでくれてありがと）

羽那生凛・水瀬ひまり役/真田真帆
２役やるって難しいようで簡単なようで難しい。だから今回はひまりは出せないかなと思ってたし、本当に稽古開始直前まで悩んだけど、た。「そんな悩みは不要だよ」と昔の自分に教えてあげたい。真帆ちゃんは根性と本の読解力があるから、見事に演じてくれた。
作品愛とお客様への責任感を感じる姿勢はカッコ良かったです。

藤村朱里亜役/岡野きらら
きららちゃんは黙ってる時としゃべってる時のギャップが一番あるんじゃないかなと思う。なんかきっとこの子は「小さい頃から変わらないね〜」って言われ続けてここまで来た子なんだろうなというくらい飾らない。芝居では元ネタになる僕の高校の友達に想いを届けてくれてありがとう。笑

尾花茅祢役/宇野仁美
うのちゃんは同世代だからこそ、あの劇団のくだりとかとても共感していて、きっと本人も多くの理不尽の渦に巻き込まれたんだろうなと思っている。でもさ、いいじゃん。今こうしてお芝居していることが答えだよ。ペースとか規模とか色々あるけど極論そんなの関係ないと僕はどっかで思っています。続けようぜ同世代よ！

葛西美奈絵役/河口舞華
まいかちゃんは年下とは思えないくらい芝居もしっかりしてるし稽古から黙々と準備を怠らず取り組んでくれていたし、普段は滅多に出さなかったけど多分、超絶負けず嫌いで自分に厳しい子だなぁプロだなぁと感じまくりました。尊敬。ちなみに美奈絵は俺の弟の嫁さんとの話がベースになっています。

土岐桔穂役/田中菜々
Joie!に出てくれた時を経たからこそ、コミュニケーションを深めて稽古から役を作れた。その成果がふんだんに出ていて僕はとても嬉しかった。ななちゃんの気品と潜んでいる鋭利な感情を役にぶつけさせたいって思ってた。セリフにない「トイレどこですか？」に毎回反応してくれてありがとね。シカトしてよかったのに。

蘭由依香役/尾崎礼香
こんなに役にはまるのかというくらいはまったランキングトップのおざきちゃん。本番前の過ごし方とか安定感あって頼りがいあった。そういえば昨日帰ったら妻が号泣してて「どうしたの？」って聞いたら「ヴァイオレット・エヴァーガーデンぜったいみて」って言われたよ見るしかないねこれはね。

秋原亜珠沙役/tamico.
今回の作品はたみちゃん無しでは出来なかった。
豪快さと繊細さと品のあるたみちゃんに、みんながついていく姿にに頼もしさと誇らしさを感じました。波瀾万丈・異端な人生を歩むたみちゃんがこの先どうなるのか楽しみです。
これからもおぶちゃをともに広げていきましょう。