【 YouTuberから『プロサッカー選手』へ 】 異質なキャリアから学ぶ”サッカー選手の価値”とは!?
━━━━━ 誰もが憧れる「プロサッカー選手」としての道のり
今回、J1クラブ「サガン鳥栖」で「プロサッカー選手」として活躍される深谷圭佑さんにインタビューをさせていただきました!
深谷さんといえば、大学卒業後に約1年間YouTuberサッカーチーム『Winner's』( 初代キャプテン ) でプレーされ、その後、J1クラブ『サガン鳥栖』へ入団された異質な経歴の持ち主です。
そんな深谷さんから、「どのような経緯でプロサッカー選手になったのか?」「深谷さんなりの”サッカーの楽しみ方”」「プロサッカー選手として後世に残していきたいこと」についてお聞かせいただきました!
前編、ぜひお楽しみください!!
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【 インタビュー前半から衝撃の事実・・・!? 】
◎ 中渡瀬:
では早速1つ目の質問なのですが、深谷さんは「どのような経緯でプロサッカー選手になられた」のでしょうか?
◉ 深谷さん:
簡単にいうと、大学卒業後に社会人サッカーチームに入って、その後にサガン鳥栖に行ったという流れですね。
でもここまでに色々ありまして・・・笑
◎ 中渡瀬
色々ですか!笑
気になるので、その「色々」をもう少しお伺いしてもよろしいでしょうか!?
◉ 深谷さん:
あまり口外していないのですが、実はもともとプロサッカー選手をそこまで目指していた訳ではなくて。
というのも、僕はサッカーをやる理由が『楽しいから』なんですよね。
この楽しいというのも、もちろん『勝利』もありますけど、僕の中では『”仲間”と共に結果を出すこと』が楽しいのかなって思い始めて。
こういう考えを持ったのも小学5年生の時だったのですが、それこそ県トレセンで友達が中々いなかった時に、サッカーに「楽しさ」を見出せなくて。
それをキッカケに、『別にわざわざ上を目指す必要もないな』って感じ始めたのが、プロサッカー選手をあまり意識しなくなった要因ですかね。
◎ 中渡瀬:
そうだったんですか!?とても意外です!!
◉ 深谷さん:
そうなんです。
ただ僕は先ほども言ったように『”仲間”と共に結果を出すことが”楽しい”』ので、所属クラブでは『どのように組織として勝てるのか、どのようにこのチームで結果を出せるのか』を常に模索していました。
だからこそ常にサッカーが楽しかったし、楽しいからこそ練習もたくさんやる。
そうすると、必然と上手くなっていくんですよね。
◎ 中渡瀬:
なるほど。
いわゆる、「自分だけが良くなればいい」ではなく、あくまでも先ほど仰っていただいたような「”組織”を勝たせる」といったマインドセットだったからこそ、「今の深谷さん」があるのかもしれないですね。
◉ 深谷さん:
これが正解というわけではないですし、人それぞれ別の道のりがあるとは思いますが、確かに今の僕を作っているのはそのような出来事があったからなのは間違いないですね。
ただここまで色々言いましたけど、今はサガン鳥栖というクラブに誇りを持ち、プロサッカー選手としての自覚を持って本気でサッカーと向き合っていますよ!!!笑
◎ 中渡瀬:
そうですよね!なんだか安心しました!笑
でも本当に、プロでもなんでも「サッカーが楽しい」という気持ちがなければやっていけないよな〜と改めて考えさせられました。
【 プロサッカー選手として残したいもの 】
◎ 中渡瀬:
それこそ現在プロサッカー選手として活動されていますが、「プロサッカー選手として残したいもの」などありますか??
◉ 深谷さん:
僕は「サッカー選手”だからこそ”残せるものを残したい」と思っています。
やはりプロサッカー選手の言葉、プロサッカー選手ではない人の言葉など、誰が言うかによって伝わり方って変わると思うんですよね。
なので、それを踏まえた上で僕は「GKの素晴らしさ」や「GKのカッコ良さ」、「なぜGKという1つしかないポジションでプロサッカー選手になれたのか」などを日本サッカー界に残せていけたらと思っています。
◎ 中渡瀬:
やはり「GK」の価値向上と言いますか、実際にまだまだ日本サッカー界では「GK」というポジションが蔑ろにされる現状もある中で、僕らとしても深谷さんが仰る「GKの素晴らしさ」や「カッコ良さ」を、これからのサッカー界の未来を担う子供たちを中心に伝えているので、めちゃくちゃ共感しました!
◉ 深谷さん:
そうですよね。「GK」として、僕もそこをもっともっと良くしていきたい一心です。
ただ、先ほど僕が言った「サッカー選手”だからこそ”残せるもの」を残すためには、今の僕ではまだまだ力不足で。
というのも、そもそも選手として現状試合に出ている訳ではないですし。
◎ 中渡瀬:
確かにサッカー選手として「試合に出ているかどうか」はすごく大事な要素ですもんね。
◉ 深谷さん:
だからこそ、僕自身は「今よりもっと上を目指す」ことを意識しています。
影響を与えたい、価値を残したいという中で、その“価値の総量を大きくする”ために、サッカーで活躍しなければいけない。
そう自分に言い聞かせながら、今は必死にサッカーと向き合い、選手としてもっと成長できるよう日々練習に取り組んでいる感じですね!
◎ 中渡瀬:
”価値の総量を大きくする”という言葉、ものすごくしっくりきます!
深谷さんの人間性といいますか、『覚悟』をすごく感じました。
貴重なお話ありがとうございます!!
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