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Stereophonics – Word Gets Around
97年発表。
ブリットポップ末期にウェールズからやってきた骨太ロックバンド。
当時シーンの最前線にいたOASISやCASTなどよりもずっと重い音を鳴らすギターと、重心の低いドラムを中心としたダイナミックなバンドサウンドと、ケリー・ジョーンズの素朴でブルージーな歌声が素晴らしい。長ったらしいギターソロがほとんど無い潔さも良かった。
アルバムからは6曲がシングルカットされ、ロングランヒットとなったが、チャート上は6位とそこそこで、意外な感じだ。
1曲目の「a thousand trees」の「流し」が出世したみたいな身近な歌い出しから、バンドの演奏が入ってきて一気にガツンとくる感じがいつ聴いても最高。
2枚目は同じ路線だったが、3作目からポップになりメジャーな感じに変わっていったのは良し悪しあり。ただ、ケリーのヴォーカルはどの時期でもリアルで良い。