2005年に出た作品。確かその年の朝霧JAMで試聴会みたいなのが開催されていた。朝霧とか苗場とか、サウナの休憩タイムとか、チルアウトに最適なサイケデリック・エレクトロニカ・アルバムだ。
音がキラキラ光りながら通り過ぎて、サーっとほうき星みたいな余韻を頭に残して、波のように押し寄せては消えを繰り返す感じ。酩酊状態でなくとも、リラックスした状態で聴けば現実から離れた世界に連れてってくれる。
個人的には、マイブラのラブレスと近い世界。
美しく儚い白昼夢。
この作品が出た8年後にハーヴェストというイマイチな作品を出してから名前を耳にしなくなったのが寂しい限り。