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Leon Russell – Leon Russell And The Shelter People
71年。スワンプ・ロックを代表する一枚。
この作品が出たあと、すぐに開催された「バングラディッシュのコンサート」の演奏を思わせる混沌とした音像が圧倒的。
同 コンサートでも活躍したボブ・ディランの「A Hard Rain's a-Gonna Fall」「It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry」、ジョージ・ハリスン「Beware of Darkness」を含む。ジョー・コッカーのために書かれた「The Ballad of Mad Dogs and Englishmen」も聴きどころだ。
迫力ある音を主導したのはライヴ感ある音作りに定評のあるグリン・ジョンズ。意外な感じだが、ニック・デカロもストリングス・アレンジで参加。
2000年代にも通じるクソかっこいいロックアルバムだ。