オフショア開発ベトナム開発拠点の作り方
はい、こんにちはオフラボの花井です。
今回はオフショア開発の開発拠点の作り方を説明していきます。
オフショア開発を希望されているお客様の中には、後々オフショア開発の開発拠点を持ちたいお客様もいます。
開発拠点を作りたい理由は、オフショア開発のような外部の企業に開発を依頼をすると、コントロールしにくく、自社開発チームよりも競争力が劣るためです。
強い開発チームを作成する方法として、オフショア開発を利用することは非常に有効な手段です。
費用や開発力で多くのメリットがあります。
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オフショア開発の開発拠点を作り方
皆さんのイメージされているものは現地の開発会社を立ち上げることをイメージされていると思います。
確かにそのイメージは間違っていないですが、開発会社を立ち上げることは、自社開発チームのゴールになります。
最初から現地会社を作ると多くのコストや現地の会社を管理する人を用意する必要があり、様々なリスクや手間がかかります。
現地会社を作ることとそのようなリスクや手間を考える必要があります。
ほとんどの人にとって、最初から現地開発会社を作ることは、リスクや手間から考えると難しいと考えられます。
では、どうしたらいいのか。
下記の順番で開発体制を作っていくことをお勧めします。
1、ラボ型
ラボ型オフショア開発とは期間を決めて、その期間内であれば開発チームが柔軟に開発できます。いろいろな開発をすることができるタイプのオフショア開発です。
この方法で行うことで、ベトナム人にオフショア開発で開発を依頼したり、実際にオフショア開発を行うことでオフショア開発自体を学ぶことができます。
ベトナム人と一緒に開発することやリモート開発を学ぶ事ができます。
オフショア開発ラボ型でベトナム人との開発を何度か経験すれば慣れてきます。
しかし最初は難しいです。
開発に関する情報共有の方法や開発者のタスク管理などラボ型を経験して、学ぶことができます。
ここに慣れてくると、少しずつオフショア開発のポイントがわかります。
ベトナム人と一緒に働くということやリモート開発をスムーズにできるようになります。
まずはラボ型で開発がでくるようになることが、質の高い開発ができるようになってもらうのが第一段階です。
2、オンサイト開発
次にオンサイト開発を行います。
オンサイト開発とは、依頼する企業が従業員として開発者を雇い開発を行なっていくオフショア開発の方法です。
開発者のタスク管理や開発スケジュールなど開発に関わる部分と採用や評価を企業で行い、そのほかの保険の管理やオフィス、勤務管理などは現地の管理会社が行います。
具体的には、サポートのもと依頼企業は開発者を求人して、雇用します。
その後、雇用した開発者はオフィスに来て、開発を行なっていきます。その勤務時間や出勤、有給などは現地の管理会社から報告を受けることができます。
このように開発者の開発管理と評価・求人を行うことがオンサイト開発で行うことができます。
現地の管理者がいない状態で開発者の勤務管理をすることは簡単ではありません。
その点、オンサイト開発であれば、現地に管理者は必要なく、開発者の勤務時間のタイムカードや保険など、管理会社に任せることができます。
オンサイト開発で行う開発者の評価のメリット
オンサイト開発では、開発者の評価を給与や雇用に反映することが可能です。
評価が高い人の給与を増加することやポジションを与えることで、より効果的なオフショア開発をすることが可能になります。
費用
オンサイト型の費用はラボ型と比べて安くなります。
費用面でもメリットがある開発方法です。
しかし、オンサイト型の開発では、企業が開発者を直接雇用します。
そのため、雇用主としての責任が発生します。
3、現地開発会社の設立
オンサイト型の開発を経験したら、最終的に現地開発会社を設立することはそれほど難しくはありません。
しかし現地の管理者の雇用や法人の設立に時間がかかります。
手続きなど半年ほどかかりますので、長期間のスケジュールを立てて設立をしていくといいでしょう。
まとめ
このような順番で自社の開発の拠点を作ることで、リスクや手間を抑えながら自社の開発チームを立ち上げることができます。
今回はオフショア開発の開発拠点の作り方を説明しました。
このような現地開発会社設立サポートを行なっております。
ご興味がある方はオフラボ・オフミツをご利用ください。
オフラボ
オフミツ
では、今回はこれで終わります。