【オフショア開発失敗事例】納品された機能が違う
この失敗事例はオフショア開発請負型で開発したシステムの機能が打ち合わせで共有した機能と異なっている失敗事例です。
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失敗の解説
この失敗事例は、最初に打ち合わせた機能と開発が完了した機能が異なった失敗事例です。
主要機能ではなく、画面遷移やテキストの大きさ、表示するデータの位置などが間違って開発されていました。
プロジェクトの主な問題
この失敗事例では、大まかな開発内容があっているけれど、詳細部分の開発内容が間違っていた事例です。
このように異なる機能が開発されてしまう主要な原因は、テストに関連する問題がほとんどです。
今回の事例でもテスト作成に不備があり、テストに記載されていない部分は開発者が確認せずに開発を行なっていました。
具体的な対策方法
この事例では、不備のないテストケースを作り、テストに実施を徹底することです。
プロジェクトの詳細をブリッジエンジニアと共有し、開発が開始される前にテストケースを作成し、システム開発経験のある開発者にテストについてチェックをしてもらいましょう。
また、作成したテストを必ず実施されるように、テスト実施者がチェックするルールを作成します。
その後のプロジェクトの経過
この事例では、依頼した機能と開発された機能が異なっていたことからオフミツに相談して発覚した事例です。
まず、オフショア開発会社をお客様と弊社担当者で、打ち合わせを行い、詳細を確認しました。
その後、テストの不備などを発見したため、弊社のサポートのもとテストを作成しました。
テスト実施のルールを作成し、該当の機能を修正し、納品に至りました。