最強開運日に、落ちる男
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昨日、どうやら最強開運日だったらしい。
どれくらい珍しいのか知らないけど、とにかく「良い日」だったらしい。
そんな日に、落選の連絡を食らった人、どれぐらい居るんだろ。
俺の周りにはそんな人、一人も居ない。
というか、連絡とってる人、ほぼ居ないけど。
世の中では、結婚したり宝くじ買ったりと大忙しだったみたい。
それに比べて。
選考に落ちて、酒飲んだら胃痛がして、蚊に噛まれて、不眠。
——これ、運開いてます?
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まあ、そこそこボコボコな一日だったけど、そこまで凹まなかったのは、運が良かったのかもしれない。
あと、なんかもう、開き直った(笑)
「もう、知らんわ。考えるのやめよ」
って、本気で呟くぐらいに気が抜けた。
信じれば救われるかもしれない。
やる気と根性で世界は変わるかもしれない。
けど、もう大丈夫。
諦めるでもなく、抗うでもなく。
いい感じに生きていくことにする。
そう思うと、ものすごい完璧主義だった気がしてきた。嗚呼、こわや、こわや。
でも、拘りたいところは、拘りたいんだよなぁ〜。どっちやねん。いや、どっちもやねん。
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うん。
幾分かスッキリしてきた。
夜になるまで、超開運デーだなんて知らなくてさ。羽生くんの結婚記事の又聞きで知ったんだけどね。
聞いた瞬間、「はぁ?!どこが?!」って言ってしまった(笑)
冷静になって考えると、敢えてこの日にしてたのかもしれないね。
次の選考に進む人には、勇気づけられる日になるし、落選した人には「今日が幕開けですよ!」って。
なるか?
いや、ならんな(笑)
剽軽なぐらいポジティブに捉えないと、恨み辛みで脇腹痒くなりそう。浮き輪つけずによ、痩せよ?
さて、仕事どうしようかね。
また明日考えよ。もう夕方だし。
それじゃ、また明日。
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