アドベンチャーラリーとデュアルスポーツ
2021年に初開催だったクロスミッションの四国アドベンチャーラリー。
この年は新型コロナの影響を受け、5月の予定を7月に延期しての実施でした。
翌年からは「GWに四国」が定着し、2023年からは(アドベンチャーラリーよりチャレンジ要素の強い)スポーツラリーもスタート。
今年2025年もGW期間に予定が発表されています。
そしてここ数日。
オクシズアドベンチャーラリーの募集が始まったためTLはオクシズの話題で賑わっています。素晴らしいことですね!
オクシズは地元スタッフの盛り上げが力強く、頼もしい。やはりイベントは地元スタッフの力量です。
スタッフは大事。とても大事!!!!!
ポストが開かなかったのですが、何度もレッキしてくださる地元スタッフさん。タイヤにも配慮してテストしてくれてます。
https://x.com/D96480227/status/1884577993156329479
エントリーdoneポストすると飛んでくるリプ、ないすオクシズᐠ( ᐛ )ᐟ
マメですなあ。もはやお仕事!?
鍵アカでご紹介できないポストもありますが、とにかく地元スタッフが熱い。凄い!
何度でも言いますが、スタッフは本当に大事です!!!!!!
人気沸騰のアドベンチャーラリーですが、一方、
その昔似たようなイベントがあり、しかもそれは主催を変えながら脈々と続いていること、これが案外知られていません。
その名はデュアルスポーツ。
アメリカで流行っていたのを株式会社オカザキが持ち込んだと聞いています。
株式会社オカザキについては、少し説明が必要かもしれません。今はもう存在しないので。
オカザキは当時のACERBIS輸入元です。ビッグタンクやハンドガードなど、お世話になった人も多いと思います。当時は輸入元が一つしかありませんでしたから。
(下は参考記事)
そもそもACERBIS自身がオフロードイベントを主催するタイプのメーカーで、インカラリーとかやってました。輸入元のオカザキがイベント主催したのも、自然の流れだったのかもしれません。
ちょっと調べてきました。
デュアルスポーツの日本での初開催は、1996年11月17日、場所は小豆島
でした。
ここまで書けば「あ、あれか!」とお気づきの方も多いでしょう。
そう、今はオフィスアクションが主催なさっているアレです。
下が2024年の紹介サイトです。2025年の分はこれから。
2025年の日程は4月12-13日
で決まったようですね(上ポスト参照)。
4月開催なら、そろそろ詳細も出てくる頃でしょう。
(サイトより引用。2024年の概要なのでご注意ください)
開催日 2024年4月13日(土)~4月14日(日)
開催場所 香川県小豆郡小豆島町を中心とした一帯
集合場所 小豆島町・小豆島ふるさと村(ウェブサイト)
主催 office action
特別協賛 MC-JAPAN
協力 チームウインピー Factory-S HARi ケリー 小豆島アズキ団
後援 小豆島ふるさと村
(引用おわり)
そういえば
特別協賛にMC-JAPAN
が入っています。
MC-JAPANは株式会社オカザキの後継ですから、イベントごと引き継いだのかもしれません。
協力 チームウインピー Factory-S HARi ケリー 小豆島アズキ団
後援 小豆島ふるさと村
チームウインピーは地元のトライアルクラブだったと記憶します。
当時からのメンバーなのかどうかは存じ上げませんが、ツートラ・イベントをまとめていた方たちがオカザキに協力していた旨、聞いています。おそらくその流れでお手伝いをしてくださっているのだと思います。
こちらのイベントは2025年で31回目を数えるそうです。
年に一度の開催なら1994年開始になりますので、年に複数開催の時代があったのでしょう。
少なくとも私が調べたところ、オカザキで4回か5回は開催しており、最初の大会は1996年でした。
当時は年に複数回開催していて、小豆島の他、鳥取や岡山を会場にしています。
すべてツートラ会場を活用。
(ツートラ=ツーリングトライアル。岩手県で行われているイーハトーブが有名ですね。)
ああ、そうか!
オカザキ開催のデュアルスポーツを含んでカウントしている可能性がありますね。先に申し上げたように、MC-JAPANは株式会社オカザキの後継なので。
(オカザキの社員さんが独立して事業を引き継いでらっしゃいます。)
では、アドベンチャーラリーとデュアルスポーツの違いを見ていきましょう。
アドベンチャーラリー
・スマホで各自がコマ図を読む
・基本的に指定路のみ走行
・スタート順指定
・お昼は指定場所で弁当配布
・最初は追い越し禁止でしたが、参加者多数で渋滞するため、3年目くらいから「ジェントルに追い越すのはOK」に。
・今年から新アプリが投入されるとか。( ↓ )
デュアルスポーツ
・マーカーで右左折直進を確認(スマホ不要)
・マーカールートが基本だが、ルートをそれるのも自由(立ち寄り観光、昼食など自己判断でOK)
・指定ルートの脇にアタックポイントがあるので、やりたければそこで一日アタックするのも自由。
・スタート、ゴールとも指定時間内なら好きな時間に発着OK。なんなら2周目行ってもOK(だったはず。最近は要確認です!)
・受付時間も幅があり、午後から参加でもOK。小豆島会場の場合フェリー到着時刻に左右される故だったと記憶。かなり自由度が高かったです。
・お昼は地元店舗でも持参弁当でも自由
・追い越し云々の注意事項を聞いた記憶はありませんが、そもそも発着時間自由なので、林道内で渋滞することがない。
共通点
・競技ではない
・CPあり
・林道あり
(デュアルスポーツは獣道もあり)
羅列してみましたが、こんなところですかねえ。漏れてる点があれば教えていただけるとありがたいです。そのまま記事に反映させます。
こういうツーリングは昔はショップさん先導でよく行ってたものですが、今はイベンターがやるようになりました。
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