「わかってる」人ほど基本情報をなおざりにしがちな件。
おすすめタイムラインで流れてきたので読んでみました。
お若い方はご存じないかもしれませんが、モータリストの代表者氏はKTMジャパンの元社長さんです。オフロードにも力を入れてくださってました。
そのあたりはKTMショップの中の人だったタイスケ氏 @bpaaaaaap66 のツイート(まだポスト時代ではありませんでした)でもだいぶ勉強させていただきました。
そうですね、わかりやすいところで言うと、JNCCではKTMのサポートテントがズラリと並んでいました。今よりずっと、オレンジ色のバイクでいっぱいだったんです。
オレンジフェスティバルというイベントもありました。いなべモータースポーツランドやシーサイドバレー糸魚川でオフロード遊びを提供してくれたんです。
余談ながら、今ファンフェスがあるのも野口氏がオレフェスを開催してくださったからです。MCシモ氏はオレフェスのMCをなさっていましたし、ジョンイットの原田氏はKTMのスタッフでした。あの時の彼らがSSVのロケーションに惚れ込んだから、今のファンフェスがあるのです。
そうそう、田中太一氏がエルズベルグに参戦された時にもサポートしてくださいました。野口氏は、今の日本でエルズベルグが持て囃されるキッカケになった方、と言っても過言ではないでしょう。ありがたい限りです。
【のぐコラ】
— MOTORISTS (モータリスト®) (@MOTORISTS17) July 28, 2024
弊社代表、野口がMOTORISTS(モータリスト)にまつわるストーリーを不定期でお伝えするコラムです🖊️
『のぐコラ#1 アサマで会いましょう!』https://t.co/xUaVZCKiee#wearemotorists #motorists pic.twitter.com/8MZToxlzyx
2024-07-27の投稿で「来週末」ということは、8月第一週ということですよね?と思いつつ読み進めたのですが、主催者の「思い」は伝わってくるんだけど、イベントの内容がいまいち掴み切れない印象です。
第一、会場の「アサマ」がどこにあるのか、これではわかりません。「アサマがどんなコースか」は、読めばすごく分かりますが。
しょうがない、イベントを調べてみますか。とポスト周りを掘ってみました。
そしたらリポストでこちらが見えました。
【イベントお知らせ】
— MOCOLAB(モコラボ) (@mocolab_jp) July 28, 2024
SNSをお手伝いしているMOTORISTS(モータリスト)さんが、初心者もOKの「走れる、食べれる🍖」😋
『アサマ・スクランブラーミーティング2024』🏍️を開催!
日程:8/3(土)〜8/4(日)
開催地:アサマレースウェイ(群馬)
内容:ライディングスクール/フリーライド/試乗会/BBQ… https://t.co/Kk2bMNiBb1
「SNSをお手伝い」してるアカウントなんですね。
さすが、日時、場所をちゃんと抑えて、簡潔にポストなさってます。
アサマは群馬
コース名はアサマレースウェイ
これが分かっただけで大きく前進です。検索できますからね!
期日もはっきり日付で明記されてます。
(いえ、私はアサマを知っていますし、なんなら1回走ったこともありますが、このイベントはおそらく「知ってる人」向けじゃないんですよ。「オフロードを走ってみましょう」な主旨らしいので。)
なので、ご本人のホームに伺ってポストを追ってみました。
— MOTORISTS (モータリスト®) (@MOTORISTS17) July 27, 2024
アサマ・スクランブラー・ミーティングへのお申し込みはこちらから!https://t.co/GMNcOEdUVi
— MOTORISTS (モータリスト®) (@MOTORISTS17) July 27, 2024
アサマスクランブラーミーティングでは、こんな楽しい企画もありますよ〜!
— MOTORISTS (モータリスト®) (@MOTORISTS17) July 25, 2024
参加お待ちしています♪ https://t.co/X9nt3UnwUj
ああ、このポストは日付が入ってますね。
でも場所は「アサマ」一点張りなんだなあ。
たとえば関西の人間には、「アサマは群馬県」とピンとこなかったりするんですが。草津と聞いて滋賀県が浮かぶエリアなんで。
ただ、フライヤーにはちゃんと「群馬県吾妻郡長野原町」「アサマレースウェイ」のキーワードが入ってるんです。
惜しいなあ。
タップするほどの興味を持ってもらえないとスルーされそうですね、これ。
イベント自体はオフロード初心者に喜ばれそうな予感がします。
特に、
オフにちょっと興味あるけど、こわくてイベントとか行けない
なんて人が勇気を振り絞って参加するのにぴったりな印象を受けました。
その気持ち(=ちょっと勇気を出す)を後押しする何かが足りないアピールだな、それはおそらくナカノヒトが「わかってる」人だから、初心者の痒い所が伝わってないのかもしれない・・・・そんな印象を受けたポストでした。
いやあ、他人を動かすって大変です。
でもイベントに対する熱い「思い」は、とても伝わってきました。
そこにはきっと、最高に楽しい2日間があるに違いありません。
ご成功を心より願っております。
伝えたい人に伝える難しさ、のおまけ
本当にほんっっっっっっっとに頼むからイベントのフライヤー作る時は載せたい情報より
— ぶんぶん丸@ヘイトシンボル TripStir (@makai_no) April 17, 2024
載せないと行けない情報を先に入れてくれ
どんな演者とかタグとかヅラヅラ並べられても
開催日時(西暦も入れてくれ)
箱 (名前だけじゃ知ってる人間しかわからん。)
住所(出来れば都道府県からで)
無ければ行けん🥺
ライブ告知のフライヤー、ハコの住所書いてあるのはいいんだけど都道府県まで書いた方が良くない?市の名前書いてあっても都道府県ピンと来ない時あるよ?
— シュガー (@_see_saw_) February 25, 2024
一方で。
こちらのポスト(ツリーを開くとやりとりがまた興味深い。)もおもしろかったです。
まぁそれはそうなんだけど、フライヤーや告知画像見て興味持ったらハコの名前だけでも場所調べるからなあ…っていうのは正直。知らない場所なら調べて、そこまで遠征行きたいと思えるイベントなら軽率に遠征するから、とりあえず日付と出演者とハコの名前あればいいかな、とは思っちゃうな…
— 🕊はと。🐦 (@ric0_0_chet) April 18, 2024
校正者としての立場で考えるとRTのおっしゃる通りなんですけど、今の時代で考えれば興味持ったら調べるし(情報書いてあったとしてもWebで調べるし)、むしろWebで調べられない情報を入れていい気がするし、たとえばデザイン追求してもいい気がしちゃいますよねえ
— 🇵🇸junco.ogawa / INFP🇺🇦 (@Pikachu_0810) April 19, 2024
限られたスペースにゴチャゴチャ文字書いてあると、なんか読む気失せるっていうか。ライブとかの催しなら、パッと見たときのインパクトで目を引いてフライヤーを手に取る(もらったときに見ようかな、ってなる)感じだと思うんですよね〜。結局住所書いてあってもアクセスについては調べますからね。。
— 🕊はと。🐦 (@ric0_0_chet) April 19, 2024
そーそー!すごくよくわかります☺︎
— 🇵🇸junco.ogawa / INFP🇺🇦 (@Pikachu_0810) April 19, 2024
親切じゃない訴えって増えてるんですよ書籍とかでも笑。MAP載せてくれないとわからないです、星一つ、みたいな。そこまで優しくしないといけないのかなーって。あまりに親切すぎると受け手を舐めてる感も出てくるし。自主的に調べてもいいんじゃない?ってなります
どうせ行くときスマホのGoogleマップ使うんだろ??って思っちゃいますよね。今どき紙の地図なんてほぼ使わないですし。笑
— 🕊はと。🐦 (@ric0_0_chet) April 19, 2024
そもそも行きたいと思えば調べるんだから、詳細が何から何まで書いてないとわかんない!って調べる気すら起きてない=最早端から行く気ないのでは?っていう。笑。
やっぱそうですよね!公的施設や旅行会社の広告とか高齢向けや地域的なものなら兎も角として、「箱」「フライヤー」ってワードが出てるならコッチ側の話になると思うので、わたしも流石に「んんん?」って思いました。笑。同じような方がいらしてて(しかもある種?本業さん)なんかホッとしました〜🙌
— 🕊はと。🐦 (@ric0_0_chet) April 19, 2024
ね⭕️
— 🇵🇸junco.ogawa / INFP🇺🇦 (@Pikachu_0810) April 19, 2024
相手側の意図があるかもしれないことを考えず、自分が求めているものが書かれていないと、おかしいだろってすぐに文句言えちゃって、しかもそれを要求しちゃえるのってけっこう怖いなあっておもいます。
とにもかくにも私もホッとしました🙌
ありがとです🎀
そうなんですよ、興味があれば調べるんですよ。
だからキーワードは大事。
でも初心者を呼びたいなら、「相手が強い関心を持っている」のはレアケースです。
だから基本情報のポイントは抑えとくべきかなあ?と感じます。
まあ、いっそのこと、このくらいシークレットにして
フライヤー画像には会場名書いてないし、e+のイベント詳細にはバンドの名前さえなかった。
— た か ぽ ん 🍔🌛💉6 (@HereThere2) July 26, 2024
この場にみんなが集えたこと自体が奇跡と言って差し支えない。#プルコギ革命 始まったね。多分。
画像はケーキ入刀直前の由衣ちゃん。14歳。#小日向由衣生誕2024 https://t.co/ETTlMa6wWg pic.twitter.com/dkh90vPTjz
この場にみんなが集えたこと自体が奇跡
なんて遊び心もアリかもしれない、などと思った私でした。
(いえ、冗談です、すみません!)