ボランティア四方山話3(スタッフの苦労が報われますように=イベントがスムーズに継続できますように)
全日本HED人の森大会、すばらしかったですね!!!!!
さて。
思わぬ連載状態になりましたが、この記事は下2つのつづきです。
最初に言っておきたいのは、誰かを論うためにこれを書いているのではない、ということ。
我々世代は無償でボランティアをするのが当然の世代です。これまでもそうしてきました。
ですが、
イベントが大きくなるにしたがって、今までは考えられなかったような持ち出しが増えてきています。
これは、昔はなかったことです。
我々世代までならまだいいです。
しかし、社会的負担の大きな若い世代に、負の遺産(今の環境)を引き継がせるわけにはいきません。
この先もずっと楽しいイベントを継続できるように、スタッフの環境をどうするか、皆さんで考えてくださるとありがたいです。
さて。
2つめで
「主催には無理なので、地元スタッフが地元商店街にスポンサー営業をする」
というトンデモ提案をしてしまったので、私はあらかじめmotto氏にお詫びしました。(さらに作業を増やす提案、本当に申し訳ありません。)
そしたらお返事をくださったので、
おお、その案ならいけるのかな?とリプを返してみました。
むむむ。「利益率が高いかどうかは分かりません」にトーンダウンしてしまいました。
残念ながら、開拓コスト獲得の道は厳しそうな予感。
しかし、motto氏の着眼点は悪くないと思うのです。
もしこれで全日本HEDに手を貸してくださっている
各地のスタッフさんが楽になるのなら
・・・という一縷の望みから、今回はそれを掘り下げてみようと思います。
motto氏の最初のお言葉。
(ポストより引用)
私の考えは利益率の高いアドベンチャーラリーで小口のスポンサー数獲得して赤字のHEDに補填する考えです。最終的に企業としてクロスミッションの黒字を考えてます。ラリーのスポンサーなら宿泊施設や飲食店が主なスポンサーかと思いますがこちらは地元より他県に宣伝して貰えるメリットもあります。
(引用おわり。太文字は私がつけました。)
利益率は「高い」→「不明」になったので、これは後で考えます。
ここからのポイントは、宿泊施設や飲食店をスポンサーにするシステム作りです。
それが可能かどうか、まず現状把握。
ポストを拝見するに、参加予定者が宿の心配をするのはデフォのようです。なんなら「エントリー前に宿を予約」派もいらっしゃいます。
これなら地元宿泊施設にアプローチするメリットがあるかも?
そう感じたのでもう少し見てみます。
今年(2024年)、クロスミッションはアドベンチャーラリー系イベントを4つ開催します。
(昨年は2つでした)
(初年度は四国1つでした)
言い方はよろしくないですが、
倍々で開催数が増えるのは「おいしいイベント」だから
でしょう。昨年ジャービス招聘が中止になったのを思い出しても、赤字ならそもそも継続できません。
motto氏が「利益率が高い」と筆を滑らせたのも納得です。いえ、私自身も「レースより黒字のはず」と想像していたので、motto氏の最初のポストが腑に落ちたんですが。
開催日時とエリアは以下の通りです。
3月30~31日 オクシズアドベンチャーラリー(静岡県)
5月4~5日 四国アドベンチャーラリー(愛媛県)
8月10~11日 播州アドベンチャーラリー(兵庫県)
10月13~14日 みちのくアドベンチャーラリー(岩手県)
しかし日程を見て、(オクシズ以外は)motto氏の案、難しい気がしてきました。
四国はGW
播州とみちのくは三連休
旅行業界でいうところのハイシーズン。
黙っていても客が集まるタイミングに、広告費をかける宿は少ない
と思われます。
上に掲げた参加者のポストが宿の心配をしているのも、まさに「連休の真っ只中の宿泊だから」だったんですね。
ふだんなら、もっと楽に予約をとれるはずです。
ただ、これは主催が日程変更すればいいだけなので、この問題はとりあえず保留します。
余談ですが。
自治体、観光協会などが閑散期にイベント誘致をするのは、よくあります。
みなさんご承知の通り、サービス業は連休やいい季節に予約が集中しがちなので、それを均したいのです。たとえば梅雨の時期にわざわざスポーツイベントを誘致する例もあります。
すべて「地元へ客寄せのため」
なので、アドベンチャーラリーをそういう隙間にスケジューリングすれば、地元観光業を動かせる可能性は出てきます。
一方それは、「遠くから参加するライダーがエントリーしにくくなる」リスク(=参加者減)も孕んでいます。
また、客が少ない時期にはそれなりの理由もあるので、その土地の「最高」を楽しめない可能性も出てきます。
ここらへん、サジ加減が難しいですね。
さて、四国の例で言うと、宿泊者は600人以上いそうです。
(テント泊、地元ライダーも含まれています。)
終わったイベントのエントリーリストは消えているので、当時のポストから推測します。こちら、蘇我氏のポストはリストを見ながらなので、正確さを担保できそうです。
「のべ」だと850人集まったそうです。
蘇我氏のポストから想像するに、Wエントリーが200人強いらしたということですかね。
裏付けになるか?と今年の参加者数を覗いてみたら、今年も盛況でありがたい限り。
それにしても。
771人!
(上ポストから。当日までにまだまだ増えるはずですし!)
オフロードのバイクイベントとしてはものすごい数だと思います。
でも、あくまでも
オフロードのバイクイベントとしては、なんです。
同じ愛媛で他のイベントを見てみます。
こういうのがスポンサー営業時のデータになるので。
(上サイトより引用)
令和5年4月2日(日曜日)
出演者
大名武者行列:161人 市民パレード:8組180人
観客数
大名武者行列、市民パレード:90,000人 春まつりin堀之内:30,000人
計120,000人
(参考)平成31年度
大名武者行列、市民パレード:140,000人 春まつりin堀之内:35,000人
計175,000人
(引用おわり)
(上サイトより引用)
大洲城を背景に繰り広げられる花火大会
愛媛県・大洲市/肱南河原
2023年8月3日
例年の人出:8万人
(引用おわり)
そして愛媛県の現状がどうかというと、
観光客23%増 2010万人
(このうち800人くらいは四国アドベンチャーラリー関係者ですね!)
(記事は消えがちなので必要な部分を以下に抜粋しておきます)
2022年に県内の観光地を訪れた観光客数(推定)が2010万8000人で、前年比23・0%増だったと県が発表した。コロナ禍前の75・5%まで回復した。県観光国際課は「コロナ禍の行動制限の緩和や、様々な観光キャンペーンが影響した」と分析している。
観光消費額は前年比18・1%増の推定991億円で、19年の約8割まで回復した。支出の内訳では、土産品購入費が418億円(同14・2%増)、宿泊費が275億円(同32・9%増)、域内交通費が208億円(同14・3%増)。県外観光客による消費が9割を占めた。
同課の担当者は「今年は松山空港の国際線が増便され、インバウンド(訪日外国人客)のさらなる増加が期待される。
(引用おわり)
ううむ。敵(?)は国内旅行者だけではありませんでした。そういえば近年は、インバウンドがために宿が取れないんですよねえ。
彼らは休日も平日も関係なく泊まってくれますし。
(いえ、ありがたいことなんですが。)
(飲食店より数が少ないという意味で)把握しやすい宿泊施設は、スポンサーとして期待薄という感触です。
では、飲食店はどうでしょう・・・・・土産物関係もいいですね・・・
と、ターゲットを広げてみましたが、これらは上記読売新聞の記事(土産品購入費418億円、14・2%増)から類推する限り、同じく上向きのはずです。
特に飲食は、人が滞在している限り需要があります。部屋が売れているのに飲食店がガラガラということはあり得ないです。
というわけで、こちらも容易にスポンサーにはならないでしょう。
いや、困ったなこれ。
motto氏の案、いいと思ったんですけどね、日程がよろしくないです。
他の日程ならいける?とも考えましたが、来日客が増えている昨今、平日でも無理かもしれません・・・・。
ただ、600人という数を眺めながら、もう一つ思いついたことがあります。ラリー方式を使うことです。
海外ラリーに行くと、スタート地点とゴール地点は主催者手配の宿に泊まることが多いです。(大会によるので「すべて」ではないです。)
SSERやシバレルラリーでもおなじみのシステムですね。
これに準じてアドベンチャーラリーの宿も
お仕着せにすれば、宿とのタイアップは可能です。
ほどよく600人キャパの宿が無ければ、複数の宿泊施設に振り分ければいいだけ。これは鳥海のエンデューロでやってました。
地図をご覧いただければおわかりのように、あのあたりに大きな宿はありません。地元の民宿に参加ライダー全員が分宿しました。
民宿選択権もなかった(〇〇さんは△△荘ね、と指定された)のは時代でしょう。今なら希望調整で大変ですかね?(笑)
宿代はすべてエントリーフィーに入っていました。
つまり、当時としてはとても高いフィーで、たしか3万円くらいしたはずです。(レース日は2日間。)
通える地元に住んでいるライダーも、全員わざわざ泊まりました。
その強制に不満がなかったかといえばウソですが、それでも参加したいほど魅力的なイベントだったからです。(←ここ大事!)
あのころの東北の慣習で、印鑑証明も必要でした。
オープンエンデューロでコストが膨大にかかるためか、地方にありがちなマンパワー不足か、わずか2回で終わってしまったんですが。
もし今も存続していたら、人気の大会になっていたこと間違いなしです。
当時のエントリーリストを持っていらっしゃる方がいれば見せてもらうとわかりますが、なかなかの猛者ぞろいでしたよ。「オープンエンデューロといえば!」の北海道からも参加していました。
主催はISDEを念頭に開催していたので、「選手村のようにしたかった」というのもあるでしょう。
ただ、それ以上に
「開催地の振興」「バイク競技の認知」を期待していました。
寺嶋氏、実はけっこう意識高い系だったのかもしれません。
(当時はそんな言葉はありませんでしたが。)
余計な思い出話をしてしまいました。すみません。
まあ、このようにアドベンチャーラリーも宿泊込みにすれば、(宿からのバックマージン的な意味合いで)スポンサーゲットの可能性はありそうです。
参加者にとってこの場合のメリットは、宿手配の心配がなくなること。デメリットは、参加費が高くなることと、宿選択の自由度が下がること。
宿からのメリットは、期間中の大口顧客を確保できること。それも「個人客より手間のかからない団体客扱い」という点。修学旅行の宿みたいなもんですね。なお、宿のデメリットはキャンセル時のリスクが大きいこと。
そうそう。そういえばこの手法は、CGCもかつて斑尾で使っていました。
あれはコースを借りるのとバーターでしたが、宿泊代がフィーに盛り込まれていた記憶。
いえ、別途ライダー宿泊パックでしたっけ?(記憶に自信がないので覚えている方に投げるスタイル)
これが実現するか誰がやるかは私にはわかりませんが、少しでも資金に余裕ができて、
スタッフ持ち出しが軽減されるといいですね。
そこは本当にイベント継続を左右しますから。
持ち出しといえば・・・
気になっている点があります。
四国アドベンチャーラリーを地元で取りまとめてらっしゃるのは、この方だと思います。
とっこちゃん氏とお仲間さん、試走してます。
とにかく、しまくってます。
ガソリン代、ハンパないはずです。
(これだけ下見してるんですから、もちろんガソリン代の補助がありますよね!?)
ツーリングイベントはルートが命です。
景色のいいところ、走り応えがあるところ、でも初心者でもいけるところ、トラブル時の回収場所などなど・・・・チェックポイントは山盛りだと思います。
多くの参加者を楽しませようと思ったら、何回試走してもしたりない気持ちでしょう。
そして大会1か月前には石戸谷氏と大和氏も遠方から試走に。
カメラ班も試走してます。
Xを掘ってみて驚きましたが、
四国アドベンチャーラリー地元スタッフの活躍は、とにかくすさまじいです!
地元ライダーの応援もすごい!石拾いしてくれてます。
ルート上の住民にチラシ配布。
「バイク走ってるの見たら手を振ってください」
という仕込み!
日常的に地元の雰囲気づくりを実践なさってるんですよ、こちらのスタッフさん。
これは地元住民じゃないと絶対にできない作業です。
私もイベント手伝いはいろいろやりましたが、ここまでやってらっしゃる方にお目にかかったことはありません。
いや四国アドベンチャーラリー地元スタッフ、本当に心遣いが細やかすぎです!
なつロボ氏は広報なさってるし、とっこちゃん氏は地元環境を整えてるし!
有能すぎ!!!!!
いや本当に彼ら、相当なやり手です。ご自分でイベント主催もなさっているので「かゆいところ」がよく分かるのだと思います。
こういうスタッフさんはイベントの宝です。
何度でも言います。
スタッフは宝です!!!!!!!!!!
腐らしてはいけません!
さらに。
下見の時に地元の人助けもなさったようです。
https://twitter.com/MayB_DAEG/status/1381275897559351296
実はラリーの視察中に道を間違えて少し大袈裟ですが、偶然にも人命救助するということがありました
正解の道を進む事だけが必ずしも良いとは限らないものですね。 軽トラのおばあちゃんが心配
#CROSS_MISSION #モトラーダ #四国アドベンチャーラリー
(ポストが開かないのでコピペで対応しました。)
このポスト、当時何回も流れてきたので覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ところで・・・・
これらの経費、出てるんですかね?
いえ、「楽しみでやってるから無償でいいよ」がこの世界(趣味)なので、私も野暮なことは言いたくありません。
でも「ビジネス化」ですからね、
すべてのコストを一度洗いなおす必要がありそうです。
なぜなら、
コスト把握がビジネスの基本だから。
それに、我々スタッフにしても、
「出費がつらい」
と漠然と訴えるより、
一度すべての経費を洗い出して、実際どのくらい支払ってきたのか把握すべき
です。
(草刈り機の刃や燃料代、交通費、バイクやトランポ関連の消耗品などなどの)実費だけでなく、
労働時間もすべて把握しましょう。
すべて払ってほしいなんて、露ほども思ってません。土台無理な金額でしょうし。
しかし、
どのくらい掛かるのか分からないと何も始まりません。
全体像を把握して、そのうえでお互いが
「どこで折り合えるか?」
という話でしょう。
労使交渉みたいなもんです。
それにしても、とっこちゃん氏の働きを給与換算すると、とんでもない額になりそうです。
でも、「アドベンチャーラリーの黒字でHEDを補填」するなら、まずはアドベンチャーラリーの経費を払わないと、大洲のスタッフが納得しないと思います。
なぜなら、
彼らの献身ぶりはものすごいです。
いえ、
第1回シコクベルグを開催するにあたり、「近隣の賛同を得るため毎週ゴミ拾いをした」という今井組のエピソード
も、ちゃんと覚えてます。
開会式であれを聞いた時は、その情熱に感動しました。motto氏ら今井組のご活躍がなかったら、シコクベルグは開催できていなかったはず。
(下記サイトより引用)
石戸谷はシコクベルグを開催することで、日本中の、エルズベルグ・ロデオに憧れていた300人のライダーたちに、600人の観戦者たちに、擬似エルズベルグ・ロデオを提供してみせた。
(引用おわり)
シコクベルグが開催できたのは、ひとえに今井組のおかげです。
その功績はもっと称えられていい
と私は思います。
貴重な週末に、毎週、会場付近のゴミ拾い
地道な作業です。
それを続けることは、
誰にでもできることではありません。
1回目は300人のエントリーがあったと記事に残っていますし、日当も多めだったでしょうが、2回目以降は100人強で推移しているので、経費が出なくなったのかもしれませんね。
我々がもっとエントリーしなくては!
(この結論 ↑ にすべきかどうかは、2番目の記事に書いてあります)
それにしても!
四国の方々は本当に尊敬できる方ばかりです。大会参加者の一人として、皆さんに心から感謝します。
そして、そんな四国の方々が得られる権利を見つけてきました。
少し話は変わります。
大和氏は「ツーリングをビジネスにしたい」と起業なさい、ここまで大きくなりました。レース畑で育った石戸谷氏にないツーリングスキルを補填してくださっている、貴重な存在です。(宮城県の方です)
(上の記事より抜粋)
■「それで食べていけるの?」
「好きなことを仕事にしてて楽しそうだよね~」のあとに大体聞かれるのがコレ。
答えは、協力してくれる方達のおかげで何とかなってきました・・・という感じでしょうか。
ありがたいことに、最近はメーカーさんや企業さんの企画なんかもご相談いただけるようになり、ちょっとだけ安定してきました。
(冬場はカーコーティングの仕事なんかもやりつつですが)
ちなみに、開業当初からフロンティアキャンプというイベントをお任せいただいていたKTM厚木の水出(みずいで)さん、初対面の時に
「絶対ツーリング屋さんなんて仕事になるわけなない!それで食ってけるなら俺だってやりたいよ~」
て思ってた、と最近になってカミングアウトされました笑
(引用おわり。
でもぜひ全文ご覧になってください)
記事に出てきた水出氏の記事もご紹介しておきます。
オクシズアドベンチャーラリーの試走もなさってます。
こちらのイベント、いよいよ開催目前です。
楽しみですね!
オクシズラリーの準備をXでざっくり眺めてみたら、こちらも地元ライダーが週末ごと?というくらい熱心に下見をなさってました。
平日は会社の仕事をなさった上で、です。本当に頭が下がります。
とにかくアドベンチャーラリーは、スタッフへのガソリン代だけでも、相当経費のかかるイベント。
彼らへの支払いを考えたら、やはり「アドベンチャーラリー、利益率が高いかどうかは分かりません」が正解だと思います。
仮に黒字だとしても、motto氏の仰るように「全てのイベントスタッフの開拓経費まで賄える程では無い」印象を受けました。
大和氏と石戸谷氏、お二人の「プロ」が十分に利益を受け取りつつ、
多数のスタッフ(アドベンチャーラリーも!HEDも!)に(せめて実費を)還元する
には、いったい参加費をいくらにすれば足りるのだろう?と私は天を仰いでしまいました。
HEDに関しては(他レースですが)現役スタッフの方からコメントをいただいているのでご紹介します。
ごんし氏の仰る通りだと思います。
でも、このフィーを参加者が受け入れられるかと言えば、それは難しいです。
2つ目の記事(有料部分)に書きましたが、
「みんなで楽しく長くワイワイする」ために「ビジネス化」するなら、
みなさんは会社=ビジネスの場で、
毎日「楽しくワイワイ」働けてる
はずです。
で、実際いかがですか?
会社に行くのが楽しみでしかたがない方は、そう多くないと思うんですが?
ですので、「みんなで楽しく長くワイワイする」ために「ビジネス化」する
なんておためごかしはもうやめましょう。
何が必要なのか?
そのためにはいくらかかるのか?
ビジネスの基本をしっかり把握したうえで、お互いにできることを示そうではないですか。
スタッフに関しては、
それぞれができることを、できる範囲で、無理なく続ける。
地味ですが、それが長く続くコツだと私は思います。
私もそうしてきました。
前述の大和氏の記事に、
「好きなことを仕事にしてて楽しそうだよね~。それで食えるの?とよく聞かれる」
と書いてありました。
「答えは、協力してくれる方達のおかげで何とかなってきました・・・という感じでしょうか。」
とも書いてありました。
つまり、
プロを支えるために協力は必須
なのです。
(私はそれを否定する気はありません。)
とはいえ。
イベントが大きくなるにつれ、スタッフの責任も負担も増えます。
スタッフはどこまで無償で協力すべきなのか?
どうすればお互いに少ない負担で協力を継続できるか?
今まさに
「スタッフ活動を続けられる環境整備」
が求められていると思います。(スタッフにも儲けさせろと言っているわけではありません。家計を逼迫している事実を認識してほしいのです)
石戸谷氏の行動力と決断力は素晴らしい!
といつも感嘆しています。
そのお力で、この件も解決してくださることを期待しております。