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理想のリーダー像

本日は、私が思う「理想のリーダー像」を記したいと思います。

それは、「根っことなる信念は強く持ちながら、他者を受け止め柔軟に対応する人」です。

そのようなリーダー像を掲げた理由は、理想の組織として「根本の信念は共通しながら、多様な性格や価値観の人がいて、それぞれが個の強みを活かして活躍している組織」とおいているからです。


信念を強く持つことと、柔軟に他者の意見を受け止めることという、真逆に思える概念を両立させることが、チーム全員が気持ちよく活動できる組織を作るリーダーの使命だと私は考えています。

チーム全員が気持ちよく活動できることで、個々が活躍する実力のあるチームになることができるのです。

両立していないリーダーだと、何が問題なのでしょうか。

例えば、リーダーが強い信念だけ持っているとすると、同じ思いを持った人しか気持ちよく活動できず、異なる価値観の人は排除され偏ったチームになってしまうリスクがあります。

一方、他者の意見ばかり聞いていると、ただの伝達役とメンバーに認識されてなめられたり、言ってることがいつも異なる頼りないリーダーになってしまうリスクがあります。


また、他者を受け止めるために「共感力」が最も重要だと考えています。

なぜなら「共感力」があれば、口だけではなく本質的に他者を理解できて、相手の信頼を獲得できるからです。


例えば、誰かに話を聞いてもらう時。

ただ聞いてもらうのではなく、どうこう意見を言ってほしいわけではなく、自分の話や思いに共感してもらいたいと思う人が多いですよね。

自分の話に寄り添い「共感」してくれる友人こそ、好きだな、大切にしたいなと深い関係が生まれていくと思います。


私は元々、「信念が強い」リーダータイプでした。

自分と似たような価値観・思いを持つ人に共感し、受け止めることは得意でしたが、異なる価値観・思いを持つ人に対しては衝突してしまうことが多くありました。

しかしながら、異なる価値観・思いを持つ人も受け入れる方が、多様な考えの中からのベストを選べてチームにもよく、新たな気づきを得られて私自身の成長にも繋がると実感しました。

異なる他者のことも受け止めて、お互いが気持ちよく活動できる形を目指そうと思い、今のようなリーダー像を持つようになりました。


さまざまなリーダー像があり、どれが正解というのはないと思いますが、私は「根っことなる信念は強く持ちながら、他者を受け止め柔軟に対応する人」になりたいです。