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第48回日本遺伝カウンセリング学会学術集会 ~ 染色体ちゃんによるリポート ~

たくさんの認定遺伝カウンセラーが参加する日本遺伝カウンセリング学会 学術集会。

今年は夏真っ盛りの8月2日~4日の3日間、東京で開催されました!
大会長はお茶の水女子大学の三宅秀彦先生。

今回も染色体ちゃんに学会をリポートしてもらいます。

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「高いビルがいっぱい!お天気もよくて、来ている人の笑顔も映えるね」

会場の一橋講堂

「一日目からたくさんの人が来ていたよ!3日間で880人もの人が来たんだって。みんな、普段は離れていても『ゲノム医療を通じて人々の役に立ちたい』という想いは同じ。一同に会する時の熱気はすごいんだよね!」

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「休憩は、このクッキー♪」

遺伝カウンセラークッキー、もぐもぐ、おいしい!

「これが配られていた場所は・・・日本認定遺伝カウンセラー協会のブース!」

日本認定遺伝カウンセラー協会のブース

「ボードの真ん中にある、推しの染色体にシールを貼る企画、おもしろいでしょ?
写真は誰も写っていないんだけど、いろいろな専門の遺伝カウンセラーがブースに立って研究の相談会をしたり、男性遺伝カウンセラーの交流会があったり、きっと新しいアイデアが生まれたに違いないね。」

遺伝カウンセラー協会のブースで行われたイベント

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「今回の学会で大きな会場が満席になったのは、昨年成立したゲノム医療推進法についてのシンポジウム。

最も大きな会場が満席になった、ゲノム医療推進法に関するシンポジウム

この法律の“世界最高水準のゲノム医療を国民が安心して受けられるように”という理念を実現するためには、解決しないといけない課題がたくさん。みんなで共有する大切な時間だった。」

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たくさんの出会いが生まれるポスター会場

「遺伝カウンセラーの研究発表もたくさんあったよ。
患者さんやご家族のニーズをアンケートで調べて、出てきた課題を解決していく遺伝カウンセラー。
病院を飛び出して、地域の子どもたちへ遺伝を身近に感じてもらうワークショップを開く遺伝カウンセラー。
はたまた、遺伝カウンセラーがカウンセリング技術を練習できるようにするAIチャットボットを開発する遺伝カウンセラー。
遺伝カウンセラーは色んな経歴の人がいるから、それぞれの得意なことを生かして仕事をしているんだね。
こんな風に学会でお互いの活動を知ることで、いろんな繋がりができるのも学会の醍醐味!」

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情報交換会

「夜は学会に参加した人が集まって、情報交換会が開かれたよ。
注目イベントは、北海道から九州沖縄まで、地域ごとの遺伝診療研究会による活動紹介!
それぞれの地域で、『どうすればもっと多くの患者さん家族へ、遺伝診療を届けられるだろう?』という想いをもって熱く活動しているって分かってワクワクした!」

「ここで紹介した内容以外にも、当事者会のブースや、たくさんの遺伝医療にまつわる話題があって充実した3日間だった。」

「次はどこに行こうかな♪」

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以上、染色体ちゃんからの学会報告でした。
来年度の遺伝カウンセリング学会学術集会は、8月に北海道で開催される予定とのことです。情報はこちら
大学生も参加できるので、遺伝カウンセラーの仕事に興味がある方はぜひ来てみてください♪

注)本記事で用いた写真は、会場での撮影許可を得て撮影したものです。


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