第9回 1/29〜「いつまで続くタオル戦争?」
1月29日月曜日。
本当に長野刑務所は何から何までとことんガッカリさせてくれるよ。
良い所も沢山あるのに全部帳消しになってマイナスだ。
Dear Familyに差し入れしてもらったタオルとハンカチが「華美なデザインにあたる」として差し入れ不可になり手元に入らなかった。
物を見せてもらえなければどんなデザインがいけないのか分からない。
好きなタオルを使いたければ一日でも早く出所する事…
そんなのは言われなくても分かってる。
でもルールで禁止されていないのであれば差し入れして使うのはこちらの権利でもある。
怒りで頭が痛い…。
私服が手元に入ったけど、最早そんなのどうでもいい。
どうせ一週間後には着られなくなるんだから。
問題はタオルだ。
今回、無地でもいいからタオルだけはオリジナルブランドでいきたい。
これだけは譲れない。
これが本厄の恐ろしさって訳か。(意味不明)
しかし年女の力も見せつけてやる。(?)
ラジオも日曜日まで相撲をやっていたから、相撲が終わったらその時間は別のラジオが聞けるのかと思っていた…がいつまで経っても流れて来ない。(汗)
これは18時まで流れないパターンだな。
長野刑務所はテレビも自由視聴ではなく録画だと言うしラジオのチャンネルも変なタイミングで切り替わったりするし、改めてこんな所にいたホリエモン氏をRespect
もう十年も前だから環境はだいぶ変わってると思うけど、何をリスペクトってこんな最低なルールばかりの刑務所にいて
前向きにポジティブに物事を考えられていた事。
出所間近の頃には「ここに来て良かった」と書いてあった。
私がここにいるのはせいぜい一〜二ヶ月だと思うが女子刑務所に移送される頃でも「ここの拘置所で良かった」なんて絶対に思わないだろう。
中指立てながらあばよって言うと思う。
職員の方々は良い人達ばかりなのにルールやシステムが本当に残念なのだ。
名拘が羨ましい。
行きたかった。
ラジオでボン・ジョビの〝It's My Life〟とビリー・ジョエルの〝Honesty〟が流れたので大熱唱したら、少し怒りが発散出来た。
別記事での留置での反則行為を起こした事件でも記すように、自分は実はDVなんじゃないかと最近思う事がある。
いや、理由もなしに人を傷つけたりは絶対にありえないが。
自分の場合は自傷になってしまうのかなぁ結局の所。
♢朝/みそ汁(大根・若布)、なめたけ、ふりかけビーフ
♢昼/チキンカレー、キャベツサラダ、福神漬
♢夕/豚肉のすきやき炒め玉子、紅生姜
…どうやらカップ麺を食べてる時だけ私はヤンキー座りになってしまうらしい。(笑)
良かった…普通の食事でも癖になってしまったらどうしようかと思っていた…。
上手くいかない、思い通りにいかないのが刑務所。
恨むなら自分の運命を恨むしかない。