【NO.0152】 日本を考える / 出生数激減 なぜ?
「出生数が激減している。少子化が加速している」と、政府は危機感を示しています。が、しかし、政府が対策としてしていることは、まるで、意味の無い、子育て支援に注力したもの。
本当に、出生数を増やそうと考えているのか、甚だ疑問に思うときがある。
話を昔、50年程前、私が子供の頃、テレビでは、理想の家族構成として、夫婦と子供2人としていた。何を言おう、私もかみさんと子供2人の家庭だ。しかし、子供2人だけでは、どう考えても人口は減るだけだ。
当時は、核家族化が始まってきたころで、兄弟がたくさんいた時代で、次男、三男は当り前、しかし、産業の変化とともに、跡取りの長男以外は、都会や、工場のある町へ出てサラリーマンとして、働くようになった。また、欧米の子供が、独り立ちして、早くから独立した家庭を築くということを耳にするようになり、過度に西欧文化を意識する日本人は、大きな家族より小さな家族を選択するようになった。
この、いわゆる、戦後高度成長時代が、今の少子化の大きな原因となったのではないだろうか。
団地が、憧れだった時代もある。団地では、家族4人が限界、そういうこともあって、3人4人と子供を増やすということが当り前で無くなり、その後、教育の変化により、受験一辺倒となるいびつな教育のため、無駄に教育に費用がかさむこともあり、子供は宝であった時代など日本人の脳裏から消えてしまったかのようになった。
その後、サラリーマンが重宝される時代も終わり、ただの、会社や株主を儲けさすためだけの1つの歯車となり、新自由主義というなの株主至上主義が日本に進出してきて、日本型の家族型経営が時代に合わないと、これまたテレビでガンガン報道され、あげく、非正規雇用という、経営者や株主の利益だけを考えた雇用体制を導入し、日本人を貧困化へと進むよう政府は舵をきった。いまも、その流れは、外国人労働者の際限の無い導入により、日本人労働者の生活環境はますます悪化の一途だ。
その間、政府は、日本人の身体からも、子供を増やせなくする措置をとるようになる。
代表的なのは、欧米産の薬物まみれの食材や、毒物でしかない薬品を次々と日本人に食や服用賭して取り入れさせ、身体的な機能、特に生殖関連の機能を弱らせ、精神的にも子供を作るより、生活を楽にして生きることを選択させるよう潜在意識を変えるように仕向けてきた。
日本人から、国家観が欠如したことも、一因あるだろう。これは、戦後のアメリカの占領政策に大きな影響を与えられたのだが、日本国民あることを誇りに思えない。そんな人が、自分の子供の未来を日本とともに生きさせようとするだろうか?
この国で生き、そして、子供を育ててみたいという、明るい未来を、今の日本を動かしている面々は示せているだろうか。
やはり、最終は、ここにたどり着く。