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【NO.0157】 「THE REAL ANTHONY FACTI 人類を裏切った男 ㊥」

キャリアアップのためのテンプレート


 アメリカ大統領候補でもあるロバート・F・ケネディ・ジュニアが記した「THE REAL ANTHONY FACTI」の日本語訳版の中巻。
 ファウチ博士がいかにその地位を上げてきたかを示した巻。主にAIDS・HIVウィルスに関する新薬をいかにして広めていったかの課程を、綿密なまでに解析して書かれている。

ロバート・F・ケネディ・ジュニア著
林千勝解説

 命にも影響のある毒性を持つが、その薬としての効果が無いアジドチミジン(下記に紹介、今も使われているようです)をFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を得るための戦略を開拓していたという。

 新型コロナウィルスで、ファウチ博士らがキャリアを築いてきたその戦略が世界に示された。主なものを以下に紹介します。

●パンデミックへの恐怖をあおり、より大きな予算と権力を得るための下地を作る。
●捉えどころのない病原体を病気の原因だとする。
●病気の伝染しやすさを誇張してヒステリーをあおる。
●多種の変異株の発生や将来の急増を警告し、薄れていく恐怖心を定期的にあおる。
●人々の命を救うために、人々の生き方を大きく変えることを建前とする。
●矛盾した発表によって国民と政治家を混乱させたままにする。
●欠陥のあるPCRや抗体検査を利用し、疫学データを操作して、検証不可能な症例数や死者数を膨らませ、災難が差し迫っていると強く認識させる。
●効果的な市販の治療薬を無視し、排除する。
●パンデミックを終わらせる唯一の必勝法として、政府の研究所で作られた危険で効果のない薬を支持する。
●ワクチンによる究極の救済を約束する。

 合計30項目にも上る戦略のテンプレート。この存在によって、特に、効果のある市販薬の排除や、やっていない臨床試験を隠すためにその期間を短縮するなどの行為(上巻で取り上げられています)を行う。そうした行為で、多くの患者が苦しもうが亡くなろうが意に介しない。あくまで、自分と肩入れする製薬会社、研究員のために、政府から開発資金と称する金銭を得、また、特許に関する莫大な金銭を獲得するためにだけに、自らの精力を傾ける。

米CDC東京に事務所を開設


 また、ファウチ博士を中心とするものは、アフリカや中南米で、医薬品やワクチンの治験と称する人体実験を行ってきたという。その中で、多くの子供たちが犠牲となってしまったようだ。彼らは、いわゆる有色人種に対する偏見を持っているようで、そうした行為は、白人には行われていないという。
 そうした考えを持っていることが関係あるのかどうか。ファウチ博士や彼が長年指揮してきたNIAID(アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)とズブズブの関係だった(今も)CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の東京事務所が今年の2月に開設された。

 有色人種を人体実験としてきたファウチ博士らが、日本人をターゲットにしない保証はどこにもない。
 前述した30項目のテンプレート、読むと普通の日本人はコロッと信じ混まされるような内容のものばかり。
 さらにアメリカの言いなりの政権、官僚、財界などの存在が、日本人を使った実験の現実化を帯びさせる。まずは次世代mRNAレプリコンワクチンを日本で作らせ、コロナ変異株JN1の更なる変異株を蔓延させ、パンデミック合意の下、日本を完全管理し、日本人から自由も何もかも全てを失わさせるシナリオが、今年、その幕が切って落とされるのか。

 日本は、昨年5月に春の外国人叙勲で、アンソニー・スティーブン・ファウチ前国立アレルギー・感染症研究所長に旭日重光章受章を贈っています。


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