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【NO.0125】 時代遅れの「トマホーク」

 防衛費増額、国を護るということは主権国家の最大の目的ですから、もちろん賛成なんですが、日本は主権国家足り得ていないのが現状の多くの人々の認識だとおもうのですが・・・。
 そんな日本、財政的にも、自らの意向だけではできません。宗主国であるアメリカから、緊縮財政の徹底を指示されているなか、従来の貨幣が発行できる国では、国債で賄えばいいものを、国民からの増税や「防衛費増額」の財源を確保する法律が制定されたように、国有財産の切り売りで賄えと指示でもされrているのだろうか。
 国民の安全のための防衛費増額も、結局は国民からの更なる負担や売国により、国と国民の疲弊を増進するものとなってしまいそうです。

 日本を護るためには何が必要なのか?
 日本は情報戦や経済戦で大きく世界から取り残されています。また、最前線の自衛隊自体も、予算がないため、装備や弾薬、はたまたトイレットペーパーすら、不足していると言われています。その時が来れば、命を賭けて最前線に赴く自衛隊隊員の境遇も酷いものだと聞く。まずはそうした、内側から固めていくというのが、戦争を回避する抑止力には必要なことなのではないだろうか。

 しかし、現実はというと、結局は、アメリカ産兵器を大量に買うために使われる。しかも、一世代前と言うか湾岸戦争のころの花形であったトマホークを、今、大量購入するという。

 このトマホーク、巡航速度は民間飛行機とそんなに変わらない。指向性エネルギー兵器などが開発されている今、簡単に撃ち落されることなど子供でも分かる。しかも、その価格は公表されていないというか、アメリカの言い値だとうことだろう。宗主国には逆らえない占領地日本の情けない姿がここにある。こんなものを大量購入して、喜ぶのは、ネオコンとアメリカのグローバル軍事会社と、キックバックが入ってくる投資家や政治家だけで、日本人にとっては、無用の長物でしかない。

 日本の周りの国は、核を保有しています。中国などはその弾頭の先にあるのは日本だと言われています。ロシアも大量の核保有国で北朝鮮すら核で自国を護っています。後ろには、アメリカがいます。日本の自立を絶対に認めないアメリカ、兵器や航空機すら日本に作らせないアメリカが控えています。アメリカにとって、日本はウクライナの役をさせるようです。
 日本は、中国やロシア、北朝鮮と何かあれば、今のウクライナのように、アメリカ製の武器が飛びかい、日本を焦土と化していることになりそうですね。アメリカは日本が武器を買う利益で大儲け、しかもその国土は無傷ということになるだろう。

 このまま、アメリカの植民地として生きるのか、それとも、自主独立の道を選択するのか。どちらも、いばらの道ですが、アメリカの植民地のままでは、日本はいずれ消える道しかないと思えます。やはり自主独立の道しかないと思います。
 この道はアメリカが決して認めないと思います。しかし、トマホークを買うより、核を自国で開発すればそちらの方が数段抑止力は高まります。

 アメリカの大統領選、今のままだと永遠に日本は、アメリカの見せかけの協力により、武器を潤沢に与えられて、一見抑止力が高まったかに見えるのですが、核弾頭の前では、何ら効果はありません。トランプが選ばれれば、日本は自主独立させられるかもしれません。でもその時は丸腰状態になってしまいます。その時のアメリカとの交渉の時が核開発の道へのチャンスとなるのではないでしょうか。
 技術的には、核開発は今すぐにできるものを日本は持っていると言われています。切羽詰まったエネルギーの確保ということからも、そうした開発は日本にとって今必要なものであり、世界有数の高度な安全性と、圧倒的に高い精度の兵器が、大きな日本の抑止力となるでしょう。アメリカから高価な消費期限の切れた中古品の武器を買うよりは、安価で、存在意義が高いことも、核配備を日本にという大きな意義のあることだと思います。
 私が、参考としているのは、矢野義昭著『世界が隠蔽した日本の核実験成功』という著です。

矢野義昭著

 現在、手に入れにくくなっているようですが・・・。

 日本の現状を分かりやすくまとめている動画があります。番組はCGSですねで、こちらも参考になりますので、一度視聴してみてください。


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