見出し画像

【NO.0089】 日本は覇権国足り得るのか?

 覇権国の最低条件、3つあると言われています。
 一つは、自ら国を守ることができるかということ。そして、もう一つは、自国民を自国のみで食べさせられるかということ。そして3つ目は、自国民を活かすエネルギーを自前で確保できるかということ。
 つまり、他国の干渉を受けることなく、自国民とその国土を守れるかどうかがカギを握っているということなのでしょう。

 今の日本、皆さんもお判りでしょう。
 この3つの条件、すべて海外に依存しています。
 国防も食料もエネルギーも自前ではどうしようもできない状況に陥っており、海外から何らかの圧力があった時点で、国民は飢え、疲弊し、路頭に迷う恐れがあります。
 覇権国どころか、1つの国家として成り立っているのかどうかも疑わしい状況だと思います。

 しかし、このまま諦めるのは非常にもったいない。

 国防、食は、政治と国民の意識を変え、国が積極的に本当に必要なところにお金を拠出していくことができれば可能だと考えます。
 また、一番難しいと思われる資源・エネルギーに関しても・・・

 日本は面積61位の決して小さくはないが、島国、火山列島とういう地球上では比較的新しい土地の上に成り立っている。だから、露出している部分には太古からの資源というのは期待できない。しかし、海低までその視野を広げると、未開発の資源の宝庫の可能性が大きいと思われます。

 新たな国防、食の復活、そして資源開発・・・。
 全てにとてつもない費用が掛かります。
 「円」という通貨がまだ信用を保っています。この通貨という部分も覇権の条件になって来るでしょう。
 だからこそ、今、必要な部分に必要な投資をしていく積極財政への転換。これが日本にとって大きく影響するのは間違いなく、このまま緊縮財政が続き、全てに、縮小していく道を日本が選ぶのであれば、覇権どころか、国家の存亡の危機か現実の滅亡へと歩まざるを得ない状況まで日本は追い込まれています。 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?