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社長インタビューで最後に出てくるもの

社長本、1枚レターのお仕事で、社長や業界のリーダーを何人もインタビューさせていただいています。

このインタビューが、非常に面白いのです。

質問しながら、その方の人生に潜っていく感覚があるんですが、人生という名の海には、本当にたくさんのものがあります。
それこそ、ひと言では語り尽くせないくらい。
わたしがその方の「海」に潜らせていただくのは、インタビューしている1〜2時間くらいなものですが、それでも、実にたくさんのものが見つかるんです。

その方にとって、それはもしかしたら「大したことのないもの」かもしれない。「がらくた」かもしれない。
でも、こちらからすると、キラキラした宝物に見えることがあります。

「それです!それですよ社長!それがまわりの人に伝えてあげてほしい『あなただけのメッセージ』です!」
そんなふうに叫びたくなることが何度もあります。

インタビューの終わりに、わたしが共通して感じる「ある感情」があります。
それは「愛」です。
ああ、本当に一生懸命生きてこられたんだなあ。どんな人にも人生の物語があるなあ。愛おしいなあ。
そんな感情です。

自分は、人に語れるほど立派なものは持っていない。
オレに大したこと話せない。

そうおっしゃる社長さんたちがたくさんいます。
そんな社長さんにお話を聞くたびに、いつも感動します。
「社長、持ってるじゃないですか。世の中に発信すべきメッセージを」。
そう思います。

メッセージは、宝物です。
ゆえにインタビューは、わたしにとって「宝探し」なのです。

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