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経営者のブランディングのキーワードは「共感」「ストーリー」|ともともコラム
「エモい」という言葉をご存知でしょうか。
「Emotional(感傷的な)」という英単語が語源になっていて、「言葉にするのは難しいけれど、なんだか心にグッとくる」という状態を指すようです。「この映画、エモいよね」などのように使われ、特に若い世代が使う傾向にあります。
このような言葉が生まれた背景には、物事の価値を判断する上で「心が動いたかどうか」というポイントが重要視されるようになったからではないでしょうか。
つまり、物事の受け取り方に共感や刺激を与えることができれば、その受け取り手は価値を感じることができるわけです。
少し短絡的な考えではありますが、実は、どんな会社やサービスにも「エモ」の要素が存在するんです。経営者の皆さん、そのエモを生かして、社内外へのPR・発信活動を行うのはいかがでしょうか。
背景に隠れた「エモ」を探してみる
では、会社やサービスに「エモ」をどうやって見つけるのか。
それは簡単です。創業や商品開発を行うことになったきっかけを探ってみてください。そこにどんな背景や理由があり、どんなプロセスを辿ったのか。
もちろん、苦労や成功、さまざまな経験や思いがあることでしょう。
会社やサービスには、そんな「ストーリー」が必ず秘められています。
これを読んでいる経営者・ビジネスマンのみなさんにも、きっとあるはず。しかし、それを「当たり前の事」と認識しスルーしてしまい、それが会社やサービス、自分の強みだと気づかない場合が多いんです。
しかしそこにあるストーリーは、眠る宝石のようなもの。そんなキラキラと光る魅力を振り返り、お客様にに伝えることで、そのストーリー=エモ要素に心揺さぶられ、「この会社にお願いしたい」「利用したい」と思うのです。
あるいは社員に伝えることで、自らの仕事への意義を見出し、モチベーションアップにもなるでしょう。
つまり、思いの発信は経営者や中小企業のブランディングになります。
お時間があるときに、一度手を止めてみて思考の森に足を踏み入れてみてください。自分がいま、どうして、何のためにこの仕事をしているのか。考えてみてください。
もし思考の沼に陥った経営者は……おふぃす・ともともにご相談ください
おふぃす・ともともは経営者のための「想いの見える化」を行うライターズオフィスです。インタビューで経営者の思いを引き出し、文章にすることで、社内外での絆づくりやブランディングを行なっています。