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海外から日本に働きに来る方々の「外国人ビザ」取得をサポートする仕事のやりがい、展望などをうかがいます。想いの見える化トークライブ、今回は国際行政書士の芳川恒徳様をお迎えしました。

 「日本の役に立ちたいと思って来てくれる海外の方が、安心して働けるようにしたい」。 これが芳川さんの想いです。そもそも、外国人ビザとは何なのか。取得は難しいのか。わかりやすくお話いただいています。
 外国人ビザ取得の裏側に、人間くさいところや駆け引き、相互の信頼等が垣間見えて面白い話でした。家庭教師から行政書士になったという経歴も人の気持ちに応えることを大切にされている方だと感じます。

《思いの見える化トークライブ》とは、おふぃす・ともともの代表、高野朋美が、経営者その人のバックストーリーに迫り、そこから来る揺るぎない思いを存分に引き出す、楽しくてへぇ~すごいっの1時間です。
これまで:これからの情報など、こちらから(Facebook)発信しています
記事最後に、おふぃす・ともともの連絡先も載せています!

【以下は文章です】
高野:見えてます?
芳川:はい見えました。
高野:素晴らしい。では7時になるとともに…そうそうそうそう素晴らしい。ちょっと待って。えっとこれ私設定があれなんだよな、わかんなくなっちゃうことがあるんですよ。ちょっと待ってくださいよ。あもうなんかいいね、もういいね来てる。早、村上さんがいいね、はいありがとうございます。
芳川:ありがとうございます。
高野:早い、早い。来たよハートマークも来た。早い。えっとですね、視聴者さんからの、芳川さんなんかコメント打ってもらっていいですか?
芳川:はい。
高野:このこれねコメントが打ち込めない問題がね、あの先週とかあったんですよ。あれなのかな、コメントいけるんかな?
芳川:打ちましたけど、あのタイムラインですよね。
高野:はい。
芳川:うん、入れましたよ。
高野:あ入る。よし今日は行けそうだ。ということで7時になりました皆さん。こんばんは。
芳川:よろしくお願いします。
高野:よろしくお願いします。はい今日も始まりました、思いの見える化トークライブ。はい皆さん、金曜日19時覚えましたか?ありがとうございます。はいいつも見てくださる方ね、本当にありがとうございます。あのまた今日もね、あのいいなと思ったことがあったら、いいねをこう連打していただけるとね、私たちあの大変喜ばしゅうございますのでね。よろしくお願いします。はい今日はですね、今日トークライブ来ていただいたのはですね、国際行政書士、もう1回言いますよ、国際行政書士の芳川さんをお招きしてちょっとお話を聞いていきたいと思います。芳川さん、ようこそ。
芳川:はい、よろしくお願いします。
高野:よろしくお願いします。ちょっとねまいろんなことをね、こうお聞きして行こうと思うんですよ。国際行政書士、すいません、最初から聞いていいですか?何の仕事してるんですか?
芳川:あの国際行政書士っていうジャンルで言うと、あの外国人が日本で暮らすための手続き、1番元になる手続きをお手伝いしているというのがお仕事になります。
高野:なるほど。いやこの前ね、あのまベトナムの方たちを日本にお迎えして、でま働いてもらうためのこうまあの人材のね、人材業をやってらっしゃる方が来て色んなお話をねしてくださったんですけど。まそのこう海外から来る時に、まあだから暮らしてもいいよっていうお墨付きが必要なわけですよね、政府の。そのお墨付きを…。
芳川:もらうための手続きのお手伝いをしている。
高野:なるほど。まそれがね外国人ビザとかね、ここは皆さん聞いたことあるんじゃないかな?
芳川:あそうですね、はい。それはねはい。
高野:えっとその取得のお手伝い?
芳川:まあそうですね。だったりま日本にもう暮らしてる外国人たちが、そのいろんな種類の資格があるんですけど、資格を変えたい、例えばあの働くためのビザで来てるけど、この度日本人とめでたく結婚することになりました、結婚用のビザになりますよと。ていう手続きのお手伝いしたり、あのも永住っていう資格以外は、あの永住っていうか永住者なんですけど、これ以外はあの全部期限が定められてるので。更新をしないといけないんですけど、その手続きのお手伝いをします。
高野:なるほど。だからもう海外から来られる方にとっては、非常に力強いま味方というか…。
芳川:そうですね。
高野:ね、いらっしゃらないと日本にいられないわけですね。
芳川:もちろん自分でも手続きできるんですけど。
高野:あできるんですか?
芳川:はい。なかなかねそこまで日本語が達者な人ばっかりではないように、専門的な話になるのでちょっと難しいなということです。
高野:なるほどです。で今は、あのま国際行政書士としてのお仕事をされて何年目ぐらいなんですか?
芳川:えっとま15年…。
高野:あら、まあプロフェッショナルですね。そうですか、もうねあの私、役所の書類を見るとゲロ吐きそうになるんですよ。
芳川:分かります。
高野:私には決してできない仕事だなと思うので、非常に尊敬するんですけど。そもそもなんで?
芳川:僕もあの仕事しながら誰か行政書士さんやってくれへんかなと思ってます。
高野:あるんですか?まあのなんだかよくわかんない、あの難しい文章を見ただけで、私ライターなんですけど本当ね、気持ち悪くなるぐらい無理なんですけど。だからまそのお仕事をされているのは素晴らしいなと思うんですけど。そもそもなんでこの仕事始められたんですか?
芳川:うん、ま色々紆余曲折あるんですけど。
高野:聞きたい。その紆余曲折を聞きたい。
芳川:元々あの僕は教育畑でずっときてまして。
高野:というと?
芳川:本業はプロの家庭教師でした。
高野:あら、プロ家庭教師。
芳川:はい。ま本当に家庭教師だけやってたら幸せだったんですけど、なかなかあのその枠にとどまれないというか。あの先生、家庭教師もいいんですけど塾もやってくれませんかっていうような声が方々から上がって塾をやることになり、で塾やってる中で先生あのこんな相談あるんですけど、先生京都大学法学部出身ですよねみたいなんで、法律相談がめちゃめちゃ多かったんですよ。
高野:なるほど。すいません今どこ卒業とおっしゃいました?
芳川:京都大学の法学部です。
高野:めっちゃ頭いいやないですか。もうそりゃ言われますわ。
芳川:まそんなんたくさん居てるんで。
高野:ほらいいねマーク上がってきた。そりゃ頼まれますわ。
芳川:まあねあの周りの弁護士さんたちをね、繋いだりとかはしてたんですけど、こう自分で何もこうお手伝いしてない。スルーしてるっていう感覚がちょっとやっぱり罪悪感もあり。
高野:なるほどね。こう相談をされても誰かは紹介するけど、自分がこう解決のお手伝いをしたりとかできるわけじゃないと。
芳川:そうですね。なんか何もお手伝いしてないっていう罪悪感から、ま行政書士ぐらいなんとか取るかみたいなところからスタートしてます。
高野:行政書士っていう資格を取ったら、そういうこうお悩みに対してお答えができるわけですか?
芳川:そうですね。あの民事案件を多少扱う行政書士も実はいて、弁護士法にひっかからない範囲ですけど、例えばあの離婚の協議書作ったりとか、遺言書書いたりとか、そういったことされてる行政書士さんも居てるので。そういった方面でちょっとお役立ちできるかなというのがまスタートラインでした。
高野:なるほどね。あのここでまたちょっと質問なんですけど、あの弁護士分かります、弁護士さん。で弁理士さんも分かります、なぜなら先週出演していただいたからです。わかんないのがですね、士業と言われる人、税理士さんも分かる。でギリギリ中小企業診断士もギリわかる。わからないのが司法書士さんと行政書士さんなんですよ。すいません何がどう違って何をする人が行政書士なんですか?
芳川:えっとまず司法書士さんのが分かりやすいですけど。あの登記にまつわるお仕事をしてるのが司法書士だと思っていただければ。登記、法務局で例えばその会社登記しますとか。
高野:ああ、したした。
芳川:はい、でしょ。であの不動産買ったら不動産の登記もします。これ登記にまつわる仕事されている方だと思っていただいたらいいです。
高野:それがま司法書士さん。
芳川:はい、司法書士さん。行政書士は、あの元々士業の起こりっていうか、まあの代書屋っていうのが、字をかけない人のために…。
高野:あった、代書屋さん。あの免許取るとこ、免許センターとか行くと代書屋がブワ並んでましたよ。
芳川:かつてそうでしたね。それが起こりなんですけど、あのまそっからこういろんなこう業務範囲が代書屋にもあって、それがこういろんな分化をしていく。社労士さんの分野になったりとか、弁護士さんになったりとかってこう各士業に分かれていくんだけど、余ったところが行政書士って感じ。
高野:なるほど。あのそもそも代書屋さんって何をしてたんですか?
芳川:まだから昔はね、その字が書ける人っていうの限られていたので。そもそもは字書けない人たちのために代わりに書いてあげるという。
高野:そこからが起源なんですね。でいろんな書類をその人たちに変わって書くっていうのは、だんだんこう法律に特化したものであれば弁護士さんとか、えっと登記であれば司法書士さんとかで、こう労働関係こうなんか会社のこう労務であれば社労士さんとか。色々分れてって、どこにも当てはまらんやつが行政書士さんみたいな。
芳川:そう、残りかす。
高野:いかんいかん。かすとか言うたらだめですよ。
芳川:あの大体まあの役所の許認可関係を。
高野:ああそう言われると分かりやすい。あなるほどね、あのこうお役所関係のこう許認可の書類とか手続きを、まやってくれる人。
芳川:そうです。
高野:じゃあ、その芳川さんみたいに国際行政書士さん、そのビザばっかりやってるわけじゃないってことですね。
芳川:人によるんですけど、僕はもう本当に完全にビザに特化している形で。
高野:ビザ、エキスパート。
芳川:そうですね。でまあの割とビザに特化してる人たちはそうなりがちだと思うんですけど、あの1人事務所でやってる人だと、なかなかその自分のやりたい業務に絞って1個だけでっていうのはやっぱりリスクもあるし。
高野:まね、その仕事来なかったらね食べていけないですもんね。
芳川:でまそれだけでやっていけてるっていうのは幸せなことだなと思いますけど。
高野:なるほど。であの元々そのいろんなこうまあね、その塾のお母さんからちょっと聞いてください先生、みたいな感じでこう相談が寄せられ、それに答えるために行政書士さんに なっていかれたんですけど、その時は別にビザをやってたわけじゃないですよね。
芳川:そうですね。ビザやりたいなと思ったのはもう行政書士受けようってなってからですよね、だから。
高野:なんでまたビザやりたいと思ったんですか?
芳川:行政書士なるからにはその業務範囲どんなものがあるのかっていうのはままずちょっと勉強しました。
高野:勉強した。どんな範囲があるんですか?
芳川:はい。1番メジャーなのはま建設業の許可。そこはもうあの諸先輩方が全部パイを取ってしまってなかなか参入できないよみたいな話を先輩から…。
高野:なるほど。もう建設業許可はもう先に行政書士になられた方たちがもうがっつり押さえてると。
芳川:まあの後々知ることになるんですけど、そんなことないんですけど。そんなことないけどその時はもうこれ押さえられてるって言われたから、まそうなんかなっていうので、ま他どんなのがあるのかなみたいなので。でま元々中学生ぐらいの頃からその海外出てお仕事したりとかっていうの興味があって。国際的なお仕事したいなっていうのはあったんですよ。そのために英語ちゃんと勉強しとかななみたいなんで、英語偏差値だけ高かったんですけど。
高野:あら素晴らしいです。
芳川:それはでも全然喋れないってね。
高野:なんでですか?なぜですか?
芳川:ペーパーテストは得意だけど、会話はできないです。しかもあの実はその申請取り次ぎって言うんですけど、その入管に届けれて申請を取り付ける種類の士業っていうのが、ま我々行政書士から始まってて。で実は弁護士さんもできるんですけど、行政書士の方がその歴が長いんですよ、その入管の仕事。割とだからその弁護士さんと対等に渡り合える世界だというのも先輩から聞かされ、みたいな。それだとま、もちろんその自分がやりたいことをやれる、いきなりね駆け出しからそんな甘い話ではないので。あの事務所が京橋で始めたっていうのもあって、最初はあの風営法絡みのお仕事、キャバクラだったりガールズバーだったりその辺届けで許可なんかをずっとやってたんですけど。で外国人やりたい、外国人やり たいっていうのずっと言ってたら、だんだん外国人特化になっていったっていう。
高野:なるほどね。でそっから何年でしたっけ?
芳川:15年ですね。
高野:15年。素晴らしいですね。であのま手続き関係ってね、あのま書類を見ると気持ち悪くなる私のような人は、もう書類を見る前からあの芳川さんのようなプロに頼みたいんですけど。でもそもそも書類なんで、ま揃えたりとか書いたりすれば、多分普通の人でもできると思うんですけど。ビザはそうはいかないんですか?
芳川:まその、そもそも誰が申請するのって言うと日本人じゃないっていうスタートライン。
高野:そうま海外から来られる人ですもんね。
芳川:だからま日本語も日本人が読んでも難しい日本語を、海外の方はなかなかやっぱ理解できないですし。自分がその要件を満たすのか、ビザをもらうための要件を満たすのかっていうとこの判断がそもそもできないんですよね。仮に満たしていたとしても、それをじゃあどうやって証明するのかっていうところが、ハードルが高いですよね。
高野:えどうやって証明するんですか?
芳川:もちろんあの入管が言ってくる必要書類を提出することになるんですけど。そもそもその申請する段階でちゃんと要件満たしたのかどうかって、じゃどうやってチェックするのって話じゃないですか?あの資格該当性、基準適合性…。
高野:あ、いいねが。もう1回言って、何?もう1回言ってください。
芳川:資格該当性、基準適合性っていうま2つの側面から判断しないといけないんですけど。 ね、言われてもわかんないじゃないですか?
高野:全然わかんない、全然1ミリも分かりません。
芳川:そういうま勘所っていうのはね、まあ日本人でもちょっと難しい。
高野:はい確かに。それは海外の人には分からないですよね。なるほど、まだからそこはね芳川さんのようなプロが必要だというところですね。まあねあのもう1回言うけど、あのああいう書類を見ると気持ち悪くなる私にとっては、何が仕事の面白みなのかなっていう風に思うんですよ。ちょっとそこ教えてもらっていいですか?国際行政書士さんの仕事のこう面白みとか、やりがい。
芳川:まあのシンプルに外国人面白いです。
高野:どういうこと?どういうこと?
芳川:あのやっぱり僕らの常識では測れないことをしでかしたりとか。
高野:ちょっとなんか、例をひとつふたつ。
芳川:あんまり言えないですけど。
高野:そこは興味がめちゃくちゃあります。
芳川:あのま欧米の方なんかね、あのはい、全然違うんですけど、東南アジアから来てる子たちなんかだと、例えば6畳1間に3人で暮らしてたり。
高野:それちょっとやばいじゃないですか。
芳川:その部屋をま退去した後ね、あの現状回復をオーナーさんがしようと思ったら、もうあのゴキブリだらけで。
高野:怖い怖い。
芳川:こんな環境でよう暮らしてたなみたいな。
高野:いや本当ですね。うんまたいいねが来た、いいねが来た。皆さんいいねありがとうございます。
芳川:ありがとうございます。まそんなね面白話もまあります。色々ありますけどまシンプルに話してても、その習慣文化がやっぱ違うので、そんな考え方するんだとかね。いろんな発見あったり、まその海外旅行に行かずとも日本で海外旅行したような気分が味わえるみたいなとこはやっぱりありますね。
高野:名言ですね、それ。海外旅行行かずとも世界各国の人たちに出会えるという。
芳川:そうですね。ま今大阪市内なんかね、もうあの繁華街行ったら外国人のが多いので。
高野:はいそうですね。日本語が聞こえてこないですね。
高野:だからまあの僕みたいな仕事してなくても味わえるような世の中になってきてますけど、より突っ込んだ海外の人との交流がやれるっていうのは、もちろんそのそれが最大の魅力でスタートした。
高野:なるほどね。あのここでまた1つ疑問が生まれたんですけど、えっと英語喋れない芳川さんが、海外の人とどうやってやり取りするのかなっていう…。
芳川:あの彼ら日本で暮らしていけるレベルの日本語使えるので。
高野:あぁ会話は申し分なくできるわけ?
芳川:まあ人によりますよ、もちろんね。片言レベルで本当にコミュニケーション取るのが難しいって子もいるけれども、まあの日常会話レベルでは全然大丈夫っていう。
高野:あぁなるほど。ただあの書類とか難しい文語とかはもう無理みたいな。私でも無理ですからね。
芳川:読み書きはちょっと厳しい。そうでもね、あの日本語、その会話の中でもその変な日本語使ったりするのも可愛いんですよ。
高野:あそうなんだ、なるほどそうですか。でビザってね、すごくこう行政書士さんによって取れるか取れないかが変わってくるぐらい、結構腕によって違うよみたいな話を聞いたことがあるんですよ。そうなんですか?
芳川:はい、そうですね。まあの本来許可がもらえない案件に関して、無理やり許可がもらえるように持っていくっていうことも不可能ではないですけど。それはやっちゃいけないことだという風に私は思っています。でもそれをやる先生は結構います。そして逮捕されたりしています。
高野:あら犯罪という、あれかな脱法行為というやつですね。
芳川:でもね、あの本来もらえるはずなのに、あの行政書士さんの失態で不許可になったりっていうことも…。
高野:あるんだ。例えば例えば?
芳川:まあの1番最悪なのは、あの更新期限を失念していて、しまったとかいうのもあの結構相談としてはあるんですけど、実は。あとはあのうん力量が及ばずに、こうこの書類出したら許可出るのに添付しなくて不許可になるみたいなケースももちろんあるんですが、それ以上にあの勝手にこれはもう許可もらえないと判断してしまって、受任しないみたいなケースが。
高野:えそれはどういうケースですか?
芳川:いやもうなんか、あの勝手に思い込む。
高野:例えば?私あのはい海外から来た人だとしましょう。どういうケースであこの人ダメ、多分ビザ取れないみたいな判断になるんですか?
芳川:ま細かい話しても仕方がないんで、まそうですね、例えばあの絶対この10年日本に居てるっていう要件満たさないとこの許可もらえないんだって思い込んでるけど、実はそれを回避する方法もあるみたいな、そんな感じですかね。
高野:へえ。ちょっと興味があるな、どういうことなのかなっていう。
芳川:まあのそこを間違える人はあんま居てないと思うんですけど、でもまあのびっくりするくらいの間違いしてる先生はやっぱり居てるので。油断っていうか、あのまさっき言ったその永住者の資格なんかで、10年日本に住んでることみたいな要件があったりするんですけど。それ実は必ずしも絶対条件ではないみたいなところがあって。正面から制限緩和してる部分もあったりするし。まそういったこと一切検討しないで、あもう10年居ないからダメですねバイバイみたいなことを言っちゃう先生は居てる。あの前の先生に言われたんですけど、そうなんですかみたいな相談もあったりします。
高野:あぁなるほど。だからそのビザに精通してないとやっぱそういうこともご存じなかったりする可能性があるわけですね。あそういうことか。そっかじゃあもうそれはもう15年やってる芳川さんが…。
芳川:色々痛い思いもしながら勉強しました。
高野:すいません。どんな痛い思いしたんでしょうか?
芳川:いやあのまあね、あの全部が全部許可に結びついてるわけではないので。これはやっぱり不許可になるのかとか、こうねその申請の外国人の方たちの犠牲の元にあの色々勉強させていただいてきたということにはなります。
高野:はい、なるほど。あの外国人の皆さんありがとうございます。
芳川:ありがとうございます。
高野:え変わってお礼を言いたいと思います。なるほど難しいんですか?ということは。
芳川:まあの今うちの事務所で1番件数が多いのは、実はあの特定技能外国人という種類の人たちなんですけど、そこは正直あのそんなに難しくはないんですが。
高野:この前聞きましたその人材紹介の方に。特定技能ってあるんですよって話聞きました。それ難しくない?
芳川:難しいわけではない。面倒くさいです。そうですね、まもちろんそのちゃんと要件満たす人連れてきてねって話ではあるんですけど。要件を満たすこと自体がそんなにハードル高くないので。
高野:何がどういうのが難しかったりするんですか?どういうケースが。
芳川:まあの高度専門職と言われるま人材の人たちなんかだと、そのポイント制になってて、何点以上じゃないとダメみたいなのがあるんで。ないとダメだったりと。ま普通にあの就労系のビザで、1番あのメジャー、ポピュラーなのが「技術・人文知識・国際業務」っていう長ったらしい名前なんですけど。
高野:泣きそうになってきた。
芳川:一般的に技人国(ぎじんこく)ですけど。あの要は普通に会社に就職しました、在留資格変更しますっていう時に、まず上がる資格、候補に上がる資格で。そんなでも学歴要件だったりとか、学歴満たさない人には実務要件だったりとかっていうのがあるんですけど。
高野:あぁ何年ぐらい働いてるとか?
芳川:そうそうそう。
高野:厳しいですね、色々。
芳川:そうなんですよ、結構要件うるさいので。
高野:働いてもらうのにね。海外からわざわざ来ていただいて。そうなんだ。
芳川:緩やかに門戸開いてくれたら助かるんですけど。
高野:そうなんだ、へえ。あの1番こう芳川さんがお仕事をする上で、なんか心がけてたりとか、すごくこうなんだろうな、心に誓ってることとかってあるんですか?
芳川:あのま個々の外国人たちがその安心して日本で暮らせるっていうのは、ま願いもちろんあるんですけども、それを超えてやっぱりそのなんて言うんですかね、日本人とその海外 から来た人たちが共存共栄、本当の意味で共存共栄できる世の中にしたいなっていう思い が。
高野:わぁちょっとそこ聞きたいです。なんでまたそんな風に思ってらっしゃるんですか?
芳川:まやっぱり現場を見てるからですけど。まあ昨今だいぶましになったというか減りましたけど、外国人をどういう目で見てるかって言うと、安く使えるからっていうのが長い歴史としてあって。まちょっとなんか下に見てるみたいなね。当然それはあの海外から来て日本で働いてる人たちも、そういう風に見られてるっていうのは感じるじゃないですか。そういう人たちがじゃあ日本で働き終わって本国に帰った時に、どういう風に日本のことを伝えるかって考えたら、ちょっと心が寒くなりませんか?
高野:そうですね、今汚い言葉がここまで出てたんですけどね。あいつらピーなんだよみたいな。
芳川:で実際やっぱりそういうね、あの日本でろくな目に合わなかったっていうのをこう吹聴してまわるような方たちもやっぱりいてるんですね。そういうのはやっぱ悲しいので。
高野:そうですよね。
芳川:行って本当に良かった、よくしてもらったんだっていう風にやっぱ伝えていただきたいので。でまたそういう世の中に日本がなっていかないともう本当に立ち行かないとこまで来てるので。
高野:あの働き手がいなくなるわけですからね、これからどんどんどんどんね。
芳川:土下座してお願いですから日本に来てくださいっていう時代がもうそこまで来ています。もう全然来ないですよ。今日も日本語学校さんのねお話ちょっと伺ったんですけど、ベトナム行っても、その業種によったら全然集まらない。
高野:例えば?介護とか?
芳川:そうですね、介護もそうですけど、建築土木でいっても全然集まらない。
高野:まあね、体力仕事ですもんね。そうなんだ。
芳川:ホテルなんかでもそうだって言ってましたね。あっちの方、その英語でそのまま働けるところで、あの日本と同じぐらいの給料もらえるところがやっぱりあるので、わざわざ日本語勉強してまで日本に行かないですっていう。
高野:なるほどな。あいいねが上がってます。そうですよね、英語ができたらね大体ね他のいろんな国でもいけるけど、日本語って日本語オンリーですもんね。それ以外一切通じませんもんね。あぁそっかそうなんだ。でま安心してね、こう海外の人が働けるようにってところで、行政書士さんとしてはそのビザの手続きをするところだと思うんですが、そのビザの手続きをこう通じた、でどういうことでその安心して暮らせる状態が作られていくんですか?
芳川:まやっぱりあの外国人たちはそのビザがないと、日本を出ないといけないっていうのよく分かってますから。とにかくその例えば変更申請中だったら、あのいつビザもらえますかみたいな。
高野:そうですよね。不安ですよね。
芳川:毎日のように聞いてきます。
高野:あぁそうなんだ、そうなんだ。
芳川:まね、まちゃんと許可出るんだよっていうことはお伝えして、安心させてあげたい。
高野:なるほど。あのビザってどういうもの、なんか実物的なものがあるんですか?
芳川:えっと在留資格をまその取得するのを、お手伝いしてる在留カードっていうのが、与えられるんですけど。カードという形にはなります。
高野:なるほどなるほどです。あの今までね、数えたことあるのか分かりませんけど、何件ぐらい?
芳川:えっと始まってからでも2019年?2019年、なんかもちょっと忘れましたけど。
高野:コロナ確かそれぐらい私も適当だな。確かそれぐらい、忘れましたけど。
芳川:そうですね。でもまあの多い時で去年の3月が1番多かったんですけど、1ヶ月100件ぐらい。
高野:えっ、1日3件ぐらいやってるってことですか?
芳川:はい、まあでもその3月は本当にあの廃人になったんで、もう。
高野:廃人になったんですね。
芳川:そっからはそんなにたくさんやらないようにはしていますけどね。
高野:寝れないんじゃないですか?そんなにやったら。
芳川:そうですね、寝れないですね。
高野:えぇ、大変。
芳川:精神的に良くないですね。
高野:ということは、まそれぐらい海外からあの来られる方が増えているということ?
芳川:あもちろん増えています。
高野:やっぱコロナ終わってからドドドって来てる感じなんですか?
芳川:あのそうコロナを終わった瞬間にその溜まってたのがドバってきたのがあって、で今年
ちょっと落ち着くって言われてました。でま落ち着いたのかと言われると落ち着いた気もしないんですけど、えっとおかげ様で法人でチームでやってるので、まぁなんとかこなせる範囲では今させていただいてますけど。それもあの大きな取引先の匙加減ってところがあって、そこがまだそのフルアクセルでやってないからなんですよね。もう本当に全力でやるよってなったら、5倍10倍はすぐに行くみたいなぐらいの力のあるところなので、手加減して僕らの手続きが関係するところを、手加減してやってくれてるんですよ、特定技能っていう分野に関しては。ちょっと制度の過渡期っていうのもあって、先週かな?先週あの育成修了って新しい制度に関しての方案が通過しましたけど、技能実習がなくなって育成終了になるみたいな、今そういう制度の過渡期なんですけど。
高野:育成終了って何ですか?
芳川:まその今特定技能って制度がありますけど、その特定技能外国人に満たない、まだそこまでたどり着かない外国人たちを、特定技能まで引き上げる、育成するっていうのが。
高野:なるほど。
芳川:はい、資格になります。
高野:今私なるほどってさらって聞いてるんですけど、重大な疑問が頭をよぎりました。あの外国人の方が日本に行きたいって直接頼むんじゃないんですか?ビザ取ってって。
芳川:あぁそうですね。あのもちろんその外国人から直接のご依頼もあるんですけど、大半はっていうか、あのうちの場合はえっと、その外国人技能実習性とか特定技能外国人っていうジャンルの方たちを管理したり支援したりしてる団体、組合があるんですけど。そこからのご依頼が1番多い。
高野:なるほど。だからその方たちがまなんか取りまとめてるみたいなイメージですか?
芳川:そうです。あの細かい話をすると直接の契約主体はその所属機関って言って外国人たちが勤める先になるんですけど。所属機関、企業さんを束ねてる、その人たち企業さんたちが組合員として加盟してる組合があって、その組合からお仕事いただいてるという。紹介いただいてるというの。
高野:あなるほどね、そりゃそうですね。そこでこう受け入れて各企業さんで働いてもらうっていう感じ。なるほど分かりました。あのま今チームでやってらっしゃるっていう風にはおっしゃったんですけど、芳川さん、だから会社の中にいらっしゃる?
芳川:法人です、はい。
高野:会社の、でこう何人かそのビザをやられる方がいらっしゃって、一緒にやってるという感じなんですね。
芳川:そうなんです。10人ぐらいかな?
高野:お結構いらっしゃいますね。そうなんですか。いやでもこれからまだね、なんか増えそうな感じ、予感ですよね。
芳川:増えるしかないです。
高野:増えるしかない。あのいいねとかいろんなのが、こうわぁっと上がってきてるんですけど。増えるしかない。なんかこうこれからの展開として、こんな風にしていきたいとかなんかあります?考えておられることって。
芳川:こんな風にしたいというのは、どういう目線でですかね。
高野:まどういうまこれからその海外の人がま増えると、どんなことが起こってくるのか。ちょっとまあの私の悪い頭ではなんか想像がこう覚束ないわけですけど、例えばこんな風になってくことが予想されるから、国際行政書士として、こういうことを今からやっとく必要があるなであったりとかなんかありますか?
芳川:えっと2050年だったかな?2050年には日本人が8000万人ぐらいになるんだったかな?実は日本人っていうのは絶滅危惧種だっていう話がありまして。
高野:え、私たち絶滅危惧種?
芳川:はい、もう地球上からいなくなります。
高野:皆さん絶滅危惧種だそうです、あの私たち。えっそうなの?
芳川:もうそれはもう抗いがたいことで、仕方がないです。もう子供が増えないんで。
高野:そうですね。今出世率いくつだ?1.2とかわからんけど。
芳川:1.2切ってるんじゃないですか?細かい数字わかんないですけど。
高野:怖。私もすいません、あのはいそこには貢献できてないんで、すいません国民の皆さんって感じですけど。
芳川:あのもちろんその人口がこう減っていくっていうことに対して、どこまで向き合うのかっていうのは、我々のその国に対するスタンスもあるんでしょうけど、ただまあのやはり抗いながらだと思うんですよ、最終的には。沈み行く船もね、あのただただ指加えて船が沈むの待つわけない。
高野:辛いな。嫌です。
芳川:でしょ。だからそこのひとつの手段として、やはり移民を受け入れるっていうのが今後必ず訪れる。それがま3千万人4千万人ぐらいになるだろうというふうにも言われています。
高野:あぁだから、そうなると3人か4人に1人ぐらいは海外の人っていうことになるわけですよね。
芳川:それはもう本当に抗いがたいことだし、もっとすごい早いペースで訪れるという予想もあります。
高野:2050年って今からだから四半世紀ぐらい?いやもっと早く来そうですね、でも。
芳川:なんか、半分ぐらいになってそうですね。
高野:ですね。全然不思議じゃない。
芳川:はい。そこに向けてやっぱりその本当の意味でのウィンウィンの関係というか、共存共栄できる関係でないと、日本という国はあの将来明るくないだろうなと思うので、そこに向けて力を尽くしたいなという思いがあります。
高野:あの今ってまその本当の意味でのこうウィンウィンの共存共栄にはまだなってない感じ?
芳川:そうですね。その意識の問題やと思うんですけど、まもちろんその成功事例っていうのはいくつも身近にもあるので、例えばその介護施設でねおじいちゃんおばあちゃんたち元々はそのまご家族も含めてですけど、うちのおじいちゃんおばあちゃんをその外国人に面倒見さすんかと。
高野:あぁそういう感じ?なるほど。
芳川:ま正直当事者になったら複雑な気持ちもあるだろうっていうのは分かりますし。自分がじゃあその自分の母親を介護施設に入れて、外国人だらけのね施設だったらどう思うかなっていうのは、ちょっと想像してみたりはしますけども、でも実際そういうところで例えばそのインドネシアからその学生さんがね、インターンでその介護職として働いてみたいなこともやってるんですけど、すごいおじいちゃんおばあちゃん喜んでくれるんですよね。海外から来てかいがいしく、ダジャレみたいな…。
高野:今聞かなかったことにします。
芳川:海外から来てすごい一生懸命やってくれるし、ま片言の日本語でこう一生懸命喋ってくれるのも、もう可愛くて仕方ないみたいなね。大好評だったりするんです。
高野:そう私たちがイメージするのとは違う現場の風景が広がってるってことですね。
芳川:そうですね。本当にあの外国人をひとり入れたことによって、職場がすごい活性化したみたいなとこもやっぱりある…。
高野:えぇめちゃくちゃいいじゃないですか。そうなるともうウィンウィンで共存共栄みたいな感じになっていくわけですね。どうやったらそれが増えそうなんですか?それめっちゃいいじゃないですかねぇ。めっちゃいいやん。
芳川:そうなんですよ。もちろんそのあの入国をこう間近に見てる立場として、まともな外国人たちを日本に入れたいという思いもあるんです、一方でね。よからぬことを考えてる外国人も当然中にはいる。
高野:まそりゃそうですよ。よからぬことを考えてる日本人もいるわけですからね。
芳川:そうなんです。もう日本で荒稼ぎして帰ったろみたいなやつも、やっぱりいるわけですよね。後は野となれ山となれみたいな…。
高野:そりゃいらっしゃるでしょう。
芳川:まそういうんじゃなくて、あの真面目に日本のために働きたい、日本大好きだよっていう人たちを日本に入れたいなっていう思いもあるので、こう1人でも多く自分の目で見た外国人たちを、入国させたいという思いはあります。
高野:あのすいません、会わずに手続きするっていうケースもあるんですか?
芳川:ま内緒ですけど、なくはないですね。その紹介者さん、まあの自分でその直接色々こう会ってお話してるっていうのとほぼ変わらない状況で、紹介者さんの信頼があったりとか、ていうま前提はありますけどそういうケースもなくはないです。
高野:だから芳川さんがじゃなくて、そういうケースもあるってことですよね。
芳川:あぁ一般的にそうですね、あの正直申し上げるとオンラインで申請ができるようになったんで、うちも47都道府県もう全部こう依頼を受けます。てなると全員僕ができないです。
高野:確かにね、確かに。
芳川:代わりに面談してくれる人がいるということですね。これをトークライブでどこまで喋っていいのかって問題が非常にあるんですけど、あとでピー入れといてください。
高野:いやもう無理です。でもでも、それぐらいやっぱ広がってってるっていうことだし、でも中でもやっぱり芳川さんは会ってやっぱり、ちゃんと面談してっていう風には思ってらっしゃるわけですよね。いやあの是非そうして欲しいなと私たちも思いますね。
芳川:そうですね、その全くその申請人とやり取りしないまま申請が進むってことはないので。なんか色々やり取りしながらですので。
高野:そうなんですか。なんかこう今まで経験した芳川さんが実際に経験した例で、ものすごくこう感動した事例であったりとか、なんかありますか?そういうのって。
芳川:感動ですね…。まもちろんその許可出ると思ってへんかった正直…。
高野:あそういうのもあるんですね。
芳川:おー許可出たんかみたいなのは…。
高野:おーってなるんですか、出たよーみたいな。
芳川:はい。
高野:それってどういう事例なんですか?
芳川:いやまあのシンプルに、あの要件は客観的には満たしてないんだけど、ま色々こうね、推薦書もらったりとか手を尽くして、こういうかわいそうな事情があるんですよみたいなんで許可もらって。
高野:あぁそっかその要件の中には自分ではどうしようもないところで要件に満たないっていう人たちもやっぱいらっしゃるわけ?
芳川:あります、そういうのも多々ありますよね。
高野:働きたい気持ちもあるし、すごく誠実なんだけど、そこだけが足りてないみたいな方もいらっしゃるわけですね。
芳川:そうですね。諦める前に是非来ていただきたいですよね。
高野:諦める前に皆さん、諦める前に芳川さんに相談してください。なんとかしてくれるかどうかは分かりませんけど、なんとかしてくれると思います。
芳川:お話伺ってからでないと、一応ねそのま不許可の可能性高いですよと、どうしますかっていう返事聞いてから、ダメもとで申請してみましょうという話にはなりますけど。
高野:なるほど。話聞いてるとすごくこう人間的なお仕事ですよね。最初書類仕事かと思ってたんですけど、すごく人間的。
芳川:そうですね、本当。個々のケースによって判断分かれるし、なんだったらもうあの同じ申請をしても、その入管によっても判断分かれる。で同じ入管審査官によって判断分かれるみたいなのあるので…。はいそうですね。
高野:へぇ。もしかしてその審査官の皆さんのことも把握しなきゃいけなかったりするんですか?
芳川:はい、この審査官はNG審査官だみたいなとかあるんですよ。
高野:やっぱ人間ですからね、あるでしょうね、そういうのね。
芳川:でもね、あのもう本当にこの審査官はっていうこうま同業者の間でも噂になってるような審査官居てたりするんですけど、地雷みたいな居てるんですけど。まやっぱりそういう審査官でも、うちやっぱ件数多いので電話で話したりとかするんですよね。あぁまたこの人かみたいな感じで話通りやすくなったりとかやっぱ実際にあるんですよ。
高野:あ、関係構築ですね、これね。人間関係ですね。
芳川:本当そうですね。これもう公に言うてええんかな?
高野:知らん、知らん、わかんない。いやでもやっぱ人間のやることですよね。
芳川:そうそうあるんです。過去もあのちょっとあの有力な経済界で有力な方からのご依頼で、ビザどうなってんねん、まだおりひんのかみたいな、こう電話かかってきてね。ちょっとあのまだ平均的な審査期間から言っても、またちょっとかかると思いますって言っても、いや もうらちあかんから、あの議員に言って許可出させるみたいな言って。
高野:なんかすごい、政治的ななんかあれですね。
芳川:有力な国会議員さんとお繋がりだったんで、実際電話されてしまったんですけど、やめといてくださいと、もそんなもうねあの入管としても立場ないし、そんな言われたらあのなんか嫌がらせされるかもわからんからやめてください言うたんですけど。いやもう電話する言うて、電話したら次の日許可降りたっていう。
高野:人間なんて色々ありますね。そっか、いやちょっといろんなこうなんかね裏話的なものが色々あるなという風に思ったんですけど。これからもやっぱずっとこの仕事はもう貫き通す感じですか?
芳川:そうですね、やっぱこのお仕事すごいま自分の中では大事なお仕事だなと思っていますし、まやっぱりあのシンプルに面白いので続けていきたい。
高野:やっぱりこう一件一件やっぱ違うわけですよね。そっかいや今話し聞いてるだけでも、なんかこうひと筋縄ではいかない感じなので、まだからこそそこがやりがいだったりとかされるのかなっていう風に思ってます。
芳川:まあとま外国人の皆さんにこうギブする日々を続けてたら、老後安心かなみたいなのもあります。
高野:そりゃそうですよね。だって助けてね、その3人に4人に1人みたいな世界になってきたら、助けていただくこともいっぱいあるでしょうしね。
芳川:そうあの僕子供がね、今小学校4年生なんですけど、子供が生まれるまでは割と海外も行ってたんですよね。手続きをしてあげた外国人から、故郷に遊びに来るんだったら案内 するよみたいなは、しょっちゅう…。
高野:まぁ素敵な話。
芳川:はい。それも老後の楽しみとしてはあります。
高野:世界中に友達ができる感じじゃないですか?知り合いとか、ま親戚ん家みたいな、それは素敵な話。やっぱそれだけやっぱ感謝されるってことですか?
芳川:そうですね。
高野:そのま今ギブをね、してらっしゃるっておっしゃったんですけど、その手続き業務の他になんか芳川さんがこう意識してギブしてたりとかすることってあるんですか?
芳川:うん、まあのシンプルになんかあのLINEで愚痴聞いたりとか…。
高野:そういうのでも大事だと思いますよ、私。
芳川:なんかあのやたら相談してくる子とかがやっぱいるんですよ、いろんなことを。なんか俺これなんで無料で相談みたいなのあるんですけど。
高野:どんなこと相談してこられるんですか?例えば。
芳川:あのえっと転職したい…。
高野:あそれうん分かるよ。
芳川:ま主にやっぱりそういうのが多いですけど、今の会社の給料が安いんだとか。自分で探してと思うんですけど。
高野:確かに確かに。
芳川:あとまやっぱ永住の相談今すごい増えてるんですけど。私要件満たしますか?みたいな相談はさっきも来てました。
高野:あの永住増えてるのはなんかなんで?
芳川:1番大きな理由としてはちょうど10年ちょっと前に日本がこう留学生を大幅に受けれるよみたいな話で、留学生増やしたんです、めっちゃ。でその時にバッと押し寄せた留学生たちが10年日本で住んで、要件を満たしたっていうのが最大の理由です。
高野:あなるほど、もうだから日本でずっともう暮らすよっっていうことなんですね。
芳川:そうです。永住取りたいのが大体あの家のローン組みたいからとかが多いんですけど。
高野:そっか。あとなんか面白いこと聞かれることとかあるんですか?なんでこんなこと聞いてくるの?みたいな。
芳川:うーん、まあの何でしょうね、までもそれこそ高野さんともう共通のあの異業種交流会に興味みたいなね、そう自営でされてる人なんかだと、集客なんかいい方法ないですかみたいな相談もやっぱあったりします。
高野:前向き…。国際行政書士さんに集客の方法を聞いてくると。
芳川:日本人と結婚したいとかもありますよ。
高野:結婚相談所ではないのに。までもそれだけ話しやすいんでしょうね、きっと。だってね、その日本に来て寂しいじゃないですか?
芳川:まあね。まあ本当にだからありがたいですけどね。あの高級なお酒をプレゼントしてくれる、まあの割とあの富裕層の方とかもいてるので、いいお酒が手に入ったんで一緒に飲みましょうみたいなとかね。
高野:最近何飲んだんですか?最近何、何飲んだの、最近?
芳川:あの最近で言うと、あのね茅台酒、なんかえっと中国のね、普通にもう本当5、6万するお酒、あの年代物になるとなんか何10万とかするようなお酒を持ってきて、飲みましょう言うて、べろべろになりました。52%やったかな?
高野:それ強いわ。ストレートでいったんですか?
芳川:はいあのそうです、そのまま。
高野:でもそうやって仲良くなるんですね?
芳川:まあもうその会はもう本当にもう笑いが止まらないみたいな、ずっと笑ってましたけど 。
高野:あそうなんですか。ただの書類仕事ではないですね。
芳川:そうですね。その人なんか本当にあのあんまりその素性をばらせないであれですけど、あの日本の大手の有名な会社のその中国支社の顧問だったりとか、日本に来る時もその政界の要職にあるような人たちと一緒にこう視察ツアー行くみたいな、そんなレベルの人なんですけど、そういう方たちにもね、あの先生ずらできるっていうねメリットありますね。
高野:先生と呼んでもらえる。結構のじゃあま大物というか、の方との繋がりもできると。へぇそういう話聞くと、国際行政書士さんいいなって思いますね。
芳川:もう本当やりがいはありますよ。
高野:なのであのこれからね何か資格取ろうかなっていう方は、行政書士の資格を取られ、だから行政書士資格の他になんかが必要だったりするんです?
芳川:えっと行政書士になった後に、申請取次っていうまその別の研修を受けて、最後にちょろっとテストがあってみたいなのがあるんですけど。それをまあの取らないとだめです。
高野:難しいんですか?
芳川:ダメだった、不合格になった人を1人しか僕は知らないです。
高野:じゃあ大丈夫だってことですね。
芳川:行政書士試験受かるのになんで落ちるのみたいな試験ではあります。
高野:あぁなるほど。なので皆さん国際行政書士さんとてもこうなんかこうヒューマニ…なんかすごくこう人間味が溢れる仕事だなっていう風に思うので、あの興味のある方ね、あの是非芳川さんに相談して…わかんないけどしていただければなっていう風に思います。あの休みあるんですか?
芳川:えっとまお陰様で、その法人にね合流させていただいてチームでやるようになったので、あのなるべく週末は休めるようになってきました。
高野:なんか聞いてると休みなさそうだなっていう感じが…。
芳川:基本あのもうそうですね、ずっと休みはなかったです。教育畑で来てて、2足のわらじ履いてきたんで。
高野:あその塾、家庭教師とかと行政書士のお仕事と並行してきた。
芳川:はい、塾が5時から、で行政書士が9時5時みたいなイメージなので。
高野:いつ寝るんですかって感じですよね。
芳川:あの寝てはいましたけどね、でもはい。最近ねあの寄る年波で睡眠時間が短くなってるんで。
高野:年の話…今おいくつなんですか?
芳川:今年51になります。
高野:え、見えない見えない、本当ですか。40代、40代。
芳川:あのあんまり苦労してないんでね。
高野:そういうことじゃないと思う、そういうことじゃないと思うんですよ。こうやって喋ってるとね、あっという間なんですよ。もうだからもうあと5分で終わるんですよ。なんかこう見てくださってる方に何かあのこれだけは言っときたいぞってことはありますか?
芳川:そうですね。あの先日その実はあの大学の先輩でもあられるんですけど、ジャイカで37年お勤めになって、あの高等弁務官の緒方貞子さんとかともちょうど触ってたような、あの大学の先輩で戸田隆夫さんっていう方がいらっしゃるんですけど、この方のま講演をちょっと聞かせていただく機会があって。色々本当に感銘を覚えたんですけど。
高野:どんなところに?
芳川:うん、あのそん中でもすごい印象に残った言葉があって、これからの時代はウェルビーイングじゃないんだよって。何?ってなるじゃないですか。ウェルビーイング自体が悪い言葉でないんですけど、そうじゃなくて高ウェルビーイングなんだって。
高野:?
芳川:一緒に、みんな一緒にウェルビーイングっていうことですね。
高野:あぁ単なるウェルビーイングではなくて、みんなでみんな良い状態になっていこうという。ウェルビーイング皆さん分かりますか?あの良い状態ってことです。
芳川:ま人生充実させていきましょうよっていうね。それがまあの僕がずっと今日お話してる共存共栄できる、そういう世の中になっていくためにも各人がやっぱりその高ウェルビーイングっていうのを、ちょっとね頭の片隅に置いてもらって。
高野:なんかいいと思う。私たちになんかできることありますか?そのね海外の人と共存共栄ってなっていく、みんなでウェルビーイングになるために私たちができることはなんかありますか?
芳川:あの大阪人特に多分得意だと思うんですけど、街中で見かけた外国人、例えばなんかちょっとお困り事を抱えてそうだったら声かけてあげるとか、そんなところからで全然いいと思ってます。
高野:全然できます。挨拶するとかでもいいですか?
芳川:そうです。それが大事だと思います。
高野:できるわ。
芳川:でなんかね、やっぱりその海外の人って見た目でなると、ちょっとあの、うわ言葉も通じるか分からへんしとかって、こうちょっと距離を置いてしまうところあると思うんですけど、そうじゃなくてやっぱりそのその戸田さんもおっしゃってたんですけど、関心を持っていただきたいなっていう。
高野:なるほど。
芳川:この人にどんな背景があって日本に来てるんだろうかとか、そういう興味を持っていただいてお声がけしていただく、仲良くなっていただくのが、引いては自分自身、私たち日本人の身を守ることにもつながるだろうなと思うんです。
高野:なるほど。あの私今島根県にいるんですけど、超田舎なんですけど。
芳川:写真見さしていただいてます。
高野:ありがとうございます。あの普通にいらっしゃいます。多分中国から来られてるんじゃないかな?いらっしゃって、あの普通に挨拶したら普通に挨拶してくれます。こんにちはとか、おはようございますって言ったら。
芳川:結構ね、あの中国のお金持ちの方とかってなると、もうあの都会飽きて田舎で暮らしたいみたいなところが…。
高野:来なはれ。
芳川:そうなんですよ、本当にありますよ。
高野:そんな方いらっしゃったら是非ご紹介ください。是非お願いします、もうウェルカム、ウェルカム。
芳川:はい、お繋ぎします。
高野:世の中はどんどんどんどん、こう変化していきますね。そんな中で是非あの芳川さんには高ウェルビーイング、高ウェルビーイングを生み出すために頑張っていただければなという風に思います。はい、ありがとうございましたということでですね、本当喋ってるとあっという間なんですよ。
芳川:あっという間ですね、1時間経ちましたね。
高野:でえっとですね、ま私はあのま経営者専門ライターというこう肩書きで、まこうやってね、あのその道のエキスパートであったりとか、経営者の皆さんにこうお話を聞いてまその思いを、こうあのチューチュー吸い上げるっていう仕事をしてるわけですが。ま今ねあのまそういった思いをこう100冊の本にするというのを、こうまお仕事としていってて。これをね、今私あの押してます。でこう本を作りたい方はね是非あの言っていただければなと思うんですけど。このトークライブを今年、私今年の1月からやってるんですが、きっかけになられた方がいらっしゃいます。その方がですね、立石麻由子さんというコミュニケーションコーチをやってらっしゃる方がいらっしゃって、私はこの方にこういうトークライブ形式で、あの色々発信する方法があるよというのを聞いて、やり始めてるんですね。コミュニケーションによってこう営業力を上げたりとか、会社の業績あげたりとか、そういうことにこう取り組んでらっしゃるこうそういう研修を提供している方で。あのね、めちゃくちゃ可愛いです、そしてめちゃくちゃ明るいです。なので、あのご興味のある方是非あの立石麻由子と、立石麻由子とググっていただいて、あのまたね見ていただければなという風に思います。はい、ということでえっとご視聴の皆さんありがとうございました。もし良ければね、アンケートご協力いただければなという風に思います。えっとまこのトークライブね、私が聞きたいことを好きなように聞いていってるという。あのシナリオも何もありません、ただただ私が面白い、興味あるなと思うことを聞いていっているトークライブですので。もうちょっとこうしたらいいんじゃないとかね、あったらまたアンケートにね、書き込んでいただければという風に思います。ということでジャスト20時ね、早かったな、今日も面白かった。
芳川:なんか言っちゃいけないこと色々言った気がする。
高野:みんな忘れてくださいね。そこだけ忘れていただければ我々幸せな明日を過ごせるので、はい。ということで今日は国際行政書士の芳川さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
芳川:はい、ありがとうございました、どうも。
高野:はい、では皆さんまたお会いしましょう。ではさようなら。

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