こんにちは
イデアレコードの左川です。
良く訪れる中野のブックファーストでは、小説やビジネス本、漫画、専門書などを一通り眺めています。その中で特にデザインに惹かれてそのまま買ってしまったのが「私らしい言葉で話す 自分の軸に自信を持つために」(著:SHOWKO)」でした。
一見よくある自己啓発・スキル本かと思ってしまうのですが、いざ読んでみると文章の美しさに惹きこまれます。著者が京都で330年続く茶陶の窯元に生まれて陶芸を学んだということもあって、語られるエピソードや比喩も独特で且つ興味深いものとなっています。著者自身も「私らしい言葉」というキーワードを掲げていることもあって、微妙なニュアンスや表現はまさにSHOWKOさんらしい言葉として相応しいかと思います。今度は映画とか小説、漫画などに対する批評を読んでみたい。
ちなみに美しい装幀を手掛けたのは「TYPE FACE」さんでしたが、調べてみるとけっこう印象に残っている本を数多く手がけていますね。