001_システム開発における上流工程
はじめに
システム開発を行う際に
設計をしていくわけですが
システムの設計には
要件定義というものが必須で
ユーザーが最終的に
どんな事を実現したいか
といった項目を言葉化して
その背景、求める効果を推理し
その結果どういった機能に
なるのかを定めたものを
要件定義としています。
システム開発をする上で
要件定義を上流工程と呼んでおり
システム開発はこの上流工程が
正確であることが求められます
設計者の意図をこの工程で
ふんだんに盛り込んでいく
といったことも必要になって
くる工程でもあり、
無視ができません。
上流工程の中には「要件定義」
(先程のパラグラフで説明したもの)
「機能定義」「構成管理」
「行動計画」といった
「何」を作るかの「目的」
目的を達成するために
具体的にどんな機能にするのか
機能を構成する際にどんな
構成にするのか
それらを実現するための
最終期限とコマ割り
という事を定めて
いくことになります。
何故を具体化する
プロジェクトをすすめる中で
やっぱり必要になる
考え方の軸というものが存在します。
この考え方の軸はプロジェクト全体の
大黒柱と言っても過言ではないでしょう。
したがって、大黒柱を立てずに
その上に、作ったものを載せていっても
基礎がしっかりしていなため
積み上げたらどこかでバランスを崩す
という結果になりかねません。
大黒柱になるのは設計思想であったり
なぜその考えに至ったのかという工程に
重きが置かれているものになります。
基礎を積み上げられるかの成否が
上流工程を完遂させる要点になります。
つづく >> 2021年1月26日
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