
大阪プチ旅行
今野富康です。
奈良に続いて、大阪に行ってきました。
大阪。運転が得意ではない私にとっては、なかなかに鬼門な街です💦
以前、大阪に本社がある会社に勤めていた経験があったり、お客様も大阪にいらっしゃったりしたことがあるので、大阪は馴染みのある街です。
しかし、、、車が多いし、道が難しい、、、気がする!笑
家族のリクエストでまずは海遊館に
奈良から大阪に移動して、まず海遊館に。
多分、4、5回は来てます。
それでもいまだに家族からのリクエストがあるのが海遊館です。
基本的な展示はいつも同じ。いる魚も同じ。それにもかかわらず、リピートが発生する。その時点で、コンテンツ力がハンパない!
我が家は私を除けば、全員、ジンベイザメ目当てです。
ジンベイザメは展示している水族館が少ないこともあり、キラーコンテンツになっていますよね。なんというか、ジンベイザメ自体にも愛嬌があって、巨大だけど可愛らしい。

家族がジンベイザメに大喜びしている間に、私だけが瀬戸内海の魚コーナーを凝視してます。このコーナーの魚が一番美味しそうです、笑
仁徳天皇陵空振り
上の子の希望で百舌鳥大仙古墳群の博物館を目指したのですが、月曜日で休館。空振りです。がっくり。
でも、堀付きの古墳を間近で観られること自体貴重だし、素敵なことなのでこれはこれでよしとしよう。博物館はまたの機会に。

大阪、兵庫は古墳が多いので、次に来る時には古墳巡りの旅も楽しいかもしれない。そうか、奈良も古墳だらけだ。実は、私が住んでいる岐阜も古墳の数が全国で10位くらいある。隣の長野県にも古墳がいっぱいあって、なぜか前方後円墳ではないものが多い。これはこれで不思議。
5世紀あたりの日本は、今の私たちがイメージするような社会でもなかったのかもなあと思ったりする。古事記や日本書紀は奈良時代以降に、なんらかの必要性から書かれた書物なので、中身が丸々事実では当然ない。
というか、書物は書き手の都合で事実を捻じ曲げて書かれることが多いので、書物だけを鵜呑みにするのはとても危険なんです。特に歴史の場合は。
そもそも文字を書ける人が少数で、その人たちが時の為政者の要請で書いた文書が多い。つまりは、為政者にとって都合の良いことは書き、悪いことは書かない。なんなら、都合に合わせて事実を捻じ曲げることも厭わない。
なので、古い書物に書かれていることをそのまま信用するのは難しい。少なくとも違う立場の人が書いた文書だったり、利害関係のない人の日記みたいなものと対照して事実のありかを確かめるくらいの慎重さがないと、古い書物から事実を探り当てるのは難しい。
古い書物に書かれていることが事実かどうかを確かめる有効な手段の1つが考古学です。考古学でわかるのは、遺物や遺跡から特定できる「事実」です。こうした事実の方が、文書よりも客観的にその時代の実像を知るヒントになる場合が多々あります。
例えば、仁徳天皇陵も今は大仙古墳と呼ばれています。理由は簡単で仁徳天皇の在位時期と古墳の年代が合わないから。言い伝えよりも、遺物や遺跡が示す確定的な事実の方が真相に近いということです。
大阪最終日!U・S・J!
病み上がりの状態で、よくぞここまで辿り着いた!と、自分を褒めたくなりました。USJ!
だいぶ奮発して子どもたちの分のエキスプレスパスを確保し、乗り込んだのですが、、、
コロナで入園日が変更になっているため、朝一番でサービスカウンターに並びチケットの再発行をしてもらうことに。6時半くらいから並んで、7時くらいからチケットを変えてもらいました。スタッフの皆さんも朝早くから、感じよく対応してくれて頭が下がる思いでした。
7時15分開園!
そこからは小走りで下の子が乗りたがっている『進撃の巨人』XRライドに移動。並ぶ時間とアトラクションを合わせて1時間ほどで乗れました〜。他の時間帯は余裕で180分待ちとかだったので、朝イチでこのアトラクションを目指したのは大正解。

午前中だけで、『進撃の巨人』『ハリーポッター・ホービドゥン・ジャーニー』『ジュラシックパーク・ライド』をクリアして、滑り出しは上々。
午後はエキスプレスパスが効果を発揮
午後からはエキスプレスパスが効果を発揮して、ニンテンドーワールドで『マリオカート』『ヨッシー』をクリア。ハリー・ポッター・ゾーンで『ハリーポッター・ホービドゥン・ジャーニー』『ヒッポグリフ』を制覇。さらに『ジョーズ』に乗り、最後に『進撃の巨人』に再度搭乗してアトラクションは終了!
下の子が一番、色々乗ってアトラクションを9個クリア!
一家で、テーマパークに滞在した時間も約11時間と過去最長を記録しました。

上の子はパーク内のレストランやフード類を梯子しまくって、食べに食べていましたねw USJはフード類が美味しい(高いけどw)。
旅の感想
家族旅行に行くと、奥さんと話す時間がすごく取れます。特に運転中は。
そこで気がついたんですが、過去の旅行について話すとき一番盛り上がるのが「悪路」「道迷い」「トラブル」のことなんですよね。
私は仕事だと「効率厨」なところがあるので、無駄は嫌なんです。
でも、旅だと否応なくいろんなトラブルや無駄に遭遇しますよね。なぜなら、慣れ親しんだ場所ではなく、初めての場所に行くわけだし、旅行という時点で非日常ですから。
どんな旅でも一応の目的地を決めて出かけるわけですが、思い出すのは目的地で見た風景ではなく、そこに辿り着くまでのプロセス。あの道、この道、カーナビに誘導された悪路の数々、トイレもコンビニもないまま何時間も続くバイパスなどなど。
そんなことを思い出しているうちに、人生についても同じなんじゃないか?と考えるようになりました。
まあ、生きていかなければいけないので、そのための算段はします。仕事をするというか、一応、会社をやっている手前、目標も設定する。目標を設定したら、その方向に進ように考えたり、手を動かしたりする。
でも、振り返ってみると、達成できた目標についてはあまり覚えていない。達成しても、ほっとするくらいで大して喜んだ記憶がない。どちらかというと、目標に進んでいくプロセスで経験したあれやこれや、喜怒哀楽、その過程であった人たちとの悲喜交々の方がよほど記憶に残っています。
旅と人生はよく似ている。
どちらも目的地を決めて、ここからあそこに移動しようとする営みです。でも、大切なのは到着することそのものではない。到着を目指して進む中で経験するあれやこれやが旅であり、人生なのかもしれません。
人生の終着点は死です。例外はありません。
しかし、何も早く終着点につけばいいというものではない。いつからか歩み始めた人生のその過程をもっと楽しんでいいのではないか。そんなに急がなくてもいつかは終わりが来るのだから。
そんなことを感じた家族旅行でした。