Episode of コーチング (思い込み編①)
僕のこの30年間の人生を苦しめてきたのはこの「思い込み」である。
思い込みとは恐ろしい。その人の思考や行動を無意識に縛りつけるのである。Mihoko先生とのコーチングセッションを通じて、最終的にここに辿り着く為に1年間取り組んできたのではないかと思ったぐらいだ。
女性からモテない、仕事が出来ない、人から嫌われている、動きが遅い、人をイライラさせる、何をやっても上手くいかないetc… 挙げるとキリがない。
特にこの女性からモテない問題は深刻だった。学生の頃から女性を誘っても断られた経験しかなく、僕は女性とは一生関わることが出来ず、全ての女性から変な目で見られていると思っていた。しかし、30歳になってあることに気づいた。全ての女性から嫌われているのではなく、自分が勝手にそう決めつけているだけで、お互い気が合うか合わないかだけのことである。たったこれだけのことに気づくのに10年以上かかり、自分自身を縛り付けていたのだ。
しかし、これらの「思い込み」は全てを悪い方向に導くのではない。思い込みは使い方次第で、自らを良い方向に導くことも出来、また開放することも出来る。つまり、このことに気づいてどちらに行くのか。選択するのは全て自分である。
Episode②へ続く
Takuya
Mihoko先生に質問です。
Q. 先生は1年かけてコーチングの力でこの僕の悪い思い込みを気づかせてくれました。僕が見るに世の中の多くの人がこの悪い思い込みで自らを苦しめているように見えますが、どうして皆そのようになってしまうのでしょうか?
A. 「どうして皆そのようになってしまうの?」・・・皆かどうかは分かりませんが、私の一存ですが、「思い込み」とは、人が生きるためのエネルギー且つ人に備わっている癖で、良いも悪いも関係ないと思うのです。なっちゃうものは、なっちゃうのだからしょうがないでしょ!ということです。
※因みに数年前に私は自身の悩みを牧師に相談したことがありました。私は牧師の言葉に目が覚めました。牧師は次のことを十二使徒のパウロに準えて言いました。
「思い込みは、自信になり、やがて傲慢になる」と。謙虚であれ、とはまた違うことなのです。
私も焼きが回ったな、行き過ぎた自分にとっての”良い思い込み”は、自信丸出しで、人に不愉快さを与え、自分の勘を鈍らせていると落ち込み、情けなくなりました。
Takuyaさんが言う良い方向に持って行ける“思い込み”とは、小さな成功体験の積み重ねから来る確信が“自信”に変化していくものですね。自己効力感を
高めていきます。
一方、悪い思い込みの中身は、なぜかネガティブなものが並びますね。『女性からモテない、仕事が出来ない、人から嫌われている、動きが遅い、人をイライラさせる、何をやっても上手くいかない・・』など。。。
このエモーショナルな思いは自身を苦しめる負のエネルギーですね。しかし、自身を揺さぶるエネルギーであることには間違いない訳です。
Takuyaさんは既に自ら答えを出していますね。
『このことに気づいてどちらに行くのか。選択するのは全て自分である。』と。
湧き上がる苦悩を敏感に察知し、そのままにせずに、右往左往することが大切なのかもしれませんね。コーチングを受けたことも行動を起こしたことになりますね。加えて言えば、「思い込みも、自信も、傲慢さも」すべて生ものであることを忘れてはならないのかもしれません。
mihoko
Mihoko先生ありがとうございました。素晴らしい答えです。なんか答えが出尽くした感があります笑
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