北海道ツーリングのコツ①半分でガソリンを入れちゃう
北海道は「街→何もない長い道→街」がいくつも連なって構成されている。
ガソリンスタンドは「街」にしかないので「何もない長い道」でガス欠になる可能性がある。
そのためタンクのなかのガソリンが半分になったら「次の街」で給油したほうがよい。
例えば、燃費が20km/リットルで、タンク容量が15リットルのバイクなら満タンで300km走る。
したがって、給油から150km走ったら「次のガソリンスタンドで給油しよう」と思えばよいのである。
ところがこれが、簡単なようで難しい。
なぜなら北海道を走っていると、150kmくらいすぐに到達してしまうからだ。
北海道では150kmぽっち走っただけでは、走った感じが得られない。
そのため、例えば150kmに到達して、「次のガソリンスタンドで給油しよう」と思い、そこから20km走ってガソリンスタンドをみつけても、「まだ大丈夫だな」と思ってしまうのだ。
それでもタンクが半分になったら「次のガソリンスタンド」で給油したほうがよい、とアドバイスするのはなぜか。
それは「やべえ、全然ガソリンスタンドが現れる気配がない」と思いながら走るのがとてもストレスだからだ。
小まめに給油するのもストレスになるが、それでもこちらのほうが、よりましなストレスだろう。