閑話休題~あっという間の1年
行政書士事務所開設のために、会社を辞めて、1年が経ちます。コロナ禍で積極的な営業活動ができなかった割に、まずまずの1年だったような気がします。
まずは顧問先が2社になりました。継続して仕事を頂ける有難みを感じています。1社は認可外保育園で、管理体制全般のお手伝いをしています。最初の仕事は経理回りの精査でしたが、修正が結構いろいろあったので、収束するのに3ヶ月ほど時間が掛かりました。そのあと、臨時理事会の議案資料の手直し、収益事業開始に伴う法人住民税の取扱いについての調査・税務署相談、年末調整の実務的な対応支援、キャリアアップ助成金取得のための就業規則の見直し、保育園のサービス利用契約書の見直し、ホームページの見直しなど結構いろいろ経験することができました。もう一社は営業支援ためのルート開拓の仕事で、過去に在籍した会社で一緒した方々のご協力を頂けることが、なによりも有難いと思っています。
同じ士業の先生との業務補完型の業務提携が1件あります。いろいろな案件でお声をかけていただき、業務の幅を広げるのに有難い経験をさせてもらっています。こちらからの発注がないので、相手の先生には申し訳けないですが、今頂いている受注案件もきっちり仕上げたいなと思っています。
スポットの相続関連受注1件、これは最初の会社の同期からの話で、開業後初めての案件でもあったので、声をかけていただいて、本当に有難いと思いました。遺産分割協議に始まり、相続登記、農地法・山林法関連の報告書等にも展開があったのでいろいろ勉強になりました。
今進行中の案件として医療法人社団の設立申請というのもあります。これもまたいろいろ勉強になる案件です。
他にも、法人設立や建設業認可取得のお話、働き方改革の補助金の受領のための就業規則等などの見直しのお話もありましたが、今認可が本当に必要かどうか、あるいは補助金の対象企業に本当になりうるのかどうかを率直にお話しして、お客様が最終的にあきらめていただいたので、受注には至りませんでした。
いいことばかりとは言えませんでした。ネットでの受注の失敗もありました。受注の直前の面談で、Web会議の接続がうまくいかず、それが元で失注しました。別案件では納品は済んだものの、一本のメールの見落としで、トラブルになり、最終的に代金を頂くことを断念した案件もありました。いずれも多いに反省しました。
新しいことに挑戦した1年は本当にあっという間でした。どうやって受注するかも、コロナの影響で当初のイメージとはだいぶ違った形になりました。今となっては失敗もありましたが、ネットでの対応を主力に考えられたのはよかったかなと思っています。実際にお客様からのオーダーにきっちり仕上げていくことが何より大事で、それがネットワークを広げていくことにもつながると信じて、これからもやっていきたいと思います。
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