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番外編~コロナ発症後のいくつかの出来事

 コロナの自宅療養期間が終わり、外出ができるようになり、5月が終わった。その後のいくつかの出来事を書きたい。

 保健所から「医師の届出に基づく通知書」なるものが、療養期間が終わって一週間ほどしてから送られてきた。PCR検査の陽性反応が出た日の日付だ。受領日の2~3日前に保健所に療養証明書を請求したので、それに代替するものとして送られたのか、そうでないのかが定かではない。添付された案内書には療養上の注意や療養期間、就業制限、罰則の内容、医療費の取り扱い、療養終了後にPCR検査不要である理由、感染対策の継続実施のお願いなどの記載の他、通知書が証明書の代わりにはなると書いてある。通知書本体にも行動制限や就業制限が記載されているので、所謂「行政処分」を通知したものなので、本来のあるべき姿は発症した時点で可及的速やかに送られるべきものだと思う。行政書士の立場で考えると、お役所のお仕事そのものだなと感じてしまう。療養証明書は10日から2週間ほどかかると言われたので、別途来るのかもしれない。保健所の大変さはわかるが、ここまで不効率なのはどうかと思う。

 療養証明書は保険会社に保険金請求するために請求した。前回の「番外編~コロナ発症(2)」で書いたが、療養期間最終日に行ったオンライン飲み会の参加していたもう一人の罹患者から、生命保険等の入院給付金特約が、自宅療養でも受けられる保険会社が多いとの情報をもらったので、加入している保険会社の照会した結果、いくつかの保険では保険金が出ることが確認された。保険金は請求しないと、交付されないので、知らないと請求もしない。たまたま機会があって情報が得られたのは幸運だった。

 5月は誕生月だったので、最終週に人間ドックを予約していたが、迷惑をかけてはいけないので、恐る恐る受診するクリニックに電話をしてみた。やはり、人間ドックに関しては、自宅療養期間だけではだめで、発症日から4週間、空ける必要があるとのこと。それぞれのクリニックの基準なので、尊重せざるを得ない。胃カメラが検査項目にあり、なかなか予約が取れないので、結局1っ月以上空けての再予約になった。

 ワクチン接種でも出来事があった。学生時代の仲間とのグループラインがあるのだが、ワクチン接種の予約を取る話で、すごく盛り上がっていた。もちろん、自分自身の話もあるし、両親の予約の代行の話もある。ネットや電話が繋がらない、掛かっても取れないといった話もある。自分自身は罹患したので実質1回目は済んだからしばらくは様子見と思っていたら、コロナの診断をしてもらったクリニックから電話があって、ワクチン接種が済んでないのであれば、予約できるとの案内が来た。予約を取るのに右往左往された方には悪いなと思いながら、6月5日の予約になった。副作用がどうなるかはわからないが、その時はその時だ。 

 迷惑をかけた家内には、買い物に行く都度、好きなものを買って帰るようにしている。家庭円満が何より。

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