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FIRE 達成した私が考える定義とは?【サラリーマンの支援室#11】

四ノ宮一希 | サラリーマンの支援室です、note投稿#11です。


FIRE 達成した私が考える定義とは?

私は約1年前に40代後半でFIREを達成し、サラリーマンを卒業しています。そんな私が考えるFIREの定義や考え方について紹介したいと思います。

FIREの基礎

FIRE(ファイヤー)は「Financial Independence, Retire Early」の略で、「経済的自立と早期退職」を意味するアメリカ発祥のライフスタイルです。

語源から「労働者が経済的自立を達成し、定年前に早期退職する」ということが分かります。

一般的には貯蓄と資産運用を組み合わせて将来の生活費を確保し、定年を待たずに早期退職するという考え方が主流です。また退職後も資産運用を継続して生活費を捻出していきます。

FIREの種類

FIREの概念は上記の通りですが、少しややこしくしているのが多数あるFIREの種類です。以外に簡単に紹介します。

ファットFIRE
ファットFIREは最低限必要な生活費だけでなく、贅沢した暮らしも可能なほどの資産運用で得られるFIREです。

リーンFIRE
リーンFIREは、ファットFIREと同様に資産運用のみで生活できる状態ですが、贅沢をせずに倹約しながら暮らす点がファットFIREとの違いです。

サイドFIRE
サイドFIREとは、資産収入とそれだけでは足りない分を労働収入で生活する状態です。会社に属さず個人事業主、フリーランスとしてフルタイム労働ではなく収入を得ます。

バリスタFIRE
バリスタFIREもサイドFIREと同様、働きながら不足分を賄うタイプのFIREですが、バイトなど会社に所属しフルタイム労働ではなく収入を得ます。

その他にもコーストFIRE、FIRA60など多数あるようですが、いずれも働きながら資産を確保していく考え方のようです。

特にサイドFIRE、バリスタFIREのあたりから、これはFIREと言えるのか微妙になってきたと思います。

私が考えるFIREの定義は?

経済的自立を中心に

私が考えるFIREは、Financial Independence 経済的自立を重点的に考えます。おそらくRetire Early 早期退職することを中心に据えると、経済的自立がまだできていない資産が足りない分を労働するという派生パターンが多数できているのだと思われます。

経済的自立していない状況でフルタイムの会社を退職するということも一つのライフスタイルであることは確かですが、お金のために労働しなくてはならないのであれば退職でなく「転職や独立」といったほうがしっくりくると思います。

例えば少々意地悪ですが「バリスタFIRE」は、「経済的自立まであと一歩の状況で、勤務を縮小してバイトに転職」というのが正確かもしれません。

お金のために労働しなくてよい状況がFIREの基盤

経済的自立を達成し、「お金のために労働」しなくてよい状況になることがFIREのベースになると私は考えます。

その上でもう労働はしないのか、今の仕事にやりがいを感じてサラリーマンを続けるか、社会的つながりを求め新しいバイトするか、新しいことにチャレンジしたく自営業者になるか、などはまさに当人の希望によって決めれば良いと思います。

個人的な感想ですが経済的自立を達成すると「お金のために労働」しなくてよい状態になり、これからの人生キャリアを一つ制約が外れた自由な感覚で考えることができるというのが良かった点と感じています。

次回、後編へ続きます。

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