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わたしのこと7.本屋さんを歩くとき

時間無制限。プラプラ、きょろきょろ、グルグルして、集中力がフッと途切れたら、おしまい。
大型書店を歩くときのマイルール。心ゆくまでプラプラすると、映画を1本見終わるくらいタイムワープしている。大きな本屋さんは、素敵アミューズメントです。

時間があるときは、先にネットで検索しておいて、本屋さんで実際に手に取って決めるとか、逆に本屋さんでは決めきれなかったけど、やっぱり気になってネットでポチっとするとか、そんなことも出来る便利な世の中。
でも、何の予備知識も入れず、書棚の間を歩きながら目に留まった本を手にする時間は、とても楽しい。

本屋さんに入ると、特等席に並ぶ新刊の顔をさらりと拝見。
ここで長居するのは要注意。特にコミックコーナーはつい、ジャケット買いとかしちゃいがち。危ない、あぶない。本棚に余裕がない我が家では、続き物のマンガの誘惑は、根幹から断たねばならぬのです(と言いながら、負けるときは負ける。マンガ、最高)
あとは、そのときの気分次第。あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。

地域創生系事例集。
教育関係の読み物。
中学参考書。
ザッツ・エンターテイメント。
映画の原作小説。

本屋さんを歩くと、『今、自分が気になってること』がわかる。
ジブリ関連とか話題のマンガに呼ばれるときは、あぁ、なんか疲れてるのかな、って思ったりする。化学・科学系の書棚前で立ち止まったり、長編小説を読みたいと思うときは、少しばかり余裕があるときだったりする。

そして、本屋さんにいると、独り言が増える(声は出てない……はず)
独り言だけど、独り言じゃないような独り言。
「これだったら最後まで読めるかな」
「この文字サイズは絶対途中で挫折するわ」
「この本とこの本を足して2で割った感じのやつが欲しいのに」
「わぁ、この扉絵、可愛い」
と、自分の気持ちと会話しながら歩いている。はたから見ると、ちょっと気持ち悪い人に思えるけど、これが案外、頭の中の整理整頓に役立っていて、なんだか気持ちもサッパリ、スッキリ。

気が済むまで歩いて、レジで会計を終えると、頭と足に疲れがドン。
スポーツのあとのような爽快感こそないけれど、満足度はとても高い。
(そして、ほわっとした気分のまま、次に目指すは甘味処。この組み合わせもまた、満足度に大いに影響を与えていると思う)
良き休日の過ごし方です。おすすめ。

うちの子になった本たちは、"積ん読書"で終わらせず、隙間時間に手に取れるよう、枕元や机の上、テレビの横に置いておく。読書熱が気まぐれに乱高下するし、読むスピードが遅いのでまだまだだけど、本を読むこと自体は苦にならない。コレ、大事。
この連休、だいぶ既読がついた。

《1~4月までの既読》
SDGsと防災教育ー持続可能な社会をつくるための自然理解ー
藤岡達也 著(大修館書店)

ちくまQブックス 未来のきみを変える読書術・なぜ本を読むのか?
苫野一徳 著(筑摩書房) 

ちくまQブックス マイテーマの探し方・探求学習ってどうやるの?
片岡則夫 著(筑摩書房)

対話の技法
納富信留 著(笠間書院)

複雑化の教育論
内田樹 著(東洋菅出版社)

学校の大問題-これからの「教育リスク」を考える-
石川一郎(SB新書)

小学校教師ほたろうの宝物みたいな日々 先生のあのね
ほたろう 著(株式会社ワニブックス)

最近、ネットで見て買った『宇宙人と見つける仕事図鑑』
世の中にあるいろんな職業576種が載っている。おもしろーい。今度、自主学習会のときに中学生と一緒にパラパラとページをめくってみたい1冊。


読み終わった本を整理してたら、中途半端にしてお休みさせてる積ん読書から、冷たい視線を送られている気がする……。この週末、コンプリートになるよう読み進めマス。だから、あんまりこっち見ないで、ね。

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