外付けHDDにQNAPのデータをバックアップする

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2023年9月22日 11:55

QNAPは非常に故障率の低いNASですが、HDDの故障はゼロにすることはできません。万が一を想定してバックアップをすることをオススメします。
今回は、QNAPの共有フォルダを外付けHDDへバックアップを行う手順を紹介します。

事前準備

QNAPの無料バックアップツール「Hybrid Backup Sync3」（以降、HBS3）をインストールします。
AppCenterからバックアップ/同期メニューにあります。

インストールをしたHBS3を起動します。

「バックアップ&復元」を選択します。
「新しいバックアップジョブ」を選択します。

バックアップするフォルダを選択します。
今回はPublicを選択（チェックボックス）して「次へ」をクリックします。
尚、複数の共有フォルダーを選択することも可能です。

外付けUSBにバックアップを行うので、「ローカルNAS」を「選択」して「次へ」をクリックます。
リモートNASは、QNAP同士でのバックアップで利用します。
クラウドへのバックアップも可能です。
QNAP同士やクラウドバックアップは別記事で紹介します。

バックアップ先を選択します。
今回は外付けHDDですので、外部デバイスのUSB HDDを選択します。
バックアップ先フォルダは、画面右下のテキストボックスにフォルダ名を入力して、フォルダアイコンの「＋」をクリックすると作成できます。
「OK」をクリックします。

バックアップ元とバックアップ先が正しいことを確認して「次へ」をクリックします。

バックアップのスケジュールを設定します。
「スケジューラー」のラジオボタンにチェックを入れて「次へ」をクリックします。

いろいろなスケジュール設定ができますが、一般的には、1日1回で問題ないと思いますが、クリティカルなデータを扱っている場合は、定期的にバックアップを行った方が良いと思います。
今回は毎日0:00にバックアップを行う設定をして「OK」をクリックします。

スケジュールが正しいことを確認して「次へ」をクリックします。

ルールの設定をします。
基本的にデフォルトで問題ないと思いますが、「オプション」設定を変更しておきます。

エラー処理ルールの「異常な終了後に再起動」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
HBD3が何らかのエラーなどで正常終了しなかった場合、リトライが行われますので、チェックを入れておくと、バックアップが知らないうちの停止をしていた。という事態を避けることが可能です。
尚、エラーは、QNAPのデスクトップの通知や、QuLogCenterで記録されます。