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『タウシュベツ日誌 第0号』2019年12月 ⑤/7

冒頭『タウシュベツ日誌 第0号』巻頭

前項『タウシュベツ日誌 第0号』2019年11月+Column


2019年12月 P26-P32

2019年12月14日 雪降る糠平湖に沈む橋

〈2019年12月14日〉雪が水面に吸い込まれていく。その下にうっすらと見えるタウシュベツ川橋梁の影。ここ数年間で糠平湖の水位がもっとも高い冬が始まった。P26

けあらしが立ち昇る水面を透かして、水没したタウシュベツ川橋梁がわずかに見えています。

2019年12月7日YouTube『タウシュベツChannel』より

2019年12月19日 薄氷が漂う水面下に

〈2019年12月19日〉12月も半ばを過ぎると、一日の最高気温が0℃未満の真冬日が続く。風が止み、冷え込みが強まったある日、湖面はまたたく間に薄氷に覆われる。P27


2019年12月25日 クリスマスの朝

〈2019年12月25日〉クリスマスギフトのような早朝の光景。左ページ中央あたりに、わずかに氷上に姿を現したタウシュベツ川橋梁が見える。P28-29


2019年12月25日 風と氷による創造

〈2019年12月25日〉例年になく風が強い日が続いた初冬。薄く張った氷が吹き寄せられ、不思議な紋様を造り出していた。P30‐31


2019年12月30日 氷を破り現れるタウシュベツ川橋梁

〈2019年12月30日〉タウシュベツ川橋梁全体が水没した状態で湖が結氷したのは久しぶりのこと。水位の低下とともに壁面は削られ、上部には氷の重さが圧し掛かる。冬の間だけでも、橋は一段と劣化が進む。P32


2019年12月30日 解禁前に連なる足跡

〈2019年12月30日〉この冬の糠平湖立ち入り解禁は2020年1月2日。橋の周囲にはその日を待ち切れない足跡が幾筋もついていた。P33

次項『タウシュベツ日誌 第0号』Column+2020年1月


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岩崎 量示|Ryoji Iwasaki
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