「無料でセミナーに招待するからシェアに協力して」と言われて、その後「成果出せてないからお金払ってね」と言われた話
スマホで始めるYouTube講師
かとうさやかです。
もう10年以上前の似顔絵師駆け出しの頃にあった、「友達という名の舎弟がほしかったマウントおじさん」の話です。
Aさんとは私の友人が主催する勉強会で知り合いました。私より一回り年齢が上の男性で、仕事はコンサルタントと聞きました。
私が「似顔絵の仕事をしている」と言ったら興味を示してくれ「僕はさやかちゃんにたくさん仕事のチャンスを持って来れるから、ぜひ協業しよう!」と声をかけてくれました。
結局仕事については一件もお声がけがなったのですが、まあそれはさておき「打ち合わせ」と称してランチやお茶をご一緒する機会が増えました。
私も様々な業種の方の話を聞きたい時期だったので当時は有り難かったのですが、徐々に「さやかちゃんは僕のことをもっと友達だと思ってよ」と言い出しました。
私は仕事関係の方と距離感が近くなることに慎重なタイプなので、なんとなくやり過ごしながら「仕事関係のちょっと距離の近い人」という立ち位置でいることにしました。
「さやかちゃんの似顔絵は本当にすごいよね。その才能を世の中に役立てることが指名だよ。だから僕の似顔絵をちょっとここに書いてくれないかな(意訳:金は払わないけど似顔絵描いてくれ)」
などという、今の私なら蹴り飛ばしたくなるようなことも言われましたが、当時はまあ私も20代ですし若かったので「友達のよしみで」と要求をのんでいました。
そんなとき、Aさんが大きめのセミナーを主催するということで、集客に協力してほしいとの話に。
「さやかちゃんをセミナー応援隊に任命したい。お礼に無料でセミナーを受講していいよ」
これ、今の私が文字起こしして見ると「何様だよ」って感じすね。こんなのに協力した私も若かったんですねえ(遠い目)
ぶっちゃけ、そんなに興味のあるセミナーではなかったのですが、まあいいかと私のブログなどで何度かセミナーをシェアしました。
ただ私もポリシーがあり、自分が本当に心からお勧めでないものは基本は人に勧めたくありません。なので「私も参加します!一緒にどうですか」のような感じでシェアをしました。
結果として3名ほど「さやかさんの紹介なら」と参加者が増え、まあゼロじゃなくて良かったと思ったりしていました。
問題はそこからです。
セミナー前日に「明日は楽しみにしております」的なDMを送ったとき、Aさんからこんな返事が来ました。
「シェアしてくれてありがとう!ただ、今回さやかちゃんの紹介は3名だけでした。あまり集客に効果があったとはいえないので、さやかちゃんの分の参加費は無料にできません。当日会場で払ってください」
はあああああ???????????????
ですよね。
かなり大きめの
はああああああああああああ????????????????
がでましたよね。
「そうですかそうですか。私もそもそもあなたのセミナー興味ないし時間がもったいないので今回は不参加にします。なんで興味ないセミナーのために半日潰してしかもお金まで払わないといけないんですか。集客に協力してくれって言うから協力しましたけどあ、もしかして私の労力って無制限使いたい放題って思ってました?私はあなたに無料奉仕するのが当たり前って思ってました?2度と誘わないでくださ(この後テキスト化できない罵詈雑言)」
と言いたかったのですが、私の友人が3名参加する手前、私が参加しないわけにはいきません。
「承知いたしました」と返事をして、当日は心の中で中指を立てながら参加しつつ、その後友人とお茶して楽しい気持ちで締めくくりました。
私の紹介だった人は「さやかさんの紹介なら」と参加してくれた人もいるので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
「シェアしてくれ」「紹介してくれ」はいいし、私も友人知人のためならなるべく動きたいし見返りなんて求めたくない。
でも「無償で僕のために動いてね。成果を出せなければ金払え(後出し)」ってねえ。
ねえ?
誰かが私のために動いてくれた時、そこには必ずその人の善意や時間や信頼がセットになっています。そのことを忘れてはいけないと強く自戒する出来事です。
その後も私には理解できない出来事が色々あって、結局縁を切りました。
今思えばですけど、Aさんは自分から「友達と思ってほしい」と言いながら「目上の人に対する接し方」にめちゃくちゃこだわってたんですよね。
「僕の方が目上だから、さやかちゃんはこうするのがマナーだよ」みたいな。
私のこと舎弟かなんかとでも思ってたんですかね。
思い出したら腹が立ってきたのでタイピングの勢いがすごいです。何が「僕の方が目上だから」だよと。友達になりたいのか敬われたいのかはっきりしなさいと。
流石に今はそういう人と出会うことはあまりない・・・というか、今自分の周りにいる先生はこちらが恐縮するほど私を立ててくれるので、「本当に敬われる人と、そうでない人の違い」を身をもって体験したなと思います。
私も仕事をしていると、周囲に協力してもらうこと、助けてもらうことって本当にたくさんあります。
その時に周りからの恩を仇で返さないよう、あらためて義理を大事にしたいなと思った出来事でした。
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