意外に日本人だけ知らない日本史
人々よ。
タイトル程に目新しい情報はないですね。
ただ、しゃちほこ張った内容ではなく、おばちゃんとお茶飲みがてら世間話スタイルで書かれているので読みやすい。
フランス始め、諸外国の税金に触れられていたのは、日本のリアルタイムの増税前で、まあ興味深いというか、そりゃそうだというか。
特に消費税、これに絡むと福祉、医療、教育の話になるね。
日本の消費税はもっとあげるべきただが、その使途を有用に、と。3%の消費税が決定した時、日本は消費税を導入したことで6千兆円の損失が生まれたなんて経済学者がいたっけな。
本書中で、初めて知ったのは1919年パリ講和会議で日本は国連憲章に人種差別撤廃を提案したとのこと。
この事実は日本人として胸を張るべき事実だな。
外国の方々にお国自慢をするなら、こういうことをどうぞ。