思惑が錯綜!殉職と犬死の狭間
人々よ。
日本で言うところのFBIやKGBのような存在であるCIRO内閣情報調査室。
内閣官房報償費に関する極秘任務を受けた主人公香月が、政府、日教連、警察機構を巻き込んだ一年前の事件に辿り着く。
やがて、官邸を揺るがす事実が記されたメモの存在が見つかり...
各人の思いと思惑が錯綜し、矜持と執着が絡み合い、殉職と犬死の狭間に、激しい思いがぶつかり!あったりはせず、随分と淡白で静かな一冊でした。
シリーズを意識し過ぎて、なんだか起伏が乏しい感じてしまいました。
『若頭補佐 白岩光義北へ』は非常に面白かったので、落差が激し過ぎて戸惑うな。