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洋酒が飲みたくなる表現が溢れる一冊

人々よ。

前作『ビールボーイ』に次ぐシリーズ二作目。

前作は、社内政治、営業マンとしての成長が重きを置いていたが、本作は、ウイスキーそのものにフォーカス。

製造過程から、その哲学が非常に巧みに描かれる。

また、宣伝マンとして、企業サラリーマンとしての広告づくり、フリーとしてのまたそれ。

個人的にあまり深く知らない世界を覗くという意味では、中々興味深い内容でした。

時代設定が、昭和から平成にかけてのバブル期に陰りがさした頃だから、今とは違うのだろうが。

しばらく、洋酒からは離れていたが、久々に洋酒を飲みたくさせる表現が溢れていました。

杜氏、ブレンダー。良いキャラ醸し出してました。

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