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良き上司に巡り合えた幸せ


人々よ。

東北は湯長谷藩。

お上より五日以内に江戸へ参勤せよとの命がくだる。叛けばお家取り潰しは必定。

しかしながら、小藩である湯長谷藩には財政難で費用も、大名行列を組む人もいない。

藩主、内藤政醇は知恵物の家老と共にいざ江戸へ。

なんとも胸を空く一冊でした。

人情ものには目頭が熱くなる。

地方と中央という構図も、現在に通づるものがあるか。

こういう藩主に仕えることができた家臣団や民は幸せだな。

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