7年間勤めた会社を寿退社した日に、結婚相手の部屋で他の女のパンツを発見し、婚約破棄される
人々よ。
出版社勤務の女性(29)
7年間勤めた会社を寿退社した日に、結婚相手の部屋で他の女のパンツを発見し、婚約破棄される。
商社で働く二つ上の和也と、30歳の誕生日に結婚するはずだった。
三ヶ月後には永遠の愛を誓うはずだったのに。
現実は彼のベッドの中から、ゴムが緩み、リボンが傾いた、他の女のパンツ。
会社も辞め、式場も予約し、旅行も手配し、エステも、あれもこれも...
『プラダを着た悪魔』のパロディ版とでも言えようか。
大手通信会社の広報、マーケティングを経て作家になった作者だとのこと。
ファッションに興味がない人でも、各ハイブランドの哲学を非常に分かりやすくコミカルに語られているので、中々に面白い。
あっと言う間に読めてしまいました。