会社には、種々様々な人間がいる。器量の大きい者、迎合だらけのイエスマン、小賢しいゴマスリ野郎。
人々よ。
ビール会社のエリート宣伝部から、突如、売上最低の地方支店へ飛ばされる。
それもクリエイティブな宣伝部から畑違いの営業部へ。
広島でのドブ板営業をしながらも、着任早々、酒でやらかしてしまう。
会社には、種々様々な人間がいる。
器量の大きい者、迎合だらけのイエスマン、小賢しいゴマスリ野郎。
下手な営業ハウツー本より、よほど有意義な一冊でした。
瀬戸内海の青い空と海を背景に、爽やかでほろ苦い営業小説。
初めて読む作者だが、気持ち良い読了感でした。