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知識と教養があればより楽しい。それが読書。パート2

今日の午前に前記事を書いたら、ちょうど面白いニュースがあったのでパート2です。

yahooとTwitterで下記の記事が流れてきました。
「将門公の首塚を動かした日に、胴を祀っている茨城県の神社近くを震源地とした地震があった」

将門様と言えば日本三大怨霊のお一人。
(三大怨霊とは菅原道真・崇徳院・平将門のお三方を指します)
昔から首塚を動かそうとすると必ず死人が出るというウワサの主でございます。
なぜ平将門は現代でも「祟る」のか?

実は、将門公の首塚は東京のオフィス街の中にあり、現在改修工事中です。
史蹟将門塚保存会 改修工事のお知らせ

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こちらの保存会様のHPを読むと非常に楽しいのですが、一番有名な小説は、荒俣宏先生の『帝都物語』ではないでしょうか。
映画化もされていますので、観た方もいらっしゃるかしら?

何気なく生活していても【平将門】をキーワードとした知識と教養があれば、地震のニュースにもセンサーが反応するのです。

怨霊を信じるか信じないかは別のお話ですけれど、三大怨霊のお一人、崇徳院は、自分の舌を噛み切り自らの血で、「我、日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」と書き込みました。

その後、日本は主権在民となったのですから、崇徳院の呪いは成就したとも言えますね。

日本は言霊の国であり怨霊信仰の国ということをベースに多くの方が論議を戦わせています。これが正解ということは無いのかもしれませんが、この文化を理解しておくことが楽しいのです。

またこの記事を読んで、平将門に興味を持たれたとしたら、そこから更なる世界が広がることは間違いありません。
もし帝都物語の映画を観たら、豪華な役者さんが出演していますし、2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の主人公、渋沢栄一翁を勝新太郎さんが演じているのも興味を惹かれるでしょう。

もし原作を読んだら、水戸黄門でおなじみの西村晃さんが、実のお父様である西村真琴氏を演じているのも楽しいです。
西村真琴氏は人間型ロボットの開発などに携わった元・北海道帝国大学教授(今の北海道大学)でございます。

また陰陽師も出てきますし、パソコンで炎や水などを書くフラクタルといった方法が出てきたり・・・さすが知の巨人・荒俣宏先生の作品でございます。

いかがでしょうか。
これが読書をする楽しさであり、読書が更なる次の読書に向かわせる原動力なのです。

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認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
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