見出し画像

「何でもいいです」が一番困るのだよ

 
横浜は夜中から冷たい雨が降っています。
予報では雪だったので心配していましたが、降らずに良かった。

南関東の人は雪に弱いからね


 クラブをカスタムする時や製作する際、お客様に「グリップ何にしますか?」とお聞きします。

すると「何でもいいです」とお答えになるお客様がいらっしゃいます。

 少し前の朝ドラではないですが、「はて?」となってしまいます。

画像はイメージです(笑)


「お任せします」とか「何が良いと思いますか?」ならまだ理解できますが、「何でもいい」となると困ってしまいます。

 そういった場合は、意図するスイングバランスになるような重量帯のグリップで、しかも無難な黒いグリップをお勧めはしています。

無難ですが間違い無いグリップ 


でも出来れば、素材(ラバーorエラストマー)、バックライン有or無、コード入or無、裏挿し、お好みの色なんかをご指定頂いた方が助かります。

 グリップの場合、本当は両面テープの巻き方なんかも大事なファクターなんですが、両面テープの巻き数を指定する様なお客様は、グリップにもこだわりがあるので「何でもいい」とは絶対に言いません。

 特に最近は色々なメーカーさんがゴルフグリップに参入していて、選択肢が非常に多いのでユーザーさんも迷ってしまうみたいですね。

これ全部違うメーカーです

重量帯を間違わなければグリップは好みで選べば良いと思いますが、あくまでもグリップは消耗品だという事を認識した上でチョイスした方が良いでしょう。 

余り流通していないメーカーや新興メーカーのグリップを使用したとして、「1年後にも同じグリップが手に入るのか?」という疑念がある訳です。

 もちろん「手に入らなくなった時は、また違うグリップにする!」と思っているなら全く問題はないと思います。

 話は最初に戻りますが、「何でもいい」と言ったお客様(男性・50代)に、例えば最近流行の新興メーカーの赤いグリップを装着して納品したら、どんな反応をするのでしょうか? 

「えっ、赤いグリップにしたの」と不満顔になるのか、もしくは「赤いグリップカッコいいね~」と喜ぶのか?
はたまた「黒いグリップに交換して!」と怒るのか。

 何て妄想しながら、これを書き終えたらご注文のクラブに、無難な黒いグリップを挿す予定です。

  
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!