パターに形無し?
昼間はまだまだ暑いですが、朝晩は随分秋らしくなってきました。
夏の間は、犬の散歩は夜に行くのが我家の定番なのですが、そろそろ朝でも良い季節かもしれません。(愛犬が短足だから余計に気を使います)
昔から「パターに形無し」と言いますが、今回はパターの打ち方について書きたいと思います
皆さんは1mのパットを絶対に外さない打ち方を御存じですか?
実は超簡単です。
ボールからパター離さずにカップに向かって歩きながら、ゴロゴロ押し続ければ良いのです。(秘技ゴロゴロパター!?)
当然ルール違反ですが(笑)、こうすることでボールは順回転で転がり続け、芝目や傾斜にほとんど影響されません。
だったら、パターを打つ時に出来るだけ長い時間「順回転」を掛ける打ち方をすればカップインの確率が高くなると思うのですが、それが難しい訳です。
パターにもロフトがありまして、市販のパターだと3~6°くらいが一般的だと思います。
仮にパタースイングの最下点で地面に対してパターが水平にインパクトをしてもロフトがあるのでボールは一瞬ですがジャンプします。
恐らく空中にいる間ボールは逆回転して、着地後に順回転になると思われます。
つまり「秘技ゴロゴロパター」は出来ない訳です。
それにパタースイングでボールを押せる距離なんて数センチしかないわけで、歩きながら打たない限り、長時間「順回転」を掛けるのはなかなか難しい。
恥ずかしながら昔から色々と「秘技ゴロゴロパター」に近づける方法を考えていたのですが(笑)、パターのロフトを調整したりしてもフィーリング的には余り変化はありません。
それより簡単に試せる方法で、ボール位置では少し変化が感じられます。
スタンスの中心より右寄りにボールを置けば理論的にはダウンブロー、左寄りに置けばアッパーブローに打てるはずです。
ですから真ん中よりも少し左にボールを置いて、アッパーブロー気味にフォローを長く出すイメージで打つと「順回転」が長く掛けられている様に感じます。
ですが私の場合、フォローを長く出すイメージで打つと、インパクト後に左脇が空いていく感じがします。そのせいか右に押し出すパットが多くなり良い回転でも方向性が悪くなります。
なので今のパッティングフォームは、①ボールを左に置き、➁若干オープン気味に構えて、➂フォローを出してパットする、感じで打っています。
あくまでも私の場合です、人それぞれですから。
でも今の時期の遅いグリーンならこれでOKですが、秋以降の超高速グリーンや下りのパットではこの打ち方は怖くてできません。
速い下りのパットではフォローなんか出せないですし、わざと芯を外して打ったりして胡麻化しています。
こうして考えたり悩んだりしているよりも、繰り返しパット練習した方がなんだか良いような気がしてきますね(笑)
でも机上で考えてみても中々上手く行かないのがゴルフですが、出来る範囲で色々と試してみる事で発見できる事も沢山あります。
今はスマホで簡単に自分のパッティングフォームが撮影できますから、皆さんもご自分のパッティングフォームをチェックして、ボール位置やフォローを確認してみてはどうでしょうか?
余談ですが、一般的に初心者の方ほどボールの位置が右すぎてフォローを出せない傾向がある様に思います。
ゴルフ初心者あるある「パターだけダウンブロー」(笑)
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。