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クラブの「遊び」を考える


今年も3月7日(金)~9日(日)の期間、ジャパンゴルフフェア2025がパシフィコ横浜で開催されるようです。

気のせいかもしれませんが、今年は開催のアナウンスが例年より少し遅いような気が.….

おかげで仕事のスケジュールを入れてしまい、7日は行く事がちょっと無理そうです😢
土日に行ったことが無いのですが、混雑していると嫌なんですよね~。

まあ、別に行かなくても毎年特に代わり映えはしないから良いかなとも思っています(笑)

出典:https://www.japangolffair.com/


 
今回の記事はゴルフクラブの「遊び」について書いてみたいと思います。
 
各メーカーから新商品が発売されて、私の周辺でもゲットされている方もチラホラ見かけます。
私も何種類か手に取ってみたりしていますが、見た目はカッコいいですよね。
 
最新モデルだけでなく、ここ数年に発表されたクラブについて思う事なんですが、一言で言うと「非常に敏感なクラブ」だと感じます。
 

複数の素材を組み合わせてヘッドが製作される様になってから数年経過しますが、これはその頃から感じ始めた感覚です。
 
もともと飛距離性能高い寛容性(打点がズレてもある程度飛ぶ)を求めてクラブ開発をしているはずですが、ちょっとしたクラブ調整やパーツの組み合わせで、大きく感覚が変化する事があるのです。
 

私は少し前まで、「ヘッドとシャフトの相性」には否定的な人間でした。

どちらかと言うと、「ヘッドは好みで選択+自分に合ったシャフトを使い+振りやすいバランスで組み立て」すれば良いと思っていました。

自分に合ったシャフトを選択しよう!


ところが最近のクラブは、例えば過去にフィッティングして製作した自分に合ったクラブがあるとして、ヘッドだけを最新モデルに交換しバランス調整しても、結果が伴わない事があります。
 
当然ですが、ヘッドによって重心位置や重心深度が異なるので、微妙な違いが出るのは当然なんですが、最新ヘッドはそういう事以外に何か違うファクターがあるように感じます。

重心距離のイメージ


 最新のテクノロジーを駆使し、設計・製作をしている最近のクラブは、車で例えるなら、「市販車」では無く「チューニングカー」と言えるのではないでしょうか? 

通常クルマのハンドルにはニュートラル付近に「遊び」が有ります。
だから、真っすぐに走れる訳ですね。

ところが「チューニングカー」「レーシングカー」は遊びが少ない(小さい)ので、一般人が運転するのは難しい訳です。

レーシングカー のイメージ


理由は正確には解らないのですが、この「遊び」の少なさが前記の「ヘッドとシャフトの相性」といった事の原因なのかもしれません。

 ですからヘッドに「遊び」が少ないなら、ロフトやフェイスアングルである程度の「遊び」「余裕」を作るとかの工夫が必要かなと思っています。

シャフトの選択も、過去の結果は一旦忘れて、食わず嫌いをせずに色々試した方が良いかもしれません。

 そして一番の問題である、「ゴルファーの技量によるショット毎のスイング差」に対して、最新クラブは寛容なのか、はたまた敏感に反応するのか?と言う問題です。

SNS等で多くのゴルファーが絶賛しているから、恐らくは寛容なのでしょう。

でもこれは正直言って短時間のフィッティングだけでは判断できないかもしれません。

各メーカーのセールスポイントを信じて、各人がコースで使いながら判断するしかないでしょうね。

うたい文句では寛容性は高いはずですが... 


一般的に売れるクラブは「有名プロが使っている」とか「このメーカーが好き」とか理由は様々だと思いますが、「遊び」を考えてクラブを購入する人はいないでしょうね。 

ですから、もし最新のクラブを購入検討されている方は、試打する際に「クラブの遊び」を少し意識して試打する事をオススメします。

 具体的には自分の最大値(マン振り)ではなく平均値で結果の良いクラブを選択し、後々調整する余力を残しておく感じが良いのではないでしょうか。

でもそんな事は何も考えずに新製品を買う人がいっぱいいるので、半年後には中古ショップにいっぱい出回る訳ですよ(笑)


 今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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