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クラブを買う時に注意すべき事#2

 
今年も庭の梅が咲き始めました。
まだ数個の花が咲き始めた段階ですが、早く暖かくなって満開になって欲しいです。

毎年この時期に咲き始めます


さて今回は前回の続き「クラブを買う時に注意すべき事」のパート2になります。

 ⇩よかったら前回の記事もお読みください⇩


今回は実際にクラブを選ぶ方法を書きたいと思います。 

クラブを選ぶ時にいくつかのアプローチ方法があると思うのですが、その代表的な方法を紹介しながら説明します。

1.得意クラブに合わせてクラブを選ぶ

皆さんは自分のクラブの中で「得意クラブ」とか「何故かいつも結果が良いクラブ」があったりしませんか?

そういう方は、そのクラブを基準として全体のクラブを流れの中で選んで行くのも良いと思います。

大雑把に言うと、初級者や100切りを目指す方はこの方法が良いかもしれませんね。

例えば「ユーティリティーは得意だけどドライバーやアイアンは苦手」なんて人がいたとします。

この様な方は大抵、クラブと言うより「技量」に問題がある場合が多いですが(笑)、それでも得意クラブに寄せて行く事でスイングリズムが良くなったり、ミスショットが減る可能性は大いにあります。
 
この場合、まずは得意クラブを基準として長いクラブは少しずつ軽く、短いクラブは少しずつ重たくなるようなクラブをチョイスする様にして下さい。(市販品の場合はシャフト重量に注目する)

その上でシャフトの硬さやバランスで調整をしていくと良いでしょう。
あくまでも優先順位は重さが1番です。
 

2.目指す方向でクラブを選ぶ


子供服を選ぶ時に「すぐに大きくなるから少し大きめを買った方が良い」なんて言いますが、ゴルフクラブにもこれが当てはまる場合があります。

例えば学生時代にゴルフ以外のスポーツをバリバリやっていた若くて体力のある方がゴルフを始めたとします。

練習も沢山してやる気マンマンだとすれば初心者とはいえ、恐らく初心者用クラブではすぐに物足りなくなるというか、上手く打てなくなる可能性が高いです。

こんな場合は初めから近い将来を目指し、現状の実力より少し難しめのクラブ(クラブの重さやシャフトの硬さ)を選ぶのも良いかと思います。

逆に年を取り、年々体力も落ちていく人もいるでしょう(私のこと?)

こういった方々はいつまでも過去の栄光にしがみついていないで、割り切って行く事も大切ですよ。
 

3.自分の欠点を補うクラブを選ぶ


「アプローチが下手なのでチッパーを入れる」とか「ドライバーだけ流れを無視して純粋に飛距離だけを追求した物をチョイスする」なんて事もあるでしょう。

その様な「専用クラブ」ではなくとも、例えば「ボールが上がらない」悩みがあれば、ボールが上がりやすいヘッドを選ぶとか、適性ロフトやシャフト特性でスピンを増やすとか、欠点を補う方法は沢山あります。

そういったアプローチでクラブを選択するのも良いと思います。

この場合、ベストなチョイスは決してニューモデルではない可能性も大いにあります。

旧モデルでも良いクラブは沢山あります


4.自分の感性にあったクラブを選ぶ


上級者になるほど、アドレス時の見た目、クラブの座り、打感、打音等に違和感があると気になる傾向があります。

いくらデータ上の数値が良くても、ネガティブな部分が気になってしまい、そのクラブが信用できない感じになります。

気にしながら使い続けるのは、スイングその他に悪い影響が出る可能性もありますのでやめた方が良いでしょう。

反対に全然上手く打てないけど、「見た目が最高!」とか「とにかくカッコイイ!」から買ってしまう人もいるでしょう。

ツアープロで無ければ、結果よりも自分の感性を大事にする事も時にはアリなのかもしれませんね。
 

5.専門家に相談しながらクラブを選ぶ


ぶっちゃけ、ほとんどの場合ここにつながるのですが(笑)、上記の1~4の方法でクラブを選ぶにしても最終的には専門家のアドバイスを聞いた方が良いでしょう。
クラブフィッティングを受けるのも良いですよね。

その際には是非とも以下の内容をフィッターや店員さんに説明して下さい。

①   上記の1~4のどのアプローチでクラブを選ぶのか
②   現在使用しているクラブを持参して見てもらう
③   新しいクラブを買うのか、場合によっては現在のクラブをカスタマイズするのか
④   予算と優先順位

自分に合ったクラブを探そう!

 ニューモデルが発表されると、従来モデルはマークダウンされて安くなりますし、ニューモデルが発売されると、従来モデルが中古市場にいっぱい出てきますので、それを狙っている人も沢山いるでしょう。 

クラブ買う選択肢としては、大前提として新品or中古があると思いますが、その他に新品を買うにしてもニューモデルor旧モデルといったチョイスもあります。

 ヘッドは使い慣れた旧モデルでシャフトを最新にするとか、その逆もあり得ますよね。 

多くの方は少しでもスコアが良くなるようにとか、理想の球筋に近づけるようにとか、はたまた自分へのご褒美だとか色々な理由を付けてクラブを新調します。

そして比較的新しい中古クラブがこれだけ市場に流通しているのは、かなりの数のゴルファーが間違った買い物をした結果だと思います。
(買ったけど合わなかったから売る感じですかね)

 経済を回すために趣味や楽しみにお金を使う事は、私自身良いことで決して無駄な事だとは思いません。

かくなる私も昔は数多くのクラブを買って、失敗してきた一人かもしれません。 

でもクラブを選ぶ方法を理解したり、クラブを見る目が肥えてきたり、「つるしのクラブ」に少し手を加える事が出来る様になってからは、使えないクラブを買って、それを売却することはなくなりました。

できれば余り回り道をしないで、自分に合ったクラブを見つける事が出来たゴルファーは幸せだと思います。
 

さて貴方は幸せなゴルファーですか?
 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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