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#ゴルフ_餅は餅屋で適材適所!?

ゴルフ工房に必ず必要な道具って何だかわかりますか?
バランス計、シャフト抜き、ヒートガンいろいろありますが、地味ですが大切なモノの一つがスケールです。⚖️
ヘッド重量、シャフト重量、総重量以外にも、接着剤やらグリップやら色々と重さを測る事が多いのよね~。

0.1g単位で測れます

本当は0.1グラム単位で測る必要は無いのですが(笑)、そこは「何となく凄い!」感を出すために0.1グラムまで測ってます。🤯
もちろんバランスもD2よりもD2.2の方が何となく凄い感じがする!?ので、私は0.1単位で測っております。

一応スペックシールも0.1単位で作成します

アマチュアゴルファーが普通に自宅などで計測するなら0.1単位で計測しなくても全く問題はありません。(0.1は誤差の範囲、0.5は考慮したいかな)
 
ゴルフクラブの組立てや調整に使う工具や道具、測定器はショップや工房に行けばあるので、一般的なアマチュアゴルファーには必要は無いのですが、ちょっとだけ注意が必要な事を今回は書きたいと思います。

お馴染み?の大好きなヘッド💖で説明します

カチャカチャの付いたヘッドをご使用の方も沢山いると思いますが、シャフトの根元の部分(画像のの部分)は、クラブに付属しているトルクレンチを必ず使用して下さい。
締め付けに最適なトルクになるとカチャ♪と鳴って、締め込み過ぎを防止してくれます。
 
ですが、バランス管理等をご自分でやる方は画像のの部分を緩めて、重さの違うウエイトに交換したい方もいると思います。
(あんまりいないかな~?)

その際に注意する事は、クラブ付属のトルクレンチは使わないという事です。百歩譲って緩める時は、使ってもいいですが、締める時には絶対に使わないで下さい。
車の整備とかする方は知っていると思いますが、一般的にトルクレンチは締める方向専用で緩める方向には使いません。(規定トルクが変化する)
またウエイトをカチャ♪と鳴るまで締めこむとヘッドやウエイトを破損してしまいます。
カチャカチャ用のトルクレンチは多くのメーカーがトルクスのT25という規格なので、同規格のレンチやドライバーを用意すればOKです。

トルクスのマーク アメリカの会社の商標です

 またウエイトを緩める際にはヒートガンで軽く温めてから外し、取り付ける際にはネジロック剤を塗布してから締込み、普通に止まった所で終了です。
(温めるのはネジロック剤を塗布しているからです)

ネジロック剤を使わないと緩みます!ウエイト失くします!

 ここまで書くと「すげ~面倒じゃん!」と思った、そこのあなた!そうです! だからショップや工房があるのですよ。(笑)
餅は餅屋と言う通りで、ショップや工房にいって「バランスを重くして欲しい」とかオーダーすれば良いのです。

餅屋には(ゴルフ屋だけど)ちゃんと知識と技術持った人がいるので、そこで色々と相談しながら調整をお願いすればOKです。
適材適所でそこに合った工具やケミカルを使い、キッチリと仕上げてくれるはずです。まあ、若干の費用は掛かりますが。

 例えば最適なウエイトが市販されていなくても、純正ウエイトの裏側に鉛を切って貼り、見た目は変わらずにバランスアップするとか、あえて違う場所に鉛を貼って重心位置を変えるとか、色々なやり方があります。

ひと昔前はヘッドの中に直接グルーと呼ばれる熱した樹脂?を流し込んでバランスアップをしていたんですが、最近は余りやりませんね~。
のちのち中古クラブとして売却する事を考慮すると、ノーマルに戻すのが面倒なのと、重心の管理が難しいと思ってしまうので。

餅屋、じゃなくてゴルフ屋の工具達 (トルクス関係)

それと、例えばキャロウェイのクラブにテーラーメイドのトルクレンチを使用しても問題はありません。

純正レンチを紛失した方は、滅多に使わないのであれば仲間内で貸し借りするとか工房で借りるとかでも十分かもしれません。どうしても欲しい方は、中古ショップで500円位で売っていますので、そちらを購入するも良いかもしれません。

面倒な所はショップや工房にお任せするけど、グリップ交換くらいは自分でやりたい!と思う方もいるかと思いますので 、次回はグリップ交換の闇について書きたいと思います。
今回の記事にも大いに関係がある事です(匂わし...)

 最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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